地球の走り方 〜世界旅行に出て知ったコト
セネガル/ガンビア 2012年版


  このセネガル体験は、絶対自転車で!

小さな村をチャリ走り: セネガルは、ただ走っているだけで楽しい。


  コレは逃すな!セネガル

ジャンベ体験(出来ればレッスン): 西アフリカと言えばジャンベ。セネガルでももちろんジャンベ。


セネガル打楽器体験: セネガルでは実はサバールという打楽器がメイン。この太鼓も興味深い。


ンバラライブ: セネガルのポピュラー音楽と言えば<ンバラ>。ノリノリなンバラ音楽をぜひライブで。


ダカールの日本大使館の図書館: 日本語に飢えた旅人にはオアシスのような場所。漫画もあるでよ。


カザマンスのカフォンティン滞在: この旅で訪れた場所で一番のお気に入り、素敵な村カフォンティン。


ローカルライブハウス体験: 鳴り響くジャンベと踊り狂うセネガル人。


村のお祭り体験: これぞ西アフリカ。この光景を見ずして西アフリカを出ることなかれ。


薄着のスタイル美人で目の保養: セネガルの女の人は美人ぞろい。ここは、アフリカ一美人が多い国。


ゴレ島でアサラト(出来ればレッスン): 上手い人のアサラトプレイは、見ているだけで感動する。


ゴレ島の奴隷博物館: ここで、悲しみの歴史を感じてくだされ。


セネガルダンスを踊る女の子: 踊っているセネガルの女の子は超魅力的。…好き。


セネガルダンス(出来ればレッスン): セネガルに来たら、誰もが踊りたくなります。


ラックローズでの浮遊体験: 宇宙遊泳ってこんな感じなのかっ、ってな体験がココではできます。


サンルイのジャズフェス(5月開催): セネガルならではのジャズステージ、この面白さはココにしかない。

<セネガル、こんなのも楽しいらしい>
・カフォンティンでのジャンベフェス(2月に開催)



    セネガル/ガンビア:概要情報



<ビザ>
[セネガル]
2013年7月より、必要となった。
いらない。西アフリカでビザ不要の数少ない国の一つ。

[ガンビア]
必要。あらかじめダカールのガンビア・ハイコミッションで取得。シングル3ヶ月で35,000セーファ(約17,000円)。ちょうど値上げした直後だった。ちなみに、国境取得も可能でそちらのほうが、安上がりという噂を聞いたのだが、ホントにできるかどうかは不明。

<お金>
[セネガル]
セーファ。1セーファ=0.15円くらい(2012年3月)。5セーファで1円の感覚で買い物をしていた。普通にATMでお金を引き出せる。

[ガンビア]
ダラシス。1ダラシス=2.5円くらい(2012年3月)。2ダラシスで5円の感覚で買い物をしていた。両替金でなんとかなったので、ATM事情はわからない。

<物価>
基本的には安いのだが、宿代だけが、なぜか異様に高い。ビックリするくらい宿代が高い。普通の宿で一泊安くて2000円くらいする。なぜだ、なぜ宿代だけが高いのだ、セネガル。飯は美味い飯が100円くらいで食えるのに。ちなみに、ガンビアも似た感じ。

<自転車走り>
右側通行。幹線道路は舗装されている。ただし、町に入ると未舗装という場合が多い。海近くの町に突入する場合、道が砂なので、全然走れなくなる。そうなったら、宿探しが一苦労。

<自転車屋>
特に必要に迫られることはなかったので、探していない。情報なし。

<自転車以外の移動手段>
基本的には自転車で移動した。ただ、カザマンスからダカールに戻る時に、ジガンショールからフェリーを利用した。ビックリするくらい巨大な客船だが、値段はそんなに高くない。自転車もちゃんと預かってくれ、輸送も問題なかった。
セネガルとモーリタニアとの国境、ロッソでは川越のために、フェリーに乗らねばならない。一応無料らしいのだが、なぜかモーリタニア側で、荷物代として料金を請求される。
また、ガンビアの首都バンジュールに向かうのに川を越えねばならないのだが、フェリーがある。地元の人が大量に乗るので、甲板は凄いことになる。オマケに日を遮るものがないため、灼熱。そして、川幅はそんなにないのだが、フェリーが遅いため、めっちゃ時間がかかる。

セネガル・ガンビアでは、旅行者が乗るような大型バスが走っているのを見かけることはなかった。荷台を改造した座席に客を詰め込むローカルバスばかり。西アフリカ、公共の交通機関は、大変そうです。たぶん、チャリ移動の方が、快適。

<水>
暑いためすぐに喉が乾く。で、ミネラルウォーター代がバカにならないため、ミネラルウォーターを買うのを止めた。ダカール周辺では水道水で、全然問題なし。カザマンスではちょっと水道水に不安があったため、再びミネラルウォーター生活。

