(English)
Today I climed up table mountain.
(Español)
Hoy yo el climed a la montaña de la mesa.
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ケープタウンをブラブラ歩いていると、お店がずらりと並ぶ建物の間から、素敵な岩肌が見える。これ、テーブルマウンテンの岩肌。そう、なんと、ここケープタウンには、テーブルマウンテンがあるのですよ。テーブルマウンテンと言えば、ベネズエラのロライマで登った、あの頂上がまっ平らな不思議な山。あの山が、街のすぐ裏にそびえたっているという、大都会のケープタウン・・・周囲を風光明媚な山々に囲まれた、心地よい街なのです。
実は、ケープタウンに到着して早々、目に飛び込んできていたテーブルマウンテン。自力でも日帰りで登れるって聞いていて、登りたい、登ろうと思っていたのですが・・・まぁ、しばらくはビデオ編集に追われ、そんな余裕がなかったのですよ。で、編集がひと段落ついたところで、天気もいいし、ようやく、本日、テーブルマウンテン登山に挑戦することにしたのです。
2Lの水と、アボガド&玉ねぎ&トマト&ソーセージをはさんだサンドイッチをナップザックに詰め、出発。街を抜け、テーブルマウンテンの登山口へ辿り着く。さて、ここから山頂までロープウェイが出てまして。これに乗ると、あっという間に山頂に辿り着けるんですが・・・いや、そこはやはり自力で登山でしょ。歩いて登れるトレッキングコースもあるので、その道を歩いて登ることにした、オイラ。
いやぁ、なかなかハードな道でしたよ、登山道。久々の歩きということもあり、息があがってしょうがない。しかも、超快晴で、太陽がガンガン照りつけるもんだから、体力が奪われて・・・しかも、喉も渇いて、持ってきた2Lの水がどんどんなくなっていく。晴れた日にこのテーブルマウンテンに登ろうと思っている、そこのアナタ、水は3Lくらい持っていくのがベターです。
さて、2時間ほどでなんとか登りきったテーブルマウンテン。まっ平らになっている山の上を歩き始めたのですが・・・なんかねぇ、ちょっとビミョウ。雄大な景色がスッと心に入ってこない。休日で天気がいいということもあり、山頂には人がいっぱいいたからなのか・・・なんか、心を開いてくれない、テーブルマウンテン。大自然ってねぇ、人が一人になった時、初めて語りかけてきてくれるんですよ。人がたくさんいる空間ではなぜか、語りかけてきてくれないんです、大自然。
ということで、なんかシックリこず、ロライマのほうがよかったなぁと思いながら、まっ平らの山頂を歩いているうちに・・・いつの間にか、サイドロードに入っちゃったみたいで、周囲にはまったく人がいなくなっていた。そして、辿り着いたテーブルマウンテンの端。眼下に見えるライオンズヘッドそして、ケープタウンの街。
これは、すばらしい・・・
おもわずため息がでちゃった景色。ここ、超穴場スポットです。ロープウェイ乗り場から<Maclear's Beacon>方面に続く<Recommended route>と書かれたメインロードの途中に、<Alternative Route>という脇道がありまして。この道、基本的に誰も歩いてません。完全に一人になれます。そして、一人になってたたずんでいると、テーブルマウンテンが、語りかけてくれる素敵スポットです。
その後、ケープタウンの街とは反対側となる、半島側の風景にも心奪われちゃったオイラ。オイラ的には、こちら側も景色も相当お気に入り。あまりにも、心地よくなってきちゃって・・・しばらく居ました頂上に。
遥か昔に地面が隆起して山となり、それがものすごい長い間かけて雨風に削られて平らになった山頂。テーブルマウンテンの頂上のまっ平らは、それだけ昔からの時間の経過を示している。太古に下界とは切り離された世界であるため・・・ここにもやはり不思議な植物たちが生息していた。ひとけがなく、天気がコロコロ変わっていた、ロライマの山頂の方が、ロマンチックな雰囲気満点であったのだが、ここ、ケープタウンのテーブルマウンテンも、なかなか雰囲気ある素敵な場所でしたよ、うん、満足満足。
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