Today I took part in the bicycle event in Queretaro "a San Mmiguel de Allende". That was very fun event. So I had a good time today.
|
|
今日は、QueretaroからSan Miguel de Allendeという街まで自転車で走るというイベントが、ここQueretaroで開催される日。街のあちこちに、このイベントのポスターが張り出されていて。で、Marioさんが「ぜひ一緒に参加しよう」と誘ってくれて、僕も、参加することにしたんです。
朝6:30にMarioさんが迎えに来てくれ、MarioさんのBeatleにBD-1を積んで(夢の組み合わせ!)スタート会場へ。スタート会場に着くと、すでにたくさんの人がスタンバイ。いそいそと参加手続きをすませ、受付で、大会公式シャツと飲み物を受け取る。どうも参加するには300ペソ必要らしいのですが、Marioさんが主催者の人に話をしてくれていて、僕はただでゲスト参加させてもらえることになったらしいのです。主催者の人に感謝の挨拶した後、Marioさんが、自転車友達を紹介してくれ、いろんな人と握手。この時点ですごくたくさんの人たちと出会って・・・すいません、皆さんの名前を聞いたんですが、覚え切れません・・・
そして、朝8:00、スタート。昨日メンテナンスしてもらったBD-1は絶好調。ちなみに、今日のコースは、舗装されていない道が半分くらいあるそうなので、タイヤはオフロード用のタイヤにしてあるんですが、こいつが、大正解。シティーロード用タイヤだったら、とても前に進めない砂道が続いたりするんです。
正確な数字は聞いてないので、分からないのですが、ざっと、200人~300人くらいの人が参加していたんではないでしょうか。赤と白を基調にしたシャツを着た自転車集団が道を走る様子は圧巻。日本では、こういう自転車イベントには参加したことはなく、初めての集団走りだったのですが、なかなかいいものです。みなさんちゃんとした(?)オフロードバイクで走る中、BD-1は目立つもので、これまた、走りながらいろんな人に声をかけられました。「そのタイヤは何インチなんだ?」と何度聞かれたことか・・・
しばらくアスファルトの道を走った後、石畳の道に。こいつが曲者で、こぶし大の丸い石が一面に埋め込んである道なんですが、猛烈なデコボコ道になっていて。BD-1のサスペンションが壊れてしまうのでは?とドキドキしながら、ガクガクと走ってました。さらに、その後は、砂道・・・なかなかタフなコースです。
10kmほど走って休憩地点に。休憩地点にはバナナやらオレンジ、飲み物、スナックが用意されているんです。昨日、Andreiと一緒に行った自転車屋のお兄さんが、大会の係として参加していて、彼からバナナをいただきました。僕のことを覚えていてくれて、その後、走りながら何度も声をかけてもらいました。また、休憩所でいろんな人に話しかけてもらいまして。僕がこのBD-1で世界一周するんだという話をすると、皆さん「You are Crazy!」と驚いた反応を。でも、同じ自転車に乗る同士、僕の旅をすごく興味持ってくれ、温かく接してくれました。
さて、コースがタフなためか、パンクやらチェーントラブルを起こす自転車が結構あって、道のあちこちで、修理している姿が見られました。で、こんな時に、大会の係の人がすぐヘルプしてくれるように、併走してくれているんです。また、集団の後方には、医療用車両やら自転車を運ぶための軽トラックやらがついてくれていて、何かあったらすぐ対応してくれるようになってまして。いやぁ、安心して走れます。
全長50kmほどのコースを、途中3地点くらいの地点で、休憩をとり、14:00頃San Miguelに到着。でっかい教会の前で記念撮影。その後、ちょっと走って、町外れのとある場所に。そこは、食事をしながら労をねぎらう会場でして。500人は収容できる会場になっていて、前方にあるステージでは、スタート地点で挨拶した大会主催者のおじさんがマイクを持って挨拶をしてました。お腹が空いていた僕らは、会場の前後で配られている食事を受け取り、テーブルに。一通り食事を済ませたんですが、まだお腹が空いていた僕は、おかわりをもらうために、もう一度列に並んでいたんです。すると、前でお話をしていた主催者のおじさんが、「皆さんも見かけたと思いますが、今日、日本から来た友人がこの大会に参加していたんです。改めて紹介します、Yoshi、どこだ?」とマイクを通して僕のことを呼ぶではないですか!おお、なんてこった、僕に舞台にあがれというのですか?と戸惑っていると、食事の列に並んでいる僕を見つけたおじさんは「Vamos, Vamos!(レッツカム!)」と・・・引くに引けない状況なので、そのまま僕は舞台に。おじさんが「通訳してあげるから、質問に答えてね」と行って、僕の旅のことについてや、今回の大会に参加することになった経緯などを質問してきまして。あたふたしながら、英語で答える僕の言葉を、おじさんがスペイン語に訳して、会場の皆さんに伝えてくれました。質問もひと段落し、ふぅ、なんとかなったか、と思った瞬間、「じゃぁ、マイクを渡すから自由にしゃべって」とおじさん。えぇぇぇ、なんですかその振りは!と一瞬硬直。300人の観衆が見つめるなか、「Soy Yoshi. Soy de Japan」とスペイン語で自己紹介。その後言葉につまりまして・・・出てきた言葉が「I love Mexico!」。すると、会場がドワッと沸きまして。いやぁ、よかったよかった。おじさんと握手をして無事舞台を降りました。
こういった大会に参加して、素敵な人たちと出会えるというのは、自転車旅行ならでは。今日のようなことがあると、自転車で旅に出てよかったとホント思います。また、タイヤの小さな折り畳み自転車というのも結構ポイント。BD-1で走っているから多くの人たちの目に止まり、声をかけられているというのは事実でして。出発前は目立つと、悪い人に狙われちゃうんじゃないかと心配したりしていたのですが・・・旅にてみて、実際は、目立つことによって素敵な人たちと出会えるいい面ばかり(今のところ)。とてもハッピーな旅を続けられてます。
|
|
|