(English)
I work in the farm.
(Español)
Trabajo en la granja.
(Português)
Eu trabalho na fazenda.
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今日ついに、午前中の作業で、大豆抜き作業完了。3rdステージ(3つの畑)完全制覇!あぁ、この無間地獄のような作業からようやく開放されたぁ・・・いやぁ、ホント大変だったのよ、この大豆抜き作業。
と、この開放感に浸るのもつかの間。農業に終わりはありませぬ。ステージを一つクリアしたら、次のステージへ。今度の戦いの場は、再びオクラ畑ってってことで、一休みした後、新しいオクラ畑へ行き、雑草取り。ここの畑、ちょうど一週間前に雑草を取ったばかりだというのに、行ってみると、もう雑草が生えていた。抜かれても抜かれてもえてくる雑草は、たくましすぎ。雑草魂という言葉が持つ、折られても折られてもまた立ち上がる、という意味をあらためて実感したのでした。
さて、雑草取りをやっていると、畑の反対方向からユウゾウさんとルイスの呼ぶ声が聞こえてきた。畑の反対へ行ってみて、指示されたのは、水撒き用の水道つくりのお手伝い。4mほどのパイプ管を畑の真ん中に運び、それをつないでいく。畑の端に設置されたパイプ口(モーターのある給水所から引かれているパイプ口)につなげ、水を運ぶ仕組みとなっているんです。なるほど、畑にはこうやって水を運んでいるんだぁ、と重いパイプを肩に担ぎながら感心するオイラ。水を出すと、途中途中に開いている穴から霧吹き水が噴出しはじめた。炎天下、ジリジリ暑さを与える太陽光線の下で作業するオイラ達には、心地よい水のシャワー。ここに植えられているオクラの芽たちも、こんな風に霧吹き水の涼しさを感じているのだろうか?
お昼に、一週間弓場に滞在したサワイさんが出発。オイラもそろそろ出発を考えるかなぁ・・・見送りばかりの弓場生活もそろそろ終盤?そうそう、最近、一箇所での滞在日数が増える傾向にあるオイラの旅。パタゴニアの次の夏を待っている状態なので、比較的時間に余裕があるため、自発的に旅気分になってきたら旅立つようにしていまして。で、ここ弓場での生活。最初の2,3週間、弓場でのあまりの居心地のよい生活に、このまま旅気分にならず超沈没してしまうか?と思いながら過ごしていたのです。まぁ、結局人間、ずっと旅しているワケにもいかないし、いつかは定住の地を見つけなければいけないからな、それがここ弓場的な場所なのかもなぁ、オイラの旅もいろいろ先を考えなきゃいけないタイミングになってきたのかな、なんて思えることもあったりして。が、一ヶ月を過ぎたあたりから、やっぱり旅の虫がウズウズと騒ぎ始めてきた。まだまだ落ち着いちゃう気分ではないようです。そうそう、オイラ、日本にいる時から、一箇所に長く住むのってあんまり好きじゃなかったんです。同じところにずっと居ると、だんだんストレスを感じてくるというか。日本に居た時には、このストレスの正体がなんなのかよく分からなくて、モヤモヤしていたんですが、旅に出て、滞在と出発を繰り返すうちに、自分に内在していた放浪癖に気付かされまして。あぁ、日本に居る時に感じていたモヤモヤの原因の一つはこれだったんだと。かといって、ずっと放浪してばかりの生活もキツイ。定住と放浪、相反するこの二つの要素のバランスをうまくとっていくのが、気持ちよく生きるためには、必要なことなのかも、なんて考えている今日この頃です。
さて、午後のオクラ畑のカルピ(雑草取り)を終え、夕食・・・と、今日は、第一アリアンサで、青年会が主催するうどん会なるパーティが開催されるのです。この地域の若者たちが運営して行われるこのパーティ、オイラ達旅人も連れて行ってもらえることになりまして。会場に着き、テーブルに出されたのは、うどん、寿司、シュラスコ(焼肉)、揚げ餃子、漬物、果物・・・すっかり居酒屋ムード。久々にたっぷりビールもいただき、ほろ酔い気分。
んで、実は今日の夜、弓場で肝試しをやろうという話が出ていたのです。弓場に図書館があるのですが、その図書館の周辺、夜中になると真っ暗で、怪しげな雰囲気になるという話を聞きまして。一眠りした後、夜中の2時に食堂に集合。皆で図書館まで行った後、一人ずつ図書館内に入っていくという肝試し。霊とか全然敏感に感じ取れないオイラ、なにか感じ取れればと思ったのですが、図書館は、昼間訪れる図書館と変わらず、ちょっとガッカリ。そのままコンちゃんと大将とともに、裏手にあるしばらく使われていないという資料館へ行ってドアを開けて中を覗いてみた瞬間・・・一瞬体温が低くなる自分を感じたのですヨ。3人とも同じ感じを受けたようで、こ、これは中に、絶対なにかあるに違いないと、資料館内に足を踏み入れることなく戻ることにしたのでした。いやぁ、初めてかも、あんな感覚を感じたのは・・・
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