餃子とカレーは世界一 を目指して
旨いモノは自分の手で作りたくなる 〜腹ペコチャリダーの頭の中はいつも食べ物のコトでいっぱい〜



[こいつぁ美味い!イタリア料理]

イタリア料理ってピザとパスタくらいの印象しかなかったのに・・・こんなにも種類が豊富とは。そりゃそうか、だってイタリアって日本と同じように南北に長い国。季節や風土が異なるから、当然食べ物も地方によっていろいろ出てくるわけで。

ナポリのピザ(マルガリータ)
ナポリのピザは、ただ、これを食べる目的のために、日本からわざわざ来ても、損ではない。これぞ、ピザ。これをピザというのであれば、ナポリ以外で出されているピザはピザなんかじゃない。ピザに似たものだ。とにかく、ナポリのピザの美味しさは、尋常ではない。

モッツァレラチーズサンド
ピザが美味しいのは、使われている水牛のモッツァレラチーズが新鮮だから。そんなモッツァレラを丸ごと二つ挟んだサンドイッチは、ほっぺたが落ちるくらい美味かった。一緒に挟んであったトマトと生ハムがナイスサポート。抜群のハーモニーの味をかもしだしていたのでした。ナポリに行ったら、ピザと一緒に、これも、ぜひ。

アランチーニ(ライスコロッケ)
イタリア南部は、ホント飯が美味しくて安くて、助かった。シチリア島のパレルモで売っていた大型ライスコロッケがなんと1ユーロ。3ユーロもだせば、お腹一杯。このライスコロッケ、その辺のパン屋で売っているのだが、店によって味が全然違うので、ご注意。地元の人で賑わっている店なら、間違いなく、美味しい。

スパゲティ・アッラ・フルッタ・ディ・マーレ
海で囲まれているイタリアではシーフード料理も美味い。特にシチリア島は、安くて美味しいシーフード料理が食べられる。その中でも、海鮮もりだくさんのこのパスタが絶品だった。さまざまな海鮮から出された出汁は、小宇宙。複雑で濃厚な味がたまりません。

ニョッキ(特にジェノヴァソースあえ)
おそらく、生まれて初めて<ニョッキ>なるものを食べました。そして、「こんなにも美味しいものが世の中にはまだあったのか!」と涙が出るほど、感激しました。モチモチ触感のニョッキは、オイラの味の好みど真ん中だった。これ、パスタと同じように、いろんなソースで味付けして食べるものなんですが、ジェノヴァソースとの相性が抜群。ニョッキのジェノヴァソースあえは、世界食べ物ランキング、相当上位のお味です。

サーモンの薄切り
実はスーパーでよく見かけていたサーモンの薄切りパック。あえて自分ではチョイスして買うなんてことはなかったのですが・・・ドナッテラおばちゃんのところで出されたのを食べてビックリ。こんなにもおいしいものだったとは。バゲットに乗せて食べると、マジ美味い。で、その後、自分でもスーパーで買おうと思ったのですが・・・結構高いんですな、これ・・・

リボリータ(パンと野菜のスープ)
フィレンツェのあるトスカーナ地方の料理。食べ残したパンくずを捨てるのがもったいないからと、スープに混ぜたら意外と美味かったので、それを料理にしてしまったという逸話のある一品。いや、確かに、スープに混ざったパンがいい味だしてまして。美味いです、ハイ。

ビステッカ
これまたトスカーナ地方の名物。骨付き牛ステーキなのですが・・・アルゼンチンの肉に似ているこのお味、もちろん、美味かった。赤味で癖がないので、結構ペロリと食べれてしまいますよ。

サンドイッチ
走っている時よくお世話になっていたのが、道端に数多くあるバーの軽食サンドイッチ。なにげに、美味い。パンを焼いてくれるトーストタイプもあるのだが、オイラは、焼かないソフトタイプのサンドイッチが好きだった。

フレゴロッタ(固焼きビスケット)
絶品。世界スイーツランキングで、トップスリーの一つに躍り出ました。パドヴァ周辺の名物菓子で、トウモロコシと小麦粉、アーモンドの粉にバターや豚の脂を混ぜて平たく焼きあげたものらしい。ドナッテラおばちゃんが、食後のデザートで出してくれたのを食べた時、あまりの美味しさに衝撃を受けた一品。ちなみに、パドヴァでは、いろんなパスティッチェリアで扱っているのですが、店によって味が違う。微妙なお味のフレゴロッタもあるので、ご注意。ドナッテラおばちゃんに、あの時出してくれたのは、どの店のフレゴロッタだったのか、聞いておけばよかったなぁ・・・

ジェラート(特にカッサータ味)
イタリアデザートといえば、ジェラートが有名っしょ。もちろん、食べまくりましたよ、イタリアンジェラート。美味いと評判だったピスタチオ味は、オイラ的にはイマイチだったんですよねぇ・・・美味しい店に出会えなかったのかな?で、オイラ一押しのジェラートは、カッサータ味という、リコッタチーズを使ったジェラート。これ、マジ美味い。

イタリアンコーヒー(エスプレッソ)
イタリアのエスプレッソは他の国のエスプレッソとは濃さが違う。あまりに濃すぎて、砂糖を入れても、まったく砂糖が溶けない。あんまり飲みすぎると眠れなくなるので、ご注意。


季節がちょうど秋だったからなのか、ヨーロッパではどこでも栗が売られてた。で、ドナッテラおばちゃんのところで、大量に茹で栗を食べさせていただきまして。これが、甘くて美味しいのなんの・・・