(English)
I work in the farm.
(Español)
Trabajo en la granja.
(Português)
Eu trabalho na fazenda.
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オクラを採った後、昨日に引き続き、再び大豆畑へ。疲れる大豆抜き作業、やっとのことで、畑の大豆をすべて抜き取り、ホッとしたところで聞こえてきたのが「大豆畑はあと2つほどあるよ」という一言。農作業にゴールはない。分かっちゃいるけど・・・あぁ!
とりあえず、お昼近かったので、食堂に戻ったところ、食堂前で、ツネさんたちが、昨日おとついに収穫した米の脱穀作業をしていたので、お手伝い。昼食後は、引き続き米の詰め込み作業などを行ったのでした。詰め終わったお米を袋に入れ、45kgほどになった袋を保存庫へと運び込む。筋トレになります、この作業。
で、このお米、収穫を始めてから今日まで、乾燥させるために、テアトル弓場の舞台上に採れたお米を敷いていたのだが、今日、そのお米の袋詰めが終了し、舞台が舞台として機能するようになった。そうそう、弓場の芸術活動、いろんなところで、垣間見せてもらっていたのですが、弓場アートのシンボルである、ここテアトル弓場が機能しているところは見たことがなかったんですよ。オイラが来てすぐお米の収穫が始まっちゃったんで、いつ行っても、お米置き場としか見えなくて。で、今晩、お米が片付いてきれいになったその舞台で、ソーラン節と、バレエの稽古が始まったのでした。バレエの指導者であるアキコさんが見つめる中、舞台の上で踊る弓場の皆さん。広い舞台で肉体を思う存分使いきり繰り広げられる肉体パフォーマンスの迫力は・・・いやぁ、圧倒されました。ダンス小屋での練習は時々覗かせてもらっていたのですが、舞台上でのパフォーマンスは全然違うものでして。本番、衣装や照明をつくりこんだ舞台は、さらに凄いことになるんだろうなぁ・・・
それにしても、農作業をしながらも、踊り、歌い、ピアノを弾き、バイオリンを弾き、絵を描き、俳句を読み・・・ホントここ弓場の暮らしは豊か。共同農場による自給自足生活ということでも魅力的な生活集団なのですが、ここ、弓場が、弓場として魅力を放っているのは、生活に溶け込んだ、こういった芸術活動があるからなんだと思います。働いた後に、さらっと、芸術活動をはじめてしまうスムーズな切り替えが、素敵。仕事が生活のメインと捉えがちだったオイラとしては、芸術活動も、特別なことではなく、起きて、働いて、食べて、寝るのと同じくらい普通なことなんだと、気付かせてもらったのでした。いつもどこからかピアノの音が聞こえる弓場農場。いやぁ、ホント素敵だな、ここは。
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