新創刊!詳細版:国別地球の走り方
項目別で分けるより、国ごとに情報をまとめたほうが有益かなと思いまして。
アフリカの途中から、国別で<地球の走り方>を発刊(?)することにしました。
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空も飛ばなきゃならんのです(自転車の空輸について)
海外で自分の自転車に乗ろうと思ったら、まず、自転車を運輸しなければなりません。飛行機で飛ぶのであれば、空輸。アディショナル料金を支払えば、運んでくれます。
今回折りたたみ自転車ということもあり、ポタリング用キャリングケースに入れて成田空港に行ったのですが、「ソフトパッケージでは壊れることも考えられるので、ダンボールに入れることをお勧めします」と言われ、30ドル支払い、自転車用ダンボールを購入(26インチタイヤの自転車をそのまま詰めるようなダンボールなので、でかい!)。その場でダンボールに詰め運んでもらいました。ノースウェスト航空だったんですが、自転車用のダンボールは空港に用意されてました。
アラスカからデンバーに飛んだ時には、ポタリング用キャリングケースのままFragile扱いの荷物として、運んでもらいました。自転車は無事手元に。
メキシコ〜キューバ間はクバーノ航空で運んでもらいました。この時もポタリング用キャリングケースのまま。一応縁になる部分はタオルなどで包み、接触によるトラブルがなるべく起こらないようにする工夫はしました。前輪のブレーキワイヤーが擦れてしまっていたことと、バックの非常灯の取り付け部分が破損していたこと以外は問題なし。
ガラパゴスへ飛行機で飛んだ時、自転車はキトの宿で預かってもらいました。ガラパゴスの島でレンタルサイクルを借りて走ったりしたので、持ち込んでもよかったかなと思ったのですが、ガラパゴスでは島間移動の毎日となるので、まぁ、持ち込んでも大変になるだけだと思います。
イースター島へ飛行機で飛んだ時、自転車は連れて行きました。イースター島をファニーバニーで走り回りたかったもんで。いつもどおり輪行袋に入れて預け荷物として運んでもらいました。特にトラブルなし。
ウシュアイアからブエノスに戻るのに飛行機で飛んだ時、もちろん自転車も一緒。いつもどおり輪行袋に入れて預け荷物として運んでもらいました。これまた特にトラブルなし。
ブエノスから南アフリカのケープタウンへ行くのに飛行機で飛んだ時、自転車も一緒。いつもどおり輪行袋に入れて預け荷物として運んでもらいました。自転車関連では特にトラブルはなかったのだが、アフリカ大陸に飛行機で入る際、第三国への出国チケットを持っていないと、入国させてくれないケースがあり、オイラの場合、みごとにそれに引っかかって、搭乗時に問題になりました。結局その場でケープタウン→ブエノス間のチケットを予約(あとでキャンセル)して事なきを得たのですが、アフリカ大陸上陸、ちょっと大変です。
折りたたみ自転車の場合、キャリングケースにきっちり入れておけば、ダンボール詰めする必要はないな、と個人的には思います。が、多少傷つく可能性もあるので、キャリングケースでは不安という方は、きっちりダンボール詰めをしましょう。ただ、空港でお願いすると高いので、出発前に自分でやっておくことをお勧めします。
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自転車走行について
[USA編]
北米ではフリーウェイを自転車で走れます。ただし、路肩を走行することになります。
しかし、都会に近づき、交通量が増える地帯になると、自転車禁止の標識が出ていることが多いです。この場合、速やかにフリーウェイをEXITして、下の道を走ることにしましょう。無茶して走っているとハイウェイパトロールに呼び止められ、注意をくらうことになります。
それから、道路工事も曲者です。結構あちらこちらで道路工事は行われています。この場合、路肩に道路を広げて車を通行させている場合も多く、自転車が安全に走れるスペースがほとんど無くなります。近くにEXITが無い場合、無茶して通るしかないのですが、危険ですのでなるべくEXITして下の道を通ることにしましょう。無茶して通っていると、工事のおじさんに注意されることもあります。
[メキシコ編]
思っていた以上に道路はちゃんと舗装されていました。走りやすいです。アバウトなお国柄からか、高速を自転車で走っていても、あまりパトロールに注意されるようなことはありません。有料高速も、自転車だとフリーで通してくれたりします。
また、自転車で旅する人に対して、下心なく接してくれるこの国の人達とのふれあいが非常に楽しい。この国での人との接し方に慣れちゃうと、警戒心がユルユルになるので、ご注意を(笑)
[キューバ編]
キューバ(ハバナ)は自転車でフラフラすると、とても楽しいです、海岸線など特に。道も舗装されていて、問題なし。裏路地に入るとデコボコ道もありますが・・・
クバーノが乗っている自転車は古い自転車が多いので、新品の自転車は目立ち、ジロジロ見られます。キューバでは外国人のモノを盗ると罪が重いらしいので、乗っていて襲われるようなことはないのですが、置いていて持っていかれる可能性はあるので、注意が必要です(宿のおばちゃんに何度も忠告されました)。
また、道路を走る車は、スピードの出ない古いアメ車と、スピードが出る最新の日本車/ドイツ車などが入り乱れているので、ちょっと注意が必要です。アメ車が来る感覚で道を横断しようとすると、ドイツ車で意外に速く迫ってきて驚くなんてこともありますので。また、中国製の音のでない電気スクーターが曲者。気づかないで近寄ってきて追い抜いていくので要注意です。
[グアテマラ編]
山が多い(というか山ばかり)のグアテマラは自転車旅にはなかなかキツイ国です。地図を見て<近道>と思って行ってみると、未舗装の岩場道が延々と続いたりするので、ご注意を。
また、舗装された道路では、チキンバスやピックアップトラックが猛スピードで走っているので、なるべく路肩寄りを走りましょう。それでもガンガン幅寄せしてきます。運転が荒いです。ちなみに、免許無しで運転しているバスの運ちゃんもいるらしいですよ。
それから、がけ崩れにはご用心。「自転車なら行けるよ」という交通整理のお兄さん、おじさんの言葉にうっかり乗ると、大変な目に会ったりしますので。
[ホンジュラス編]
海岸部は走りやすいが、とにかく暑い(4月)。山間部は比較的涼しいが、道がクネクネしていて、なかなか前に進めない、と、ここ、ホンジュラスも自転車で走るには、ちょっくら覚悟がいる国です。
ただ、道はきちっと舗装されているので、その辺はご安心ください。
[ニカラグア編]
道は舗装されていて、走りやすい。ホンジュラスで山を上り、ニカラグアはニカラグア湖に向けて基本的に下り道を走ったため、そんなに苦労もしませんでした。
[コスタリカ編]
自然を大切にするお国柄のためか、側道はほぼ未舗装です。メイン道路は一応舗装されていますが、基本片道一車線で路肩も広くありません。国立公園への道は側道を通るルートが多く、自転車で国立公園周りをやるのは、なかなか大変です。
[パナマ編]
道はきっちり舗装されてます。ただ、ところどころ穴ぼこがあるのでご注意を。一度この穴にひっかかって荷物が吹っ飛びました。そして・・・パナマは暑い、そして意外と坂があるので自転車移動は結構しんどい。あまりのしんどさに、途中トラックに乗っけてもらいワープしてしまいました。
[コロンビア編]