<食事>
飯は安い。そして、米メインの食事メニューは、日本人の口にめっちゃ合う。セネガル飯はホント美味いし、飽きがこない。チェブ・ジェンなど、毎日食べてもまったく食べ飽きることがなかった。ただ、セネガル、食事の時間が遅い。昼間、食堂が開くのが14時過ぎくらいからだったりする。それまでは、ファーストスナックフードである、サンドイッチなどで腹をごまかさねばならないのだが・・・実は、このサンドイッチも、かなり美味い。セネガルといえば、忘れてはいけないのがフランスパン。フランスパンがめちゃウマ。そして、このフランスパンを使ったサンドイッチが激ウマ。ガンビアも同じ感じ。

<宿>
物価、の欄にも書いたが、とにかく高い。なぜか、高い宿代。ダカールに長期滞在をする場合には、宿に泊まるより、アパートメントを借りたほうが安くつくらしい。ちなみに、カザマンス地方にいけば、宿代はグッと安くなる。カンパメントと呼ばれる形体の宿、水が井戸水しかなかったり、電気がとおってなかったりするのだが、とにかく、安く泊まれる。
ダカールの日本大使館に日本語の情報ノートあり。ちなみに、ダカールの日本大使館には充実した図書館があり、旅人にも本を貸してくれる。日本語の書籍に飢えた方は、ぜひ。

ガンビアはちょっとだけ宿代は安い。

<ネット>
普通に使える。カザマンスでも普通に使えた。

<電気&プラグ>
230V。Cタイプコネクタ。

<人々>
ブラックアフリカな人たちの国。イスラム国家らしいが、全然戒律がゆるいっぽい。女性はガンガンに肌を露出しているし・・・そうそう、セネガル、女性が美人ぞろい。顔立ちというよりも、スタイル美人。暑いため、薄着なのだが、その薄着姿が、スタイルのよさを強調している。八頭身、九頭身美人が、そこいらじゅうを歩いているのにはホントビックリさせられた。しかも、女性の皆さん、肌のキメコマやかさが半端ない。女性の美しさとはこういうこと、ということを改めて思い知らされる。ちなみに、男性も、それなりにいい男が多い。そんな美男美女のセネガル人たちは、東アフリカの黒人とは、またちょっとノリが違って、よりフレンドリーな気がする。ただ、このフレンドリーさが、行き過ぎて、ウザく感じることも多々あったのだが。ま、基本的に、セネガル人、大好き。ジャンベを叩いて踊っていればハッピーでしょ、という人生の謳歌の仕方に、たまらなく共感。

ガンビアも、セネガル人と同じ印象。族的にも、同じウォルフ族らしいし。ここは旧支配国の都合で国境が引かれただけなのだ。

<コミュニケーション>
[セネガル]
フランス語が公用語となっているが、ウォルフ族が多いため、セネガル人同士は、ウォルフ語で話していることが多い。最初、慣れないフランス語には苦労させられっぱなしだった。そして、ガンビアが近いからか、カザマンスの方が、英語が通じる人が多かった気がする。

[ガンビア]
英語が公用語。しかし、ビミョウに英語は通じづらい。

<治安>
政情不安なことが多い西アフリカの中では、ダントツに治安がいい国セネガル。まったく危険を感じることはなかった。独立派による運動があると言われているカザマンスも、行ってみたら、村は平穏。アーミーの乗った装甲車が道を走っていたりするが、普通に過ごす分には、平和そのものだった。



 セネガル:地区別詳細情報 ☆ジャンベポイント情報☆


ジャンベ体験が出来る場所@
YOFF (Dakar)
ダカール半島北部にある海岸沿いの小さな町。

ジャンベ修行方法@
宿ViaViaで師匠を斡旋してくれる。一時間6000CFA。ちと高め。オイラの場合、この方法でジギ師匠に師事することに。

ジャンベ修行方法A
通り沿いにカルチャーセンターみたいな場所があり、そこでセネガル人が夕刻になると練習している。皆達人なので、そこで叩いている人に交渉して教えてもらうというのもアリ。

ちなみに、ダカールではジャンベより、サバールが主流なので、カルチャーセンターでは、サバールやタマの達人が多い。ジャンベ演奏はたまに行われる程度なのでご注意を。


宿:いくつもある。
<Via Via>が超お勧め。一泊11,200CFAだが、一週間滞在すると一日無料となる。朝食つき。フリーWifiあり。部屋には蚊帳、扇風機あり。トイレシャワー共同。レストランバー併設。

