地球の走り方 〜世界旅行に出て知ったコト
ノルウェー 2013年版


  このノルウェー体験は、絶対自転車で!

プレーケストーレン: ・・・いや、ココに自転車で行くのは止めたほうがいい。


Rv 13 from Voss to Vangsness: 荒涼とした大地が心地よい。


旧ストリネ山道: 晴れていれば、世界一気持ちのいい道。


Europe's highest Fjordview from road: 世界は俺のもの。ワールドイズマイン。


ガイランゲル: ココ、晴れていれば最高だったろうになぁ・・・。


Trollstigen: ノルウェーで絶対見ておくべき景色がココにある。


Rv 17 - The Coastal Route: ノルウェーをもし一箇所だけ走るのなら、ぜひココを!


ロフォーテン諸島: ノルウェーの全てが詰まっている。


ノールカップ: 最果ての地。辿り着いた者だけが分かるこの達成感。


  コレは逃すな!ノルウェー

Trollveggen: Trollstigenに感動した方は、ぜひココも。


Striation by Svartisen Glacier: 氷河そのものよりも、氷河が削った大地がスゴイ。


Ferry view from Bodo to Moskenes: 最高の船旅を味わえる。


オーロラ: 大自然が描く、空の芸術。

<ノルウェー、こんなのも楽しいらしい>
・トレッキング(トロールの舌とか)



  ノルウェー:概要情報



<ビザ>
不要。ただしシェンゲン協定加盟国であるため、半年間で90日しか滞在できない。

<お金>
ノルウェークローナ。1ノルウェークローナ=16.38円くらい(2013年9月)。1ノルウェークローナで15円の感覚で買い物をしていた。普通にATMでお金を引き出せる。

<物価>
とにかく高い。おそらくノルウェーの物価が世界一高い。レストランでは美味しくないハンバーグプレートが一皿2,500円くらいするし、スーパーでも、パンが一斤600円くらいする。宿は、屋根付きの部屋に泊まろうとしたら、一泊4,000円以上する。スーパーのプライベートブランドの安売りを狙って食材を買い、宿泊は全てテント、くらいの気で突入しないと、大変なことになる。オイラは、54日にもわたるノルウェー滞在中、金を払って屋根つきの部屋に泊まったのは、カズくんとシェアして泊まったキャビン泊の一泊だけだった。

<自転車走り>
右側通行。幹線道路は舗装されている。道は基本的に分かりやすい。ただ、ノルウェーは、とにかくトンネルが多い。南の方にある長いトンネルは、わき道がある場合が多いので、なるべくそちらを走るといいかも。ヘッドライトと、リアライトは必須になるので、ノルウェーを走る場合は、事前に購入して持って行きましょう(現地で買うと高い)。

<自転車屋>
北部でリムが割れたので、Mo i Ranaという町で、いくつか自転車屋を巡った。3軒ほど自転車屋があったが、どの店にも、18インチのリムは置いていなかった。普通の自転車パーツなら揃っている様子。

<自転車以外の移動手段>
時間を短縮させるために、バスワープや電車ワープを多用した。また、フィヨルド地形のノルウェーは、道が途切れることがあり、その場合、フェリーに乗り込むことになる。南部は、比較的本数が多いので、フェリーの発着時刻をあまり気にすることはないのだが、北部は本数が少なくなるので、発着時刻のチェックを忘れずに。それを怠ると、フェリー乗り場で6時間待ちといった事態に陥る羽目になる。

<水>
キャンプ場の水道水がそのまま飲める。そして美味い。川の水も、山の上のほうの水は、そのまま飲んだ。お腹を壊すようなことはなかった。

<食事>
現地のおじさんに奢ってもらった一回のランチ以外は、全て、スーパーで安売りの食材を買って、自炊。ノルウェーでは外食は基本的にありえない。美味しくないのに高すぎる。スーパーでは、ソーセージと玉ねぎとトマトと米を買って、基本的にそれをベースにして料理を作っていた。ベルリンで、シキホちゃんとカズくんから、調味料とか乾燥品とかの日本食材をもらっていたのが、ものすごく助けになった。あれがなかったら、めげていたかもしれない。

ちなみに、スーパーでパンを買う場合、パンコーナーに自動裁断機があるのだが、その裁断機の下のボックスに、他の客が残していったパンがごっそり入っているので、自分が買うパンをカットした後、それらを一緒に、袋に詰めるといい。

<宿>
キャンプ場で、テント泊するのにも、1,500円〜2,000円する。ノルウェーにはキャビンという屋根つきの小さなコテージ施設があり、そこは一部屋4,000円くらいで借りれる。二人以上で旅をするのであれば、コテージで過ごしたほうが割安だ。

Mo i Ranaで、日本からの荷物待ちをした時にお世話になったStalkamerateneというスポーツ施設宿。3週間分をタダにしてくれたおかげで、ノルウェー生活は金銭的に相当楽ができたカタチになった。オイラの場合は事情が事情だったからなのだが、オススメ宿。Mo i Ranaに寄るようなことがあれば、ぜひ。

<ネット>
普通に使える。キャンプ場でWiFiが飛んでいる。ただ、ネットは別料金をとるところが多い。

<電気&プラグ>
230V。Cタイプコネクタ。

<人々>
一見、クールな感じがするノルウェーの人たち。が、困った人にはとことん優しい。雨の中、寒くて凍えそうになっていたら、「ウチに泊まれ」と暖かく声をかけてくれたベルトラムおじさん、日本からの荷物待ちをしていた間の滞在費を「事情が事情だったから」ということでタダにしてくれた宿Stalkamerateneの皆さん。ホント、ノルウェー人の優しさを、これ以上ないってくらい、体感させてもらうチャリ旅になりやした。

<コミュニケーション>
ほぼ全ての人に英語が通じる。英語が話せるのなら、まったく問題ない。

<治安>
極めて安全。道路わきで、人目に付く可能性がある場所にテントを張っても、まったく怖い感じがしない。