コロンビアの自転車旅は正直シンドイです。平地はメッチャ暑いし、涼みを求めて山に向かえば、アップダウンが激しく、疲れる道だし。特に、エクアドルに入る直前の山道は、泣きたくなるほど上り下りを繰り返させられます。あぁ、なぜ山なんてものがあるのだろう・・・ちなみに、道はちゃんと舗装されています。あ、それから、コロンビアの道を走っている車は、比較的マナーがいいです。
[エクアドル編]
エクアドルはキトまで行った後、アマゾン側へ抜けたので、南の方の道路事情はわからんのですが・・・北の方は、コロンビアに引き続き、シンドイ山道が続きます。コロンビアに比べて、若干勾配が緩くなったような気がしますが、辛いのは辛い。ただ、道はちゃんと舗装されてますので、ご安心を。アマゾン側、テナまでの道も、未舗装と言われていたのに、アスファルト道路になっていましたし。着々と道路整備は進んでいる感じでした。
[ペルー編]
北部の道はヒドイです。未舗装、砂利道・・・しかも山道でホント大変でした。パンアメリカンに出てからは、道はまともになりましたが、トラックやバスの運転の荒さにビックリです。まぁ路肩を走っていれば轢かれることはないと思いますが、対向車がいない時など、平気で反対車線を爆走してきますから、気をつけて。
[ボリビア編]
いやぁ、シンドかったボリビアの道は。ペルーの国境からコパカバーナそしてラパスへと向かう道はちゃんとしていたんですが、オルーロからウユニに向かう道が砂道続きであまりにも大変で。その後ウユニからチリに抜ける道は、自転車で行くのを諦めて、ツアーで行ってしまったのでした。
[チリ編]
ボリビアからチリに抜けた時、国境を跨いだ瞬間に道がよくなったんで、ある種の感動を覚えたのでした。一回目の入国では北部のサンペドロ・デ・アタカマ周辺しか走っていないので、チリ全体の道がどうかは分からないですが・・・サンペドロ・デ・アタカマ周辺の道路は非常に走りやすかったですヨ。
二度目の入国ではサンチアゴ周辺に突入しました。道は走りやすかったのですが、高速道路を走っていると、料金所で必ず止められ、下道で走れ、とハイウェイを下ろされます。こんなことは北米以来・・・ビーニャの汐見荘のオーナー、山岸さんが「昔はおおらかに許してくれてたんだけど、最近厳しくなってきたみたいだよ」と言っていました。交通量が多いこのあたりのチリ道は、高速道路ではなく、下道走りとなります。
ビーニャからビクトリアまでバスでワープ。それ以南のチリは、非常に走りやすい。風光明媚だし、走っていて気持ちがよい。特に、カレテラ・アウストラルは超お勧め。ベストルートです。
[アルゼンチン編]
道は舗装されてていいんですが・・・舗装面の路肩が狭い。その狭い路肩の横に、未舗装の砂利道路肩は用意されているのですが、ここをずっと走るのは、正直シンドイ。一回目の入国時に走ったプルママルカ〜サルタ間の道は、交通量も少なかったんで、車道を走らせていただいたのでした。
三度目の入国はブエノスアイレスへ。ブエノスから、チリのサンチアゴへ向かう横断ルートは、まぁ、走りやすかったです。ただ、ここも、路肩が狭い。なぜ、アルゼンチンの道はこんなにも路肩が狭いのだろう?
四度目の入国で走ったシエテ・ラゴスルートは、メッチャよかった。走っていて気持ちいい道が続く。
五度目の入国となるエル・チャルテンへの道は、はっきり言ってひどすぎる。ただのトレッキングルートです。多くのチャリダーは、ここをフル装備で突入するといいますが、ホントですか?オイラが、もしフル装備で突入してたら泣いてました。荷物だけ馬に運んでもらって大正解。
[パラグアイ編]
道は一応舗装されているのですが・・・周囲にある赤土がクセモノ。晴れている時はいいんですけど、雨が降ると大変なことになります。赤土混じりの水が跳ね、靴やズボンやシャツにつくと、洗濯してもなかなか落ちないのです。僕が走ったのは、雨季のパラグアイだったんで・・・大変でした。
[ブラジル編]
道はちゃんと舗装されてます。とにかく広いブラジル、自転車で走破するのは大変です。ブラジルは完全に車社会なので、優先的に走ろうとする車に若干遠慮しながら走らなきゃならない。そして、地図を見ると、一見、平地が広がっているかと思いきや、実際には、結構アップダウンが激しく、辛い。極めつけは、なんといっても、景色が延々と変わらないブラジル道は、走っているとだんだん飽きてきちゃうんですよ。
[ウルグアイ編]
町を抜けるとひたすら牧場が広がっているのですが、道はしっかり舗装されてます。しかも牧場はしっかり芝刈りされていて、こざっぱりした印象を受けます。ブラジル道が大変だった反動からか、ウルグアイは気分よく走ることができました。ただ、モンテビデオ〜コロニアの1号線はアップダウンが激しくて、ちょいと辛いかも。
[ナミビア編]
自転車では走らず、レンタカーで周っちゃったので、チャリ視点では語れないのですが・・・ひたすらまっすぐ風景の変わらない道が続いたり、車でもドリフトしちゃうほどの未舗装の砂道道があったり、でっかい水溜りで道路が水没していたりと、なかなかハードな道路状況でした。この国の自転車旅は、大変だと思います。
北部を少しだけ走りました。このあたりは、道路もしっかりしていて走りやすかった。ただ、風景が淡々としていて、あまり面白くなかった印象です。
[南ア編]
道はしっかり舗装されていて、走りやすい。北中南米と違って、左側通行なので、ちょいと戸惑うケド、すぐ慣れます。ケープタウン周辺は、幹線道路より、脇道を走ったほうが面白いかも。幹線道路は、走りやすいけど、周囲の風景があまり変わらず、だんだん飽きてきます。
[レソト編]
西側および首都マセル付近は、しっかり舗装されてます。一方、サニパスに続くドラケンスバーグ沿いの道は、未舗装が多い。しかも、高度差が激しいアップダウンが続くので、チャリには厳しい道となります。オイラは、たまらず、トラックに乗せてもらいました。ただ、大変だけど、サニパス付近の風景は、絶景なので、自転車で突入することを激しくお勧めしますよ。
[スワジランド編]
南アと同じく、道はしっかり舗装されていて、走りやすい。町も100kmも走れば辿り着けるし。自転車旅しやすい国です。
[モザンビーク編]
幹線道路は舗装されているのですが、路肩が狭く、ガタガタな道が多いので、走りやすくはないです。で、幹線道路以外の脇道は、基本、砂道になっているので、脇にあるビーチなどに寄る場合など、自転車で突入すると若干シンドイ目に遭ったりします。ちょっと大変だけど、道端で声をかけてくれるモザンビーク人の応援が、心を暖かくしてくれるんで、チャリ旅を猛烈にお勧めしたい国です、モザンビーク。
[ジンバブエ編]
基本的には、道路はしっかりしており、走りやすい。が、車の通りが結構あるので、ご注意を。特に、首都ハラレ−マシンゴ間の幹線道路の交通量がハンパなく、非常に危険。路肩も狭いので、下手すると、猛スピードで走ってくる車に巻き込まれて事故に遭う可能性があります。
[ボツワナ編]
この国も幹線道路はほぼ舗装されている。そうそう、ボツワナでは普通の道路をゾウが横切ったりするので、テンションがあがります。ただ、近づくと危険なようなので、ほどほどに。それと、ソルト・パンという塩湖に向かう道は、完全に砂地で、自転車では大変です。
[ザンビア編]
幹線道路は舗装されていて走りやすい。割と代わり映えのしない景色が延々と続くので、走っていてあまり面白くない。バスワープを多用してしまった。
[マラウイ編]
幹線道路は舗装されていて走りやすい。マラウイ湖周辺も、もっとアップダウンが激しいのかと思っていたのだが、意外と大したことはなかった。人もいいし、走っていて楽しい。
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パンクについて
