Compra de tambor
太鼓を買いに・・・海へ?

2010.01.11 / Brasil (Salvador) 本日自転車0km走行 : Total 17028km走行
天気:晴時々雲
朝飯→パン 昼飯→ポルキロ 夕飯→シュラスコ / 宿→ナオ宿 ☆☆

(English)
 We bought a Drums.



(Español)
 Compramos un Tambores.



(Português)
 Nós compramos uns Tambores.
 今日は、朝からチンバウ選考会。二人一組のペアになり、同じサンバヘギのフレーズを1/16拍と1/8拍で同時に叩き分け、途中でお互いの掛け声でリズムチェンジするというちょっぴり高度な技がテスト課題。ナオヤさんが見守る中、緊迫した雰囲気がピーンと張り詰める地下練習場。順番が巡ってきて、オイラとコウくんの番。二人で呼吸を合わせ、たたき始める。練習したとおり、バッチリ叩けた。ふ~。

 で、結果はというと・・・「みんなチンバウ叩きたいんだろ?チンバウ買いに行くか!」とナオヤさん。今回は、演奏後のコメントなどは特になかったんで、よかったのかダメだったのか、イマイチよく分からなかったんだけど、とりあえず、皆合格のようです。最終的にはやりたい楽器をやらせてくれる・・・ナオヤさんの優しさですな。

 ということで、チンバウ隊みんなで楽器を買いに行くことになったのでした。ナオヤさんもついてきてくれて、ナオヤさんお勧めのチンバウを買う運びになったのですが、宿を出て、バス停に着いたところで「海に行きたくないか?」とナオヤさん。外は今日も青空炎天下でして。そりゃ、海で一浴びしたいところ。急遽、海水浴した後に楽器を見に行くという流れになったのでした。再び宿に戻り、水着やらなんやらと、海水浴準備。海水浴ということで、チンバウ隊以外の人たちも合流して、総勢11人でいざ海へ。

 バスを降りると、目の前にあったのはボンフィン教会。お祈りをすると、怪我などを治してくれる教会だそうで。で、この教会の興味深いところは、直して欲しい部分のマネキンを教会にお供えするという風習。お供え部屋には、手とか足とかのマネキンが大量にぶら下げられているらしい。ただ、今日はミサが開催されていて、マネキンの手足がぶら下がっているという部屋は閉じられて見れなかったんです。残念。そうそう、それと、教会入り口では、細長い布が売られていて、手首などに巻いてもらえます。自然に切れたら願いが叶うという。ミサンガみたいなものですな。

 ボンフィン教会を後にして、しばらく市街地を歩いたら・・・見えてきました海水浴場。久々の海だぁ~!海に来た途端、皆テンションあがりぎみ。お飾りとして置いてあった大砲の砲台にしがみついたりなんかして。ビーチに出たら、さっそくビールで乾杯。いやぁ、ビーチで飲むキンキンに冷えたビール、うまいッス。

 そして、久々の海水浴は気持ちよかった!水がきれいだったし、浜辺の雰囲気もよかったし。ここんところずっと太鼓ばかりで、ちょっくら煮詰まっていたところだったんで、いい気晴らしにもなったのでした。

 海を堪能した後は、海岸沿いをブラブラしながら、楽器屋のある場所へ向かう。途中、海から近くの小屋らしき敷地へと続く短いレールの跡を発見。ナオヤさんが「ここは、昔船で運ばれてきた黒人奴隷を陸にあげる時に使われていたんだ」と教えてくれた。それを聞いて改めてこのレール跡を見ると、妙に生々しい感覚に襲われてしまった。なんかその当時の風景が一瞬フラッシュバックされて見えたような・・・

 そんな寄り道をしながら向かった楽器店。はじめに行った店は高いチンバウしか置いてなくて・・・どれも300~400レアルくらいする。ここで買うのは諦め、結局宿近くの旧市街セントロにある楽器店に行くことにしたのでした。そこには、ワリと安いチンバウが置いてありまして。まとめ買いするから安くならないかと、ナオヤさんが交渉してくれて、最終的には一台200レアルに。とうとうMyチンバウをゲットしたんです。さぁこれから、さらに気合入れて太鼓練習がんばるぞっと。