地球の走り方 〜世界旅行に出て知ったコト
エチオピア 2012年版


  このエチオピア体験は、絶対自転車で!

エチオピア北部道をチャリで: 峠ばかりで大変だけど、景色は雄大で素晴らしい。絶対楽しい…はず。


  コレは逃すな!エチオピア

アボガドジュース: これぞ世界一の味。アボガドは世界中にあるのに、この味はエチオピアにしかない。


コーヒーセレモニー体験: さすがコーヒー発祥の地、と実感できます、このマッタリとしたセレモニー。


エチオピア正教のセレモニー: 宗教の国エチオピア。年に何度か大きな宗教行事があるようです。


アディス-メケレ間の空の旅: こんな地球の割れ目が見れるのなら・・・飛行機代は安い。


ティグライの岩窟教会群のアブナ・イエマタ教会: この教会へはロッククライミングしていかねばならぬ…


エチオピアンダンス: 情熱的でカッコイイ、それでいてキュートでコミカル。好きですこの踊り。




ダナキル・ディプレッション: 燃え滾るエルタアレ火山。地球とは思えないサイケなダロール。ダナキルすげー…


ラリベラの聖ギオルギス教会: ここはきっと宇宙人が作ったんです。


タッジ(ハニーワイン): おいしいか?と言われるとビミョーですが、名物なんで、ぜひ。


シミエンマウンテントレッキング: 自分が好きな風景をこの目で見れるってことが幸せなのだ。


ゴンダールのダブラ・ブラハン・セラシエ教会: 西洋画のリアル天使より、このマンガ天使の方が、天を感じる…


アディスの国立博物館: 人類創生の地で発見された、遥かなるご先祖様に会いにいきましょう。


アディス-アルバミンチ間の空の旅: 続・地球の割れ目を見る遊覧飛行。


南部カイアファールのマーケット: マーケットって<ボーイ・ミーツ・ガール>の場なんだぜ。だから皆オシャレさん。


チャット: 噛み過ぎに注意。夜眠れなくなります、この覚醒効果。


南部ジンカでのムルシ族との対面: この人たちに遭いたかった。人間はここまでなれるんだ・・・


南部ディメカでのハマル族のお宅訪問: ハマル族の人たちはもてなし上手。楽しいひと時が過ごせます。

<エチオピア、こんなのも楽しいらしい>
・コソイエ:ゴンダール付近。ミニ・シミエンと呼ばれている場所。
・エチオピア南部民族訪問:まだまだたくさん魅力的な民族が暮らしている。



  エチオピア:概要情報



<ビザ>
必要。ケニア側の陸路国境では取得が難しいらしい(ただし、取得できたという情報もアリ)。空路でアディスアババへ飛べば、空港でのビザ獲得は容易。シングル3ヶ月ビザ、20USドル。

<お金>
ブル。1ブル=4.4円くらい(2012年1月)。1ブルで5円の感覚で買い物をしていた。エチオピアにはATMがないと聞いていたのだが、アディスには普通にお金を引き出せるATMがあった。

<物価>
安い。非常に安く、旅がしやすい。ただし、只今エチオピアはインフレ中。滞在中にも、どんどん物価が上がってた。

<自転車走り>
めずらしく右側通行。幹線道路は舗装されているが、山国であるため、アップダウンがめちゃめちゃ激しい。結局エチオピアで走ったのは一日だけだった。

<自転車屋>
特に必要に迫られることはなかったので、探していない。情報なし。

<自転車以外の移動手段>
エチオピアではひたすら公共交通機関を利用した。
北部旅は、道は整っているし、バスも普通に走っているため、聞いていたほど大変ではなかった。基本的にバスの出発時間は早朝夜明け前と決まっていて、それに乗るのが大変ではあるのだが、それほど焦る必要はない。なんとか乗れる。それに、不定期ではあるが、早朝以外の時間にもバスが出ていたりする(個人運営?)
南部旅は、大変だった。ディスイズアフリカ。下手したらホントに交通機関に乗れない。オイラはガイドと一緒だったため、本当は禁止のイスズトラックヒッチなどを駆使して、なんとか移動することができたが。
あと、長距離移動する場合は、飛行機を使うのもお勧め。国内線はそんなに高くない。しかも、地球の割れ目があるエチオピア、空からの眺めは最高。この割れ目を見るための遊覧飛行だと思えば、飛行機代はむしろ、安い。

<水>
エチオピアでもミネラルウォーターを飲んでいた。安く買える。

<食事>
エチオピア飯は、めちゃ美味い。食文化的には、アフリカの最高峰と言える。ゲロ不味いと聞いていた噂のインジェラは、むしろオイラ的には好みだった。インジェラを味方にすれば、エチオピア食は、最強。基本的にはアブラをたっぷり使ったコッテリ料理が多いのだが、山盛りの野菜サラダや果物ジュースが町のあちこちで食べれるため、食事のバランスはきちんと取れる。そして・・・エチオピアにきたら、<アボガドジュース>を食べるのをお忘れなく。これは、世界一の味。おそらく、これを越える食べ物は、この世に存在しない。

<宿>
エチオピアも、泊まる場所には困らないのだが・・・南京虫などのベッドバグの宝庫であるエチオピア。対策をしておかないと大変なことになる。まぁ、一番ひどいのはラリベラ。おそらくここが虫の発生源なのだろう。ここで旅人にもらわれた虫が、各地へと拡散していると思われる。ちおうことで、他の場所では、神経質にならなくても、それなりに耐えられたのだが、ラリベラだけは、耐えられなかった・・・この国のベッドバグに刺されると、一ヶ月はかゆみが止まらなくなります。
アディスのバロホテルに日本語の情報ノートあり。

<ネット>
この国ではネットが使えないよ、と聞いていたのだが、普通に使えた。北部はまったく普通。南部はまだまだ文明が入り込んでおらず、そもそもネットが使えるところがあまりない。

<電気&プラグ>
230V。Cタイプコネクタ。

<人々>
肌が黒い人が多いが、他のブラックアフリカの人たちとは雰囲気が違う。アラブ系の血が混じっているのか、ちょっとエキゾチックな顔立ち。さらに、スタイルがいい人が多い。ということで、特に女性は美人ばかり。アフリカでは、セネガルに次ぐ、美人さんの国だ。エチオピア人はウザイと聞いていたが、全然そんなことはない。普通にフレンドリーで親切だ。外人を見ると「ユー、ユー」と言ってくる感じも、まぁ、アフリカではよくあること。

<コミュニケーション>
アムハラ語が公用語。英語をしゃべれる人も結構いるので、英語でなんとかなるが、田舎の食堂などでは、困る場面も。南部は、民族によって言葉が違うので、アムハラ語も通じないことがある。

<治安>
基本的に治安は悪くないと思うのだが、微妙。南部は陸路でビザが取れないくらい混乱地域だし、さらに、オイラたちが北部のダナキルを訪れるちょうど一週間前に、この地で、観光客がゲリラに襲撃され、死亡者がでるという事件が発生していた。事件直後だったため、警備が強化され、いつもより安全な状況でダナキルを訪れることができたのだが・・・北部の他国との国境付近は、紛争の火種を抱えているきな臭い地域。何が起こってもおかしくない地域なので、訪れる場合は、最新の情報を仕入れ、細心の注意を。