自転車での長期旅行の場合、重い荷物を積んでの走行となるためか、信じられないくらいパンクします。
北米でフリーウェイを走る場合、路肩を走行することになりますが、普段あまり使われていない路肩なため、様々なモノが落ちています。割れたガラスや針金に要注意・・・といっても知らないうちにタイヤに食い込んでいて、チューブにちっちゃな穴を空けてしまいます。「蚊刺し」パンク、これは起きるもんだと思ってあきらめて対処しましょう。
一方、道具や走行中の注意によって回避できるパンクがあります。一つは、「蛇噛み」と呼ばれるタイヤとリムの間にチューブが挟まって生じるパンクです。これは、チューブを適正な空気圧にしていなかった際に起こることで、空気圧計もなく、適当な空気の入れ方をしていた旅の最初によく起こってました。重い荷物を積んでいる場合は、適正空気圧よりちょっと高く入れておくのがコツです。空気圧計付ポンプに換え、空気圧を計測している今、6.5barくらいで走行してます。
それから、バルブの根元に亀裂が入るタイプのパンク。これも旅の当初よく起こしていたのですが、これは、空気の入れ方が原因。携帯用のミニポンプタイプの場合、固定するためバルブの根元を持って入れていたのですが、これがイケナイ。バルブを持ってしまうと、どうしてもバルブ部をグリグリと動かしてしまうことになり、その衝撃で根元に亀裂が入ってしまうんです。ポンプを換えてから起こらなくなりました。
また、チューブの一部が裂けるタイプのパンクが一時頻繁に起こって途方にくれてました。このタイプのパンクは修理も大変。原因はどうやら、くだり坂道の際のブレーキのかけ方にあるようです。長い下り坂でブレーキをかけっぱなしにすると、摩擦でリムが高温になり、その熱でタイヤが緩み、ズレる。そのズレに高圧のチューブが耐えられず破裂するようです。これはブレーキのかけ方を工夫すると起こらなくなりました。
※ペルーのリマで、新品のシュバルベタイヤMalathon Plusと、リムテープ(シュバルベのリムテープ)を日本から送ってもらったので、それを装着して、適正空気圧にして走ったところ、全然パンクしなくなりました。下り坂でブレーキングをしても全然問題なし。素材によってこんなにも違うものなのか、はじめからこの組み合わせにしておけばよかったと勉強になりやした。
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自転車屋事情について
トラブルが発生すると頼りにするのが街の自転車屋です。
[USA編]
北米ではどこへ行っても大抵<自転車屋>はあります。が、BD-1のような特殊な自転車の場合、パーツが手に入る自転車屋を探すのは結構大変です。特に、18インチのPrestaバルブのチューブ。アメリカではSchraderバルブが一般的なため、Schraderバルブのチューブはどこの店でも扱っているのですが、Prestaバルブがあるのはかなりマニアな自転車屋となります。このマニアな自転車屋を探すコツなんですが・・・ダウンタウンにはマニアな自転車屋はなく、ちょっと郊外に出て、大学の学生街にある自転車屋にマニアな品揃えのお店がある、というのがこれまで自転車屋を巡ってつかんだ北米での傾向です。
Albuquerqueでは、ダウンタウンには自転車屋はなく、大学近くの「Two wheel drive」という自転車屋で18インチPrestaバルブチューブを4つ発見し、購入しました。一方、Phoenixでは、ダウンタウンで4つの自転車屋を回ったものの、どこにもPrestaバルブチューブは無し。また、Dallasでは郊外の大学近くに「Rechardson Bike Mart」というでっかい自転車屋で18インチPrestaバルブチューブを8つ発見し、購入しました。
著名な大学がある街は結構自転車で有名だったりしますし、こだわった自転車の乗り方をするのは学生がメインということでしょうか。
[メキシコ編]
メキシコは、自転車乗りが多い。したがって、自転車屋もたくさんあります。ただ、欧州系のパーツの入手は難しい。Prestaバルブのチューブはほとんど見ません。また、なぜか、リムテープが無い。こちらの自転車はどうやってリムとチューブの間を保護しているのだろう?
パーツ以外は、問題なく自転車に関する相談が出来ます。僕は、Queretaroの街の自転車屋でメンテナンスをお願いしました。チェーンの洗浄だけのつもりだったのですが、ブレーキの調整やら、ボトルホルダーの無くしたネジの補充など、細かいところまできちんとメンテしてもらいました。
[キューバ編]
キューバでも自転車は一般的な乗り物。ただ、古い自転車が多く、修理に修理を重ね乗っている感じ。したがって、自転車屋も、修理が主な仕事。基本的にモノが無いキューバで自転車パーツを手に入れるのは難しいと考えたほうがいいです。ちなみに、僕はキューバでは自転車トラブルは発生しなかったため、特に自転車屋にお世話になることはありませんでした。
[グアテマラ編]
自転車が国技だというグアテマラ、あちらこちらで自転車屋は見かけます。グアテマラではブレーキパーツを購入。150ケツアールする高級品から10ケツアールの廉価品までありました。それ以外ではお世話になることがなかったので、詳しい情報は未入手。
[パナマ編]
さすが港町、パナマシティまで来るといろんなものがそろってます。自転車パーツもきっちりそろえたお店がいくつもあります(ショッピングモールの中にもある)。ただ、やはり18インチタイヤは無かったです。南米に入る前に予備に購入しておきたかったのだが。
[コロンビア編]
コロンビアでは、道を走っていると、スポーツサイクリングを楽しんでいるサイクリストの人たちとすれ違うことが、とにかく多い。これだけ自転車が盛んな国、もちろん自転車屋もあちこちにあります。チェーンリングを無くすというトラブルに見舞われたのですが、次の町の自転車屋ですぐに解決してもらえました。
[エクアドル編]
エクアドルでもコロンビア同様、スポーツサイクリングを楽しんでいるサイクリストに数多く出会いました。ここでは自転車屋にお世話にならなかったので、詳しい事情は分からないのですが、結構自転車屋はあります。キトのショッピングモールで見かけた自転車ショップでは、おしゃれな自転車&パーツも売ってました。
[ペルー編]
ペルーではトルヒーヨに<カサ・デ・シクリスタ>があります。ご主人のルーチョさんは、今、自転車修理工を営んでいます。1年走り続けてきたBD-1を、大幅メンテナンスしてもらいました。チャリダーの皆さん、ペルー近くで自転車になにかあったら、ぜひトルヒーヨのルーチョさん宅へ!それから、ペルーにも自転車屋さんはほとんどどこの町にもあります。落としたネジなどは、すぐに入手することができました。また、自転車パーツが折れちゃったりした場合、町の板金加工場に行くと、直してくれます。板金加工場、大抵、町外れにあり、一日中、金属音をさせています。ちなみに・・・リマに行けばなんでもそろう、と聞いて、期待していましたが、やっぱりリマにも18インチタイヤはありませんでした。
[ボリビア編]
ボリビアではラパスでパーツを買った程度。あまり自転車屋にはお世話になりませんでした。割と短期間で抜けてしまったので、そんなに町には寄らなかったのですが、自転車屋はあまり見なかった気がします。
[チリ編]
サンペドロ・デ・アタカマ周辺はレンタルサイクルが盛んで、自転車で走っている人たちにはたくさん出会いました。が、自転車屋はあまり見かけなかったです。壊れたらどこで修理しているんだろ?
