(English)
I stayed in Brasov.
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先日カレーを作った時に買っていた鶏肉が余っていたので、親子丼を作ることにした。ユウコちゃんが、だしの素を持っていて提供してくれたので、ほぼ完璧な味付けの親子丼が出来、皆でシェア飯。
「久しぶりの日本食~」と、皆喜んでくれた。うんうん、よかったよかった。
さてさて、日本人旅人が集まると必ず話題に上るのが「日本食が恋しくなりません?」ということ。あ、いや、これは日本人に限らないか。台湾人のタイさんも「台湾料理が恋しいのよ~」って言ってたし。
実は、オイラは、そんなに日本食が恋しくはならない。ま、醤油、ごま油は常備しているし、ミリンやだしの素、味噌なども、適当に補充していて、適度なタイミングで「日本食らしきもの」を自分で作って食べているからかもしれないが。
旅に出ている間、食をおざなりにする旅人は、意外と多い(チャリダーで食をおざなりにする人は皆無だが)。お金を節約するには、食を削るのが一番手っ取り早いというのがその理由の一つ。<日本食が恋しくなる>のはたぶん、旅中の食をおざなりにしているからなんだと思う。<単なる食に対する欲求>が、脳内で<日本食を食べたい>という意識に変化しているだけなのではないかと。
オイラ自身が、日本食が恋しくならない、本当の理由は、世界各地で<ちゃんと美味しいもの>を食べているからだと、思っている。その土地、その土地で、美味しいものを食べたら、食に対して満足感が得られて、あえて日本食って思わなくなる。それに、各地の美味しいものを味わうことを追い求めていたら、日本の味が恋しいなんて意識は、入る隙間がなくなっちゃうんですよ、ハイ。
とは言っても、旅中に久しぶりに日本食を食べたら、食べたで「やっぱり、日本食はいい。最高!」って思っちゃうんですけれども。
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