Gospel Music
西アフリカは、ゴスペル音楽もなかなか素敵

2013.5.25 / BurkinaFaso(Ouagadougou) 本日 自転車0km走行 : Total 45087km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→オムレツサンド 昼飯→リソース 夕飯→カツサンドみたいなの / 宿→Lauriers(Mission Catholique)(シングル6000CFA)

(English)
 I stayed in Ouagadougou.



 せっかく時間があるのだから、またもや溜まりつつある日記でも書けばいいのだが、暑すぎて、そういう作業をする気にはなれない。昼間はひたすらダラダラ。夕刻ちょっと涼しくなってきてから、バラフォン練習をはじめるというのが、ワガドゥグでの生活パターン。

 さて、今日も暑い昼間、部屋に居た方が暑いので、外をブラブラしていたら、なにやら、美しい歌声が聞こえてきた。その歌声の方に足を向けると、辿り着いたのは、教会横にある、集会所のような建物。いつも、ここでなにかやっているのだが・・・今日は、どうやら、結婚式が行われている様子。

 これまで、西アフリカではイスラム教もしくは、宗教以前の伝統の形式にのっとった結婚式はいくつも見てきた。で、今日目の前で行われているのは、西アフリカでは初めて見る、キリスト教の形式の結婚式。

 ちなみに、ブルキナファソは、イスラム教信者とキリスト教信者の割合は半々くらいとのこと。なので、教会での結婚式も結構頻繁に行われているようでして。そういえば、先週の土曜日も、ここで、ドレス姿のオネエサンたちを見かけたような・・・

 さてさて、そんな式の様子を覗かせてもらったんですが・・・とにかく、合間合間で歌われるゴスペル音楽、賛美歌がめっちゃ素敵だった。日本の結婚式で、チャペル形式の結婚式でも賛美歌は歌われると思うんですが、日本の場合、この賛美歌ってオマケみたいなもんじゃないですか。それに対して・・・ここの賛美歌は、マジもんでした。というか、たぶん、この賛美歌が式のメインなんじゃないかって思えるほど、気合入りまくり。合唱隊と思われる方々が主導して歌を歌ってはいるんだけど、来賓の方々も、それに合わせて大合唱。みなさん、めっちゃ歌が上手くて、そりゃもう、聞き惚れちゃうほどの素敵な歌声。しかも、歌にあわせて、自然と体なんか動かしちゃって、躍動的なのも、アフリカっぽくて、いい。

 「ハレルヤ~」というおなじみの歌詞が耳に届く。同じゴスペル音楽のはずなのに・・・アメリカやヨーロッパの教会で聞くゴスペル音楽とは全然違って聴こえた。アメリカやヨーロッパの教会音楽が厳かで静的なのに対して、ここで聴くゴスペル音楽は、躍動感があって動的なのだ。なんたって、楽器隊にドラムがいてビートが効いちゃっているからね。

 ゴスペル音楽って興味なかったんだけどな・・・なんか魂をくすぐられちゃった。

 そうそう、音楽旅の醍醐味はコレなんですよ。音楽なんて、今や世界中の音源が出回っているんだから、わざわざ旅してまで聞かないで、CD買って聴けばいいじゃん、iTunes Storeでダウンロードして聴けばいいじゃん、って思われる方も多いと思うんですけど・・・やっぱり、音楽は生音で体験してナンボですわ。CDってのは、過去の音体験を思い出すフックにはなりうるけど、震えるような音楽との出会いまではなかなか与えてくれない。

 生活と深く結びついた音楽であればあるほど、その生活の場でその音体験することで、ようやく、その音のもつ意味を捉えることが出来るようになるものなんです、ハイ。

 





















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