カレテラ・アウストラルでは、コイアイケに素敵な自転車屋があります。それ以降もちょくちょく自転車屋にはお世話になりましたが、サービスよし。チリでは特に自転車屋で困ったことはありませんでした。
[アルゼンチン編]
一回目の入国時には、自転車屋にお世話にならなかったので・・・情報なし。それ以降も、アルゼンチンでは自転車屋にあまりお世話にならなかったなぁ・・・
[パラグアイ編]
ほとんどの人の移動はバイクで、自転車に乗っている人は少なかったのですが、町にはちゃんと自転車屋がありました。エンカルナシオンの自転車屋では、サドルを直してもらいまして。請求されたのは3,000グアラニー。安いです。
[ブラジル編]
ブラジル旅終盤は、自転車の調子が悪かったということもあり、ほぼ毎日、訪れる町ごとに、自転車屋に寄ってました。ブラジル、大抵の町には(特に中南部)自転車屋があります。パーツもシマノのものがあるので、パーツ故障の修理などで困ることはほとんどありません。まぁ18インチタイヤはやっぱりないので、スポークス折れ修理には手間取りましたけど。
[ウルグアイ編]
ウルグアイでもだいぶ自転車屋にお世話になりました。ウルグアイもだいたい各町に自転車屋はあります。個人的な印象としては、ブラジルより仕事が丁寧だったような気がします。スポークスの張替えもいい感じでした。
[南ア編]
ケープタウン〜ガーデンルート付近は、パーツがガッツリ揃ったよさげな自転車屋がたくさんあります。それ以外は、自転車屋が発見しづらくなります。ダーバンには、いい自転車がありました。リア・ディレイラーを交換したのですが、今まで使っていたシマノのパーツが、普通に置いてありました。即日で取替えてくれたし、腕もいい感じでした。
[レソト編]
自転車トラブルが生じなかったので、特に自転車屋は注目せず。ただ、あまり自転車に乗っている人を見かけなかったので、そんなに自転車屋はないかも。
[スワジランド編]
自転車トラブルが生じなかったので、特に自転車屋は注目せず。
[モザンビーク編]
自転車人口が多い国なので、町に行けば自転車屋はあるのですが・・・あるのは青空自転車屋です。しかも、自転車専門店はあまりなく、いろんな雑貨を扱っている中で、自転車パーツも扱っている的な店が多いです。青空自転車屋、修理の腕は確かだと思うのですが・・・扱いが荒いです。修理中の自転車がちょっとかわいそうになってきます。
[ジンバブエ編]
自転車屋は結構ある。地方は青空自転車屋だが、ハラレやブラワヨであれば、店を構えている自転車屋もある。パーツもそこそこのものが手に入りそう。そういえば、買ったチャリが故障続きで大変な目にあっている、ムシくん&ヒロキくんは、ジンバブエのブラワヨの自転車屋で中古の人民チャリを買っていた。中古チャリはいろいろ問題が多そうなので、購入される方は、よく考えたうえで、判断してくださいね。
[ボツワナ編]
自転車トラブルが生じなかったので、特に自転車屋は注目せず。
[ザンビア編]
自転車トラブルが生じなかったので、特に自転車屋は注目せず。
[マラウイ編]
自転車トラブルは生じなかったのだが、マラウイは自転車王国らしく、ちょっとした小さな村にも、必ず青空自転車屋があった。
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たまにはバスで移動したくなるってもんです
自転車では通りたくない道に遭遇した時や、急いで前に進みたい時など、バスに乗りたくなります。折りたたみ自転車であるBD-1は、そんなバス移動を容易にさせてくれる便利なヤツ。中米では全然バスを使わなかったというのに・・・荷物をコンパクトにしたペルー以降、バス移動の回数が増えております・・・
[USA編]
コロラド州にて、Alburquerqueまでバス移動。連続パンク&携帯空気入れ故障で、自転車で走れなくなってしまったため。バス代61ドル。自転車持込による追加料金なし。
Phenix〜Dallasまでバス移動。テキサス、ダラス在住のSethさん宅を訪れるため。アメリカの西海岸から東海岸まで自転車で横断するのは辛いと判断し、バス移動。
[ベネズエラ編]
コロンビアのカルタヘナ〜ベネズエラのエンジェルフォール&ロライマへバス移動。ベネズエラは危険(特に首都カラカス)と聞いていたので、自転車でムリするのは止めました。カルタヘナの宿で自転車を預かってもらい、バッグ一つでバックパック旅行です。ちなみに、ベネズエラの長距離バスは、異様なまでに冷房を効かせているので、厚着できる格好で乗りましょう。
[ペルー編]
Tarapotoまで、途中からMotoTaxiを利用。久々の自転車走りで勘が狂い、山道の途中で夕刻を迎える展開に。ちょうどその時通りかかったMotoTaxiにお願いして町まで運んでもらったのでした。
Laymebamba〜Cajamarca間をバス&タクシー移動。アンデスの山越えがあまりに辛そうだったためついつい・・・
Nazca〜Arequipa間をバス移動。リマで荷物を減らし、バス搭載用パッキングがしやすくなったのと、長くなりつつあるペルー滞在、そろそろスピードアップしなくてはという思いが重なり、バス移動を決意。あ、あとこの間のルートはあまり見所がなさそうだったんです。
Arequipa〜Cusco間をバス移動。ちなみに、この間をバイクで走ったショウさんによると、ガタガタ道の連続で、相当大変だったらしいです。うむ、バス移動して正解だったと思いたい。
[ボリビア編]
La Paz〜Oruro間をバス移動。ちょっとの距離で、普段だったら自転車で走るのに・・・バス移動癖がつきつつあります、ヤバイ。
Uyuni〜チリ国境をランドクルーザーに乗って移動。絶景続きという、この宝石の道ルート、自転車で走りたかったのですが、なにしろ悪路だという話を聞いていて、悩んだ挙句、ツアーに参加して移動することにしました。まぁ、実際、自転車だと相当に辛そうな砂道続きの道でした。
[チリ編]
チリのSan Pedro de Atacama〜アルゼンチンのPurmamarca間をバス移動。この間、地図を見ると、ほとんど町が無い。長い距離にも関わらず、水や食料の補給所が無いところを走るのはチョット・・・と思い、バスを選択。辿り着いたPurmamarcaから、自転車でバスで通ってきたルートを逆走したほど、ルート的には魅力あるコース。オイラ的にはバスに乗ってよかったと思うけど、根性あるチャリダーの人は水と食料を買い込んで走ってみるのもいいのではないでしょうか?
チリのVina del Mar〜Santiago間をバス移動。イースター島に行くために、自転車と軽量化した荷物だけ持って向かった。
チリのVina del Mar〜Victoria間をバス移動。サンチアゴで泊まった宿のオーナー、スコットが「この間はあんまり見るところがないよ」とアドバイスしてくれたので、すっ飛ばし。
チリのOsorno〜Santiago間をバス移動。といっても自転車は乗せてません。サンチアゴで行われたライブを見るために、バスで往復移動したんです。
[アルゼンチン編]
アルゼンチンのSaltaから、パラグアイとの国境のあるアルゼンチン側の町、Posadas間をバス移動。Saltaを発つと、すぐにアンデスを抜けるので、道自身は緩やかなアップダウンが続く、まっすぐな道となるのですが・・・ひたすら続くまっすぐ道、そして周囲には特に見所がない、ということで、バスワープすることにしちゃいました。このところ、バスワープ、多用しすぎです。
[ブラジル編]
イグアスからサルバドール。サルバドールからブラジリア。ブラジリアからボニート。ボニートからカンポグランジ。カンポグランジから弓場農場。サンパウロからリオデジャネイロ。そして、最後にフロリアノポリスからリオグランジと、計7回も長距離バスを使いまして。ブラジルはほとんど、バスで回ったといっても過言ではないです。自転車ではしんどすぎるくらい広かったです、ハイ。
[南ア編]
スゥエレンダムからオーツホーンまで、バズブスというバスを利用。南アは、宿から宿に運んでくれるバズブスという便利な乗り物があり、これを利用すると、超楽々な旅ができちゃいます。ちょっと高いんだけどね。一度乗ってみたかったんで、利用しちゃいました。
[レソト編]
レリベから30kmほどバスを利用。幹線道路には、バン型のバスがひっきりなしに通っていまして。昼は、現地人の客でギュウギュウ詰めなので、自転車を持って乗り込む余裕はないのですが、朝方などは比較的空いていて、スムーズに自転車を搭載させてくれます。
[ボツワナ編]
北上コースから考えれば完全に寄り道であり回り道となる、ボツワナ。最初からあまりガッチリ走るつもりはなく、バスを利用することを考えて入国した。カサネからナタ間をバス利用。さらに、マウンからシャカウエ間もバス利用した。カサネ-ナタ間のバスは、中型車だったので、荷物を入れる別途スペースはなく、袋に入れた自転車をずっと膝の前で抱えるハメになった。
[ザンビア編]