食堂:道路沿いにいくつもあり。
安い定食屋ではチェブジェンが500CFAで食える。




ジャンベ体験が出来る場所A
Kafountine (Casamance)
カザマンス地方。ガンビアとの国境付近にある海岸沿いの小さな町。

ジャンベ修行方法@
宿Casa di Mansahで師匠を斡旋してくれる。一時間2500CFA。安い。オイラの場合、この方法でジプソン師匠に師事することに。
カフォンティンには他にもジャンベレッスンを行っている宿がいくつもある。

ジャンベ修行方法A
カフォンティンの村では、夕刻になると、誰かがどこかでジャンベを叩いている。素敵な太鼓奏者を見つけたら、直接声をかけるといい。お願いすれば、教えてもらえる。レッスン料は要交渉。オイラの場合、この方法でディザン師匠に師事することに。レッスン料は1時間5000CFAで交渉成立。

ここは、セネガルジャンベのメッカ。毎年2月にはジャンベフェスがここ、カフォンティンで開かれる、とのこと。
カフォンティンのジャンベフォラ達は、純粋に自分達が叩きたいから叩いている。観光客のためとか、そういう匂いがまったくしない。叩いているのを遠巻きに見ていたら、「もっと近くに見に来い」と、ニコやかに誘ってくれるフレンドリーさも、心地よい。観光地ズレしてしない、素のジャンベが聞きたければ、絶対ココ。


宿:いくつもある。
ジャンベ修行をするなら、断然<Casa di Mansah>が超お勧め。ここは何もないのだが、何もないからこそ、ジャンベの練習に集中ができる。一泊3,000CFA。食事はついていないが、頼むことは可能。夕食1,000CFA(食べきれない量の食事が出される)。部屋に下水は通っているが、上水道は通っていない。宿の敷地内に井戸があるので、毎日井戸水汲みをしながら過ごすことになる。電気は通っておらず、日が暮れたら単一電池のランプで過ごす(ランプは貸してくれる)。蚊帳、扇風機はないが、基本的に涼しいし(寒流の風が直で当たるため)、なぜか蚊が全然いないので、問題ない。もちろん、ネットはない。

食堂:村の目抜き通り沿いにいくつもあり。
お勧めはメリー姉さんの定食屋。飯は、美味いとはいえないのだが、メリー姉さんが素敵。

ネット:フリーWiFiが飛んでいるカフェがある。ただし、WiFiの調子はあまりよくないらしく、通じない場合も多い。村の真ん中に有料のネットカフェがあり、ここは、比較的安定して使える。




ジャンベ体験が出来る場所B
Toubab Dialao
ダカールから60kmほど離れた海岸沿いの小さな町。

ジャンベ修行方法@
宿Sobo Badeでレッスンプログラムがある。一時間5000CFA。

ジャンベ修行方法A
テゥバブジャラゥの村では、一日中、誰かがどこかでジャンベを叩いている。素敵な太鼓奏者を見つけたら、直接声をかけるといい。ただし、ここのジャンベ奏者は、もともと客狙いを目的で演奏している面があり、なんとなく交渉がメンドクサイ。お金にがめついというか・・・ま、とにかく、お願いすれば、教えてもらえる。レッスン料は要交渉。オイラの場合、偶然にもジプソンの兄貴ヴィアがここでジャンベを叩いていたので、彼に師事することに。レッスン料は一時間5000CFA。

ここは、ダカールから近いということもあり、欧米人の客が多い。その客を見込んで、ジャンベ演奏やジャンベダンスが繰り広げられている節がある。客目当てであるため、プレイは洗練されている。ジャンベ演奏も、ダンスも、カッチリした素晴らしいものが見れる。ただ、見ていると、すぐに、金金言う輩が寄ってくるのが、ちとウザイ。それが、ここの残念なところ。


宿:いくつかある。そんなに多くはない。
欧米人は<Sobo Bade>という宿に泊まる客が多いらしいが、そこはちと高い。なので、Sobo Bade近くにレストラン兼である<La Mimosa>という宿がある。ここは、最初はふっかけてくるが、交渉次第で、一泊6000CFAに下がる。さらに長期で居るといえば、一泊5000CFAに下げてくれる。食事は基本的にはついていないが、宿のおばちゃんの好意で、朝昼無料で食べさせてもらえる。ただし、これはおばちゃんがいる時に限る。おばちゃんがいなくなると、食べた分だけお金を請求されることになる。トイレシャワーは部屋についている。扇風機、蚊帳つき。ネットはない。

食堂:村にいくつもあり。
ただ、ちょっと高めの食堂が多い。やはり観光客の集う村だからなのだろう。

ネット:Sobo BadeにフリーWiFiが飛んでいる。Sobo Badeには遊びに入れるので、入ったついでにネットも使わせてもらっていたのだが、本来は、ネットを使うなら、ワンドリンクオーダーしなきゃいけなかったらしい。