Cat and Kafka on the Shore
海辺のカフカと猫

2013.11.1 / Romania(Brasov) 本日 自転車0km走行 : Total 50201km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→瓶詰め煮込み / 宿→Rolling Stone Hostel(ドミ50ルーマニアレイ)

(English)
 I stayed in Brasov.



 さて、本日金曜日。実は、今週末に、今泊まっている宿には、団体予約の客が来るから、ベッドがいっぱいになる、との話を、チェックインする時に聞いてまして。なので、この宿には2日分だけ、お願いしておいたんです。で、今晩から週末明けまでは、別の宿で過ごさねばならなくなりまして・・・ということで、宿移動。

 幸い、ブラショフの町には、安宿がいっぱいあり、ちょっとブラブラしたら、近くに週末の間泊まれる宿がすぐ見つかった。「ウチも週末いっぱいなのよねぇ。あ、でも一つだけ空いてるから特別ね」と、言われ、特別の意味が<混む週末だから特別料金>という意味だということに、お金を払う時に気づいたのだが、まぁ、もう、他を探すのは面倒だから、ということで、ちょっと高めの料金を支払い、チェックイン。

 ひたすらしゃべりまくる、オーナーのおばちゃんと、多分娘さんであるおねえさんの、お二人トーク以外は、物静かな感じのいい宿。さて早速、と、パソコン開いて、日記・・・を書こうとしたのだが、その前に、本棚に、村上春樹の<海辺のカフカ(上)>を発見して、読み始めてしまった。

 読み始めたら止まらなくなるのが、オイラの性分。他の客が全員、町を観光していて、誰も居ないドミ部屋に昼間っから篭り、ベッドの上で、<海辺のカフカ(上)>を読んでいた。と、人恋しいのか、暖かい場所を求めてきたのか、宿の飼い猫が、寝転がって本を読んでいたオイラの脇から入り込んできた。

 そのまま、寝付く猫ちゃん。動物の温かみっていいですな。今日は一日、一人で読書していたのに、なんか、全然孤独な感じがしなかった。

 しかし、この宿にあったのは上巻だけ・・・

 カフカ少年は下巻ではどうなっていくんでしょう?独特の異次元ワールドに入り込んでしまうというのが特徴の村上春樹小説。ま、構造は、<行きて帰りし物語>という定番の成長物語になっている(村上春樹小説は、成長しているのかどうかワカラナイところも、特徴なのだが)ので、今回も、なんとなく終わりがどうなるのかは、想像できるのですが・・・でもやっぱり、続きの展開が気になっちゃうのが、村上春樹作品。ああ、気になる・・・












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