ザンビアを走っている最中は、テンションがあまりあがらず、バス移動を多用した。リビングストーンからルサカ間をバス移動。そして、ルサカからしばらくは走ったものの、やはりバスに乗ろうと、ルワングアブリッジの町から、再びバスに乗ることに。が、途中駅であるルワングアブリッジでは、来るバス来るバス人と荷物がいっぱいで、乗車拒否に。しょうがないので、トラックをヒッチハイクして向かうことになった。バス移動、始発ターミナルからだと事前にチケットを買っておけば間違いなく乗れますが、途中からの乗車はなかなか厳しいみたいです(シーズンにもよるのでしょうが)。
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船でしか行けない所もあるのです
行きたいところがあるのだが、交通手段は船だけ・・・世界を旅していると<船>という乗り物が意外とメジャーな乗り物であることに気づかされます。道なき道を通る時、船に自転車を乗せて移動なんてことになるのです。
[グアテマラ編]
Livingstonという街へ行きたいのだが、ここは陸の孤島。Rio Dulceという川を下ってしか辿り着けない。ということで、ボートに乗り川下りです。
[ホンジュラス編]
ダイビングライセンスを取るために、ウティラ島へ。自転車旅なので島に寄るなんて、当初考えてもいなかったのだが、ウティラ島なら格安でライセンスが取れると聞き・・・船に自転車乗せて島へ渡る人なんてオイラだけでした。
[ニカラグア編]
国境を船で越えてみたくなって・・・自転車でも行けたのですが、ニカラグア湖をフェリーで横断。船代190コルドバ。さらに自転車持込の追加料金168コルドバを徴収されたのでした。
[コスタリカ編]
オサ半島へ行くため船に。この時は、Sierpeの町の宿に自転車を置かせてもらい、軽荷物でのショートトリップでした。
[パナマ編]
パナマからコスタリカへ行くには・・・パンアメリカンハイウェイが途切れていまして。陸路で行けるには行けるのですが、これが、ゲリラがたくさん出没するという超危険地帯。というワケで、船か飛行機で行くのが主流となっているのです。オイラは船を選択。キャプテンフェルナンドの操縦するヨットで3泊4日の旅となりました。しかし・・・外海の揺れは辛い。この船旅でオイラは海賊王になるのを諦めました。ちなみに料金は320ドルでした。
[エクアドル編]
ペルーの北部で昔チャリダーが何人も襲われていた、と聞き、ここを通らずにすむルートはないのか?と考えて辿り着いたのが、エクアドルのコカからペルーのイキトスまで船旅で迂回するルート。何度も船乗換えをしなければならない面倒なルートだったので、アマゾン観光を兼ねようと考え、ツアーに申し込んで行くことにしました・・・が、こんなマイナーなコースを申し込む人は少ないらしく、カヌーボートに乗り込んだのはオイラ一人。ちょっぴり高くついたケド、最高の体験が出来たアマゾン川下り。この川下り、超お勧めです。
[ウルグアイ編]
ウルグアイからアルゼンチンのブエノスへ向かうには、どこかで船に乗らねばなりません(陸路でも行けるようですが、相当遠回りになります)。コロニアからフェリーに乗ることにしました。コロニアより西のCarmeloやPalmiraという町から船に乗ったほうが安いらしいのですが、自転車の後輪リムの破損により、コロニアからのワープを余儀なくされてしまったのです。
[チリ編]
チリ南部の湖畔地帯では、船を上手に乗り継いでいけねばなりません。
・Puerto Fuy→(Pirihueico湖)→アルゼンチンのサンマルチン・デ・ロスアンデスへ
・El Poncho→(ルパンコ湖)→ラス・ガビオタスへ
・Pargua→(太平洋)→チロエ島へ
・Quellon→(太平洋)→チリ本土のChaitenへ
・Puerto Ibanez→(General Carrera湖)→チレチコへ
・Puerto Yungay→(太平洋?)→Rio Bravoへ
・Villa O'Higgins→(O'Higgins湖)→Candelario Mancillaへ
以上、オイラが乗った船を書き出してみました。特にビジャ・オヒギンスから出る船は、オンシーズンにしか出航していないので、注意が必要。しかも、オンシーズンでも、週に2,3便しかでていませんので、要スケジュール確認です。
[マラウイ編]
久々の船利用は、マラウイ湖を走る定期船。ただし、この船、一週間に一便しかないので、乗るのであれば、タイミングを合わせる必要があります。そして、船には、ビックリするくらい大勢の現地人が乗っています。エコノミー席は大変な状況ですので、できれば、ファースト、セカンド席チケットを買って乗るのをお勧めします。
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宿事情について
[USA編]
ついついフリーウェイ近くの宿で探してしまう癖がついてしまったため、北米では宿代が結構かかってしまいました。フリーウェイ近くには、モーテル/ホテルが並んでいて、探しやすいのですが、安いモーテルでも平日$40近くします。ちょっと離れれば、キャンプ場やホステルなどがあるのですが・・・
また、北米では、都市じゃないからといって、宿代が安くならない。競争原理が働かない分、返って高くつくときもありました。
[メキシコ編]
大きな都市でなければ、一泊100〜300ペソ(日本円で700〜2100円)くらいでホテルに泊まれます。ただし、お湯がでなかったりタオルがなかったり、サービスはそれなりです。
ユカタン半島では、<PASADO>と呼ばれる安宿があります。観光場所が多いこの辺では、ホテルだとビックリするような値段を言われます。貧乏旅行でしたら、PASADOに泊まりましょう。田舎のほうであれば、安宿でも安全面に問題があるようなことはありません。
また、Mexico Cityではペンション・アミーゴ、CancunではRosas 7(ロサス・シエテ)という日本人宿に泊まりました。どちらもドミトリーでしたが、きれいで快適でした。当初は旅先ではなるべく日本人に会わないようにしようと思っていたのですが、長期旅行中での日本人宿滞在は、かなり心地よく、ヤバイです、はまりかけます。沈没しないようにご注意を。
[キューバ編]
Casa Paticularという家を民宿風に改築した宿に泊まると安く泊まれます。だいたい一部屋に二つベッドがあり、二人で一泊25CUCというのが通例らしい。部屋単位で料金が決まっているらしいので、一人でも25CUC要求されることも。ただし、この値段は、宿のオーナーとの交渉次第。僕は3週間という長期滞在ということもあり、一泊10CUCで泊めてもらいました。
また、Cubaでは、入国時に泊まる宿が決まっていないと審査にひっかかるという話がありますが、Casa Paticularに泊まると言えば大丈夫のようです(宿のおばちゃん情報)。僕は、一応一泊分、事前にホテルを予約しちゃいましたが・・・
[グアテマラ編]
一日の走行距離で、たいていそれなりの次の町に到着でき、そこには、宿が1,2軒、しかも安宿があるので、安心して走ってください。安宿は、バストイレ別(共同)だと30ケツアールくらいで泊まれます。ただし安いので、それなりの設備です。電気のコンセントがない部屋に、ベッドが一つ置いてあるだけとか。寝るだけと割り切れば、問題ありません。ダニにちょっぴり咬まれるくらいです。シェラにある日本人宿タカハウスは超お勧めです。素敵なキャラのタカさんに甘えて、グアテマラ生活を満喫しましょう。
[ホンジュラス編]
100〜150レンピーラくらいで手ごろな宿が見つかります。ただ、海岸沿いの宿は比較的高い。簡素な宿でも250レンピーラくらいします。エアコンがある、無しで値段がダイブ変わるのですが、エアコン無しだと、夜、相当寝苦しいです。もちろん、節約旅行のオイラは、エアコン無しの部屋を指定して、睡眠不足のまま、朝7:00に宿を出発・・・
[ニカラグア編]
ニカラグアから、Hospedajeという名称の宿施設が登場。70〜100ゴルドバくらいで泊まれます。また、お勧め宿としては、グラナダの<Hostel Oasis>というバックパッカー宿が居心地いいです。
[コスタリカ編]
バストイレ付き、ネットありという宿が標準になり、それに従い、宿代がちょっと高めになります。ただ、安い宿も探せばありますので、ご心配なく。
[パナマ編]
なんだかんだいってあまり宿には泊まらなかったパナマ旅。パナマシティにあるいくつかのバックパッカー宿は再開発のためか、それぞれ別の場所に移転しているので、行く予定のある人は、最新の場所チェックをお忘れなく。
[ベネズエラ編]
ベネズエラでは、ひたすらバス移動とツアー参加という行動だったので、ほとんど宿を探していない。そんな数少ない宿経験から・・・シウダッドボリバーで泊まったPosada Amor Patrioは、オーナーがめっちゃいい人。お勧めです。
[コロンビア編]
それなりの大きさの町には、どこでも宿があります。宿がなくてキャンプ・・・なんてことには、なりませんでした。コロンビアの宿の値段は、まぁ、ソコソコって感じです。そうそう、コロンビアでこの旅最安値の宿に泊まりました。Chinchinaという町のセントロ近くにあるResidencias el Paraisoという宿です。なんと3,000ペソ。150円ですよ。ベッドが一つの部屋に泊まることになりますが、オーナーの家族もすごく暖かい人たちなので、お勧めです。
[エクアドル編]
山の中、ここではキャンプかなぁと思うような場所にも、それなりの宿がありました。さすが山の国。山間部が観光地のようです。ガラパゴスも、大きな島であれば、予約無しで泊まれる宿があります。ツアーで行くのではなく、インディペンデントに訪れても全然問題なしです。アマゾン側も、町であれば、宿はあります。100kmも離れていない間隔で町はありますので、自転車走行でもイケます。
[ペルー編]
大抵どこの町にも、ホスタル、ホスペダヘはあります。ご安心を。大抵、安宿があるのですが、リマ以南の海岸沿いは、どうやらリゾート地らしく、若干宿代が高かったかな。
[ボリビア編]
宿は安いです。そして・・・ボリビアでは、安宿は、Alojamientoという名称のようです。宿が見つからなかったら、「Alojamientoはどこですか?」と聞いてみましょう。
[チリ編]
観光地であるサンペドロ・デ・アタカマは宿も高い!ただ、テントを張れるキャンプ宿がいくつもあります。もちろん他の宿より安いんですが、それでも、場所代でこの値段?とやっぱり高い印象・・・まぁシャワー&キッチンが使えるし、テントを持っているなら、キャンプ宿がお勧めです。
中部以南は、ビックリするほどは宿は高くありません。というか、チリの値段に慣れてしまっただけかもしれませんが・・・物価が高いパタゴニアも、宿はリーズナブルな価格で泊まれます。
お勧め宿としては、なんといっても、ビーニャの汐見荘。ここで送る海鮮三昧の毎日は、極楽です。そして、サンチアゴは、Hostel Talesがお勧め。オーナーのスコットはチリの見所を網羅してますから、ルート相談してみてください。プコンではMonkey Puzzleが居心地ヨシ。ルパンコ湖畔のラス・ガビオタスに行ったら、ぜひEl Encuentroへ。エディスおばちゃんの料理が最高です。さらに、カレテラ・アウストラルでは、コクランのHospedaje Ana Luzがお勧め。オバちゃんがスゴク優しい。そして、プエルト・ナタレスはHospedaje Estrellita del Surが居心地ヨシ。
[アルゼンチン編]
サルタにはカサ・デ・シクリスタがあります。ラモンさん宅です。世話好きティナおばさんに甘えちゃってください。あ、フフイにもあるらしいです、カサ・デ・シクリスタ。オイラは、住所が分からずフフイのカサ・デ・シクリスタにはお世話にならなかったんです。
アルゼンチンは、全般的にそんなに宿は高くありません。探せば安宿ががあります。ちなみに、アルゼンチン、チリでは、その辺でテントを張って寝ても、あんまり怖くないです。宿代節約のため、結構テント泊をしてました。
お勧め宿は、ブエノスの上野山荘別館が居心地いい。
[パラグアイ編]
日系移民の方が経営する宿があちこちにあります。そして・・・イグアス移住区にあるペンション園田は最高!行くとハマりますので、ご注意ください。
[ブラジル編]
まぁ安くはありませぬ。ただ、部屋はきれいだし、朝食つきのところが多いので、快適に過ごせます。そういえば、ブラジルでは、日本語が話せる場所が多いです。日系移民の方が多いですので。そうそう、宿ではありませんが、長期滞在の場として<弓場農場>はお勧めです。働かざるもの食うべからずと、毎日労働に明け暮れることになりますが、すごく居心地がいい場所です。
[ウルグアイ編]
安くはありませんが、サービスの行き届いたいい宿が多い印象です。朝食はついていたりついていなかったり。ちなみに、国境の町ChuyにあるHostel Ethnicという宿は超お勧めです。めっちゃ居心地がいい。
[ナミビア編]
安くはない。たまに安宿があるけど、基本的にはそれなりの値段がする。クオリティは宿によってまちまち。レンタカーで行くのなら、車内泊がお勧め。結構道の脇に停めて、そのまま寝ても、文句言われません。
[南ア編]
アルゼンチン・チリから来れば、そんなに違和感がない値段で泊まれる。ま、安くはないってことです。南アにはオーナーの趣味丸出しの興味深いバックパッカー宿がたくさんあるので、宿泊まりが楽しい。ドミやシングルのお金が出せないという時でも、テント泊させてくれる宿も結構あるので、助かります。
[レソト編]
北西部には、それなりの値段でそれなりのクオリティの宿が各町にあります。そんな中で、マレアレアのマレアレア・ロッジは最高にお勧め宿。めっちゃ居心地いいです。
[スワジランド編]
国立公園が多いスワジランド、結構自転車で入れるところがあるので、自転車で入って、公園内にキャンプ泊することをお勧めします。ムリルワネのゾンドゼラ、フラネの公園内キャンプ場は超お勧め。
[モザンビーク編]
宿はすくないモザンビーク道、道沿いのテント泊が多くなるのですが、道脇は民家だらけ。無断でテントを張ると、発見され、注意される可能性が大です。お願いすれば、ムゲに断ったりしないモザンビークの人たちですから、あらかじめ、断ってからテントを張りましょう。ちなみに、海岸沿いのビーチまで出れば、素敵なキャンプサイトがある宿がいくつもあります。
[ジンバブエ編]
普通に泊まろうとすると、宿代がめっちゃ高いジンバブエ、あまりの高さにビックリします。そんな時には、敷地内にテントを張らせてもらうように、交渉しましょう。高級宿は無理かもしれませんが、結構張らせてくれるところがあります。そして、値段も安くしてくれます。そして、よくよく探せば、各町に、安宿がないこともありませんので・・・がんばって、探してください。
[ボツワナ編]
宿代が目玉が飛び出るほど高い、と聞いていたボツワナ。実際に行ってみたら、そんなに言うほどでもないかな、と。ジンバブエの後だったからそう感じたのだろうか・・・南下してくると、高く感じるのかもしれないな。特徴的で面白い宿が多いです、ボツワナ。ボツワナの宿、結構好き。
[ザンビア編]
ザンビアは結構ワープしちゃったので、大きな町の宿にしか泊まっていないのだが・・・ザンビアで宿泊した4つの宿、どれも大当たり。ザンビアの宿は非常にクオリティが高いです。値段もそこそこだし納得感がもてる。
[マラウイ編]
マラウイに入って、宿がぐっと安くなってきた。それまでは大抵テント泊だったのだが、部屋泊を再開しはじめたのは、マラウイに入ってから。
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インターネット事情について
[USA編]
大抵のホテルで無線LANが使えます。特にSuper8 Motelなど中級チェーンモーテルなどはネットが使えることも売りにしてまして、フリーで使えます。逆に高いホテルだと、ネット接続も別料金サービスだったりするので、要注意。ちなみに、安くて有名なMotel 6はネット接続料は別にとられます。パスワードが書かれたカードを別途購入して接続することになります(これをすると、Super8などと値段的に変わらなくなる・・・)。
[メキシコ編]
北米ほど宿にLAN環境は充実していません。ただし、街にはインターネットカフェがたくさんあり、1時間10ペソ(100円程度)で使えます。自分のラップトップを持ち込んで、ランケーブルを接続して使わせてもらえます。
[キューバ編]
キューバはネットが高い、そして遅い。Habanaでは、ホテルなどに入れば無線が飛んでいるので、使わせてもらえるのですが、1時間8CUC(800円)のカードを購入してパスワード入力をしなければならない。接続時間課金で、分割して使えるので、つないでメールチェック&HPアップロードしてすぐ接続を切るという昔のダイアルアップみたいな使い方をしてました。
[グアテマラ編]
グアテマラでも町にインターネットカフェをたくさん見かけます。1時間5ケツアールくらい(ただし、値段は場所によって相当バラつきあり)。ただ、北の方に行くにしたがって、ネット環境になかなかつなげなくなりました。どこでも接続、というワケにはいかないです。
[ホンジュラス編]
ホンジュラスではネット接続に苦労しました。町にネットカフェなるものがあるのはあるのですが、少ない。また、見つけたとしても、自前のラップトップでつながせてもらえなかったり、早々と閉まっていたりと、なかなか大変でした(※早々と閉まっていたのはセマナサンタの影響と判明)。
[ニカラグア編]
滞在期間が短かったので、なんとも言えないのですが、ホンジュラスよりはネットカフェを見つけやすかったです。
[コスタリカ編]
ネット環境はかなり充実しています。最後の秘境と呼ばれるコルコバードのあるオサ半島でもネットがつながっていました。
[パナマ編]
普通につなげました。
[ベネズエラ編]
シウダーボリバールでもサンタエレナでも、ネットカフェは存在し、つなげました。電気も無いロライマではもちろん無理です(笑)。ただ、ラップトップ持込ではアドレスを割り当ててくれないネットカフェが多いかも(つなげない旨を、翻訳サイトで、スペイン語を日本語に訳してもらいコミュニケートしました。うーん、コンピュータを介して、こういうコミュニケーションの仕方もありかも・・・)
[コロンビア編]
大体どこの町でも、ネットカフェはありました。ただ、山の中の町では、あまり見かけなかった気がします。山道を走っている時は、疲れ果て、日記を書いたり、ネット接続してアップデートという気力がなく、あまり熱心に探さなかったからなんですが(笑)。
[エクアドル編]
エクアドルでもネットに困るようなことはほとんどありませんでした。ガラパゴスでもネットカフェはありましたし。ただ、さすがにアマゾンは、奥に入っちゃうとネットが通じる環境はなかったです。
[ペルー編]
ペルーも大抵どこでもネット接続できます。ただ、印象としては回線が細い気がしました。編集した映像データをアップロードするのに相当待たされましたもん。
[ボリビア編]
ネットカフェはあることにはあるんですが・・・ボリビアのネットは大抵どこへいっても遅い!アップロードもダウンロードも大変でした。
[チリ編]
ネット環境は快適です。しかもWiFiが使えるカフェがそこら中にあり、コーヒーを飲みながら落ち着いて作業ができるようになったのでした。やっぱ、いいね、時間を気にせず、つなぎっぱなしで作業ができるっていうのは。
カレテラ・アウストラルではネット環境はあまりよくありません。一応町にいけば、ネットカフェとかありますが、メッチャ遅い。メールチェックくらいなら問題ありませんが、動画アップロードは諦めました。
[アルゼンチン編]
アルゼンチンも、ネット環境は快適です。この国も、それなりの街に行けば、WiFiが使えるカフェがそこら中にあり、コーヒーを飲みながら落ち着いて作業ができます。
[パラグアイ編]
エンカルナシオンで泊まった宿でも、ペンション園田でも、WiFiが使えたので、ネットに困ることはありませんでした。
[ブラジル編]
ブラジルは、どこへ行っても快適にインターネットが使えます。宿もWiFiが飛んでいる宿が多い。
[ウルグアイ編]
ウルグアイも、インターネットには困らず。宿も大抵WiFiが飛んでいる。
[ナミビア編]
たぶん、あるんだろうけど、一度も使わず。
[南ア編]
一応、それなりの町であれば、インターネットが使える環境はある。ただ、結構高い。料金体系も様々。15分ごとの時間課金だったり、従量制だったり。しかも、遅い。たまに、フリーで使えるWiFiが飛んでいる宿があったり、チョッ速の回線があったりするのだが、それは稀。南アだったら・・・とあまり期待しないほうがいいです。
[レソト編]
マセルで泊まった宿は無料WiFiでしかも、結構速かったなぁ。お腹の調子がおかしくて寝込んでいる間、ずっと、YouTubeで、電波少年のヒッチハイク3部作を見てました。他の町でも同じレベルってワケじゃないと思いますよ、たぶん。
[スワジランド編]
この国のネットも、遅いわりに、高い。従量制が多いんだけど、使いづらいんだよなぁ。使う際にログインして、そこからのデータ量をカウントされ、支払った額に相当するデータ量以内であれば、次回使う際に、引き続き使えるんだけど、残りどれくらい使えるのかが分かりづらい。
[モザンビーク編]
この国のネットも、遅いわりに、高い。メールや日記をあらかじめ書きあげておいて、ネットにつないだ瞬間に、アップロード&ダウンロードをして、すぐ切る、という使い方ばかりしてました。
[ジンバブエ編]
この国のネットは、そこそこ使える。値段もまあまあ。ブラワヨでは、久々に編集した動画データをアップしてたし。ただし、昼間&夕刻は遅くなる。動画アップなど、負担の重い作業は、早朝にやるべし。
[ボツワナ編]
この国のネットも、いい感じ。プラネットバオバブでただで使わせてもらったネットは、ちょっ早すぎて、逆にビックリしたほどだ。
[ザンビア編]
この国のネットも、まあまあ。快適とは言いがたいが、イライラするほどの不便は感じない。
[マラウイ編]
この国のネットは、ひどかった。一応つながるのだが、文字メールすら読み込めない。最初はがんばったが、途中から、この国でのネットは諦めた。
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治安について
[USA編]
問題なさそうです。ハイウェイパトロールの車とも頻繁にすれ違いますし、危険な目に会う気がしませんでした。
[メキシコ編]
入国するまではどんな怖いところかとドキドキしていたのですが、実際走ってみると、まったく問題なし。人はフレンドリーで、メチャメチャ親切です。ただ、入国時、ティファナ周辺は、麻薬マフィアと警察がドンパチしているらしいという話を聞き、東側から入国することにしました。あ、一度、道で警察に呼び止められ、なぜかお金を要求されました。結局払わなかったのですが、賄賂を要求する警察はいるようなので、ご注意を。
[キューバ編]
ハバナしか行ってないので、他の町がどうなのかは分かりませんが、ハバナに関しては、安心して町を歩けました。ただ、町中に自転車を停めておくと、確実に持っていかれるようで、宿のおばちゃんに「町を走るのはいいけど、停めちゃだめよ」と注意されました。あ、そうそう、両替を装った詐欺師クバーノがいますので、注意してください。オイラは見事にひっかかって、一万円が600円に化けました(涙)。
[グアテマラ編]
治安は悪いようです。幸いオイラは被害に会わなかったのですが、シェラのタカハウスに向かう途中、バスが襲われ、お金を取られた人がいるという話を聞きました。バスの運転手とグルになっているケースもあるようで・・・これはどうやって注意すればいいんでしょうねぇ。ちなみに、治安が最悪といわれるグアテマラシティーは素通りしました。
[ホンジュラス編]
特に、物騒な感じは受けませんでした。大丈夫です、ホンジュラス。
[ニカラグア編]
ニカラグア湖周辺の道がやや物騒という話を聞き、フェリーに乗って移動しました。でもまぁ、昼間であれば大丈夫な気がします。
[コスタリカ編]
治安はよさそうな国です。
[パナマ編]
コロンビアへ通じる陸路は、ジャングルだし、コロンビアゲリラが生息しているらしい。ここは、ムリせず、ボートで海路で渡りました。パナマ国内は、治安は問題なさそうです。
[ベネズエラ編]
コロンビアとの国境付近、首都カラカスはメチャメチャ治安が悪いらしいです。オイラはベネズエラはバスと割り切って移動し、この辺は素通りしました。カナイマあたりは、全然問題なかったですよ。
[コロンビア編]
麻薬とマフィアと銃という物騒なイメージしか持っていなかったコロンビアですが、実際に走ってみると、そんなイメージとはまったく逆の国でした。人々はフレンドリーだし、親切だし。これほど、イメージと現実にギャップがある国も珍しい。ただ、コーヒーに睡眠薬を入れられて、身包みはがされたという人の話(ちょいと前の話ですが)も聞いたので、安心しすぎるのも禁物かもしれません。
[エクアドル編]
問題ない国でした。アマゾン側も、治安は悪くなかったです。
[ペルー編]
北部はちょいとヤバイらしい。ピウラ〜チクラヨで90年代、数多くのチャリダーが追いはぎ強盗にあったらしい。現在は、チクラヨ以南にある、Paijanという町周辺がヤバイという。エクアドルのテナで会ったチャリダー夫婦にも忠告された。オイラは、ピウラ〜チクラヨ間は通らないルートで走り、Paijanを走った時は、警察が併走してくれた。それ以外の場所は、特に問題なさそうでした。
[ボリビア編]
入国早々、道路封鎖のストに遭遇し、激しい国なのかぁと思ったのですが、治安的にはそんなに不安を感じることはありませんでした。ただ、ストやデモはよくあるらしい。移動手段がストップしちゃうので、ご注意を。
[チリ編]
特に問題なさそうでした。
[アルゼンチン編]
特に問題なさそうでした。
[パラグアイ編]
ひたすら緑と赤土が続く農業国。まったく不安を感じることはありませんでしたヨ。
[ブラジル編]
サルバドールは、裏道など、殺気を感じる場所がいくつかあったのですが、それ以外の場所で、危ういと感じるようなことはありませんでした。道を走っていると、ひたすら緑が続く大地が続いていて・・・その辺でテントを張って寝ても大丈夫(だと思います)。
[ウルグアイ編]
まったく危険を感じず・・・だんだん警戒心が緩んできて、道端や町近くでのテント泊。
[ナミビア編]
安全そうでした。道脇で、車中泊しても、襲われる気配なかったし。
[南ア編]
アフリカって、どんだけ危険やねん、とめっちゃ恐れてやってきたのですが・・・拍子抜けするくらい、実は危険なことはなく。黒人って独特の威圧感があるんで、最初はビビッてたんですが、慣れれば普通になってくるし。ただ、リアル北斗の拳と言われているヨハネスバーグには行かなかったので、あのあたりの治安は・・・どうなんでしょうね?
[レソト編]
レソト人はフレンドリーで、親切で。まったく危険な感じはないです、この国は。
[スワジランド編]
人より、むしろ動物の方に気をとられるかも。国立公園脇を通る時<動物注意>の看板に、ドキドキさせられます。
[モザンビーク編]
モザンビーク人は、最高にフレンドリーで、親切。知り合いのチャリダーが襲われた話を聞いていたので、正直走るのをやめようか、とも思ったのですが、実際走ってみると、全然襲われるような気配はなく・・・ま、運なのかもしれませんけど。安全ないい国です、モザンビーク。
[ジンバブエ編]
地方はいたって穏やか。ただ、首都のハラレは、喧騒の街であり、少々危険なかほりがした。ムビラ修行でお世話になったトゥナシも、「夜のハラレは俺らでも用心する」って言ってたほど。
[ボツワナ編]
砂漠地帯ばかり走ったためか、人にあまり出会わなかった。むしろ、この国では、人より、動物に用心すべきだ。ゾウがその辺を普通に歩いているような国なんです、ボツワナ。人に襲われるより、ゾウに踏み潰される確率のほうが高いかもしれない。
[ザンビア編]
ザンビア人、ちょっとばかりしつこく絡んでくるのだが、危険な感じはしない。基本的にはいい人なんだろう。
[マラウイ編]
非常に穏やかで、平和そうな国。モザンビークと同等の気楽さを感じるのだが、「ギブミーマネー」と、少々お金にうるさい。これさえなければ、モザンビークばりに大好きになった国なんだけどなぁ。
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物価について
[USA編]
今にして考えれば、とにかく高かった!ホテルとか安くて3000円くらいのところに泊まっていたもんなぁ。飯も、美味しくないのに高いファーストフード的なものしかなく、常にひもじい思いをしてました。
[メキシコ編]
安い。高かった北米から入国したので、特にそう感じたかも。ようやくお金的に安心して旅をすることができるようになった気がします。
[キューバ編]
観光客通貨と、現地人通貨がある二重通貨の面倒な国。現地人通貨を手に入れ、それで暮らすと安上がりに暮らせます。ちなみに、キューバでは、アメリカ系のカードは一切使えないのでご注意を。
[グアテマラ編]
物価は安いです。
[ホンジュラス編]
ここも物価は安く、安心して旅できる国。
[ニカラグア編]
引き続き、お金の心配はそんなにせず。
[コスタリカ編]
コスタリカは物価が高くなるよぉと聞いていた割には、そんなに高くはなく安心した覚えがあります。
[パナマ編]
そんなに物価は高くない国です。
[ベネズエラ編]
両替の正規レートと闇レートが、めちゃめちゃ違うという、お金的には混乱している国。ここに入る時は、ドルを持って入国しましょう。そして闇レートで両替です。正規レートで両替するのはバカらしいです。ちなみに、カードキャッシングは正規レートになりますので、やめておいたほうがいいですよ。
[コロンビア編]
ここも物価は安く、安心して旅してました。
[エクアドル編]
物価は安いです。
[ペルー編]
ペルーも、物価は高くないです。
[ボリビア編]
ボリビアは物価が安い。長期滞在をするなら、この国でしょう。お金をかけずに過ごすことができます。オイラは未舗装道が辛くて、早々と出国しちゃいましたが。
[チリ編]
最初に訪れた町、サンペドロ・デ・アタカマはビックリするほど物価が高かった!こんな物価では旅は続けられないです。
サンチアゴ周辺の中部は、そんなに物価が高いとは感じませんでした。
パタゴニアに入ると、物価は一気にあがります。チロエ島までは、そんなに高いと感じなかったけど、チャイテンに渡った途端にビックリしました。
[アルゼンチン編]
ボリビアまでの中南米の国の感覚からすると、高いデス。
[パラグアイ編]
チリ、アルゼンチンと比べて、格段に安くなったので、安心しました。。
[ブラジル編]
高いといえば高い。ただ、北部の方は、割と安め。サルバドールでは出費が大変で困ったなんてことはなかったです。そうだ、ブラジリアはメチャ高かった!宿代が信じられないくらいたかかったんです。バックパッカーが行く場所ではないですな。
[ウルグアイ編]
南米一高いと聞いていたのだが、はじめはそんなに高い印象ではなかった。が、レストランに入って、パリジャーダ(肉の盛り合わせ)を食べた後のお勘定をみてビックリ。ちょっと高そうなレストランは、チャージ料をメッチャ取られるので、気をつけて!あと、レストランで飲む炭酸飲料は、ぼったくりかと思えるような値段。スーパーで買ったほうが全然安いデス。
[南ア・ナミビア・レソト・スワジランド編]
この四カ国は、基本南アのランドが使えます。で、物価もほぼ同じ。物価は、アルゼンチン・チリ旅を終えた後で来たら、そんなに高いとは感じないと思います。
[モザンビーク編]
なんか、高い。スーパーでちょっとしか買い物をしていないのに、ビックリする額の請求がくる。ただ、場所によっては普通に安かったりして・・・結構ナゾです、モザンビークの価格体系。あ、そうそう、モザンビークではシティバンクのキャッシュカードが使えないので、ご用心。
[ジンバブエ編]
ハイパーインフレと聞いていて、お金が超めんどくさそう、って思っていたのだが、ジンバブエドルはすでに廃止されていて、米ドルと南アランドが通貨になっており、比較的物価は安定していた。贅沢品は高いのだが、生活必需品は安く買える。背伸びさえしなければ、結構お金のかからない生活ができる国だ。
[ボツワナ編]
高い高いと聞いていたが・・・おもったほどではなかった。何より、牛肉が安くて美味かったのが嬉しい。
[ザンビア編]
北上していくと、ザンビアあたりから安くなるよと聞いていたのだが・・・ザンビアは逆に、そう聞いていたからか、結構高めに感じてしまった。そんなに安くはないぞ、この国の物価。
[マラウイ編]
マラウイでは、ガクンと物価が下がったのを実感できた。食事代が安い。そして美味い。
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