地球の走り方 〜世界旅行に出て知ったコト
タンザニア 2011年版


  このタンザニア体験は、絶対自転車で!

ミクミ国立公園をチャリ走り: ライオン出没可能性アリのドキドキなチャリサファリ体験ができる。


アルーシャ-ナマンガ間のマサイロードをチャリ走り: 高原のサバンナにマサイ族・・・アフリカのベストロード。


  コレは逃すな!タンザニア

究極の楽園ザンジバル島: コバルトブルーの美しい海でノンビリ。この海で取れるウニで自給自足。


ザンジバル、ストーンタウンの市場横のサトウキビジュース: ライムとジンジャー入り。メッチャ美味い。


バガモヨのアート大学: 音楽、ダンス好きなら絶対ハマる。


アルーシャでのマサイ体験: このあたりが一番マサイを楽しめる(たぶんケニアよりも)。


アルーシャの日本食堂<SAZAN>: 美味い日本食が腹いっぱい食える。

<タンザニア、こんなのも楽しいらしい>
・アルーシャからのサファリツアー:マニヤラ湖、ンゴロンゴロ、タランギーレ。
・アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登山
・ルショトでハイキング



  タンザニア:概要情報



<ビザ>
必要。陸路国境で取得可能。簡単あっという間。3ヶ月シングルビザ、50USドル。

<お金>
タンザニアシリング。1タンザニアシリング=0.045円くらい(2011年11月)。20タンザニアシリングで1円くらいの感覚で買い物をしていた。お金はATMから普通に引き出せる。ツンドゥマ国境での両替は要注意。

<物価>
安く、旅がしやすい。ザンジバルはちと高めだが、ビックリするほどではない。ちなみに、北部へ行くほど、若干物価があがる傾向が見られた。南部はホント、安かった。

<自転車走り>
左側通行。幹線道路は舗装されているのだが、路肩が狭い場所が多い上に、交通量が多く、かつ、ドライバーの運転が荒いので、結構危険。あと、山道が多いので、アップダウンが大変。

<自転車屋>
自転車トラブルが生じなかったので、特に自転車屋は注目せず。ただ、タンザニアでは小径自転車が売られているのをよく見かけた。ひょっとしたら、折りたたみチャリ用のタイヤなどが手に入るのかもしれない。

<自転車以外の移動手段>
タンザニアも結構バスに頼ってしまった。ムベヤからイリンガ間をバス利用。さらに、ダル・エス・サラームからモシ間もバス利用。タンザニアのバスはそれなりに快適。
ザンジバル島に行くのには船を使う。ダルエスの船着場周辺にチケット売り場がたくさんならんでいるのですが・・・この周辺、めんどくさい客引きが大勢群がってくる。オイラはつい、この客引きの勧誘に乗ってしまい、マージンがたっぷり乗った高価なチケットを買わされた。みなさん、気をつけて。ちなみに、船へ自転車をもちこんでも、追加料金はとられない。

<水>
水道水は怪しい。タンザニアに入って下痢が頻発。たぶん、水道水が原因だったのではないかと・・・ということで、タンザニアからミネラルウォーターを買うようになった。南部では6L2000シリングくらいで売っているが、北部ではなぜか高い。

<食事>
おいしいし、それなりのバリエーションがある。そして安い。インド文化が入り込んでいるのか、チャパティーやチャイが一般的。ダルエスやザンジバルではトロピカルな食べ物が食える。アルーシャにおいしくて安い日本食屋あり。

<宿>
タンザニアにはビックリするくらい宿がある。ゲストハウスという名前で、どんなに小さな町、村にも、一軒は必ず泊まれる場所がある。なので、次の町に宿がなかったらどうしよう・・・といういつも抱える不安を、まったくしなくてすんだのが、嬉しかった。値段も安い。タンザニアでテントを張ったのは最初だけ。後は全部部屋泊。
ザンジバル島のマライカゲストハウスに日本語の情報ノートあり。

<ネット>
この国のネットは、普通。少々難があっても、まぁ、問題なく思ってしまうのは、マラウイがひどすぎたからかもしれないが。

<電気&プラグ>
230V。Cタイプコネクタ。

<人々>
ブラックの黒人のほか、アラブ系の人たちを多く見かける。イスラム教が多いようで、タンザニアに入って突然ムスリムな人たちと出会うようになった。マサイなどの族な人たちも多く生活しており、多民族国家だ。ちなみに、タンザニア人、いかつい印象な人が多いが、基本的にフレンドリーで親切。

<コミュニケーション>
スワヒリ語メイン。英語が通じないことが多い。が、困っていたら、英語をしゃべれるおじさんが助け船を出してくれるので、なんとかなる。ただ、お金の交渉の際には、通訳のおじさんがマージンを乗せて翻訳する場合があるので、ご注意。

<治安>
コソ泥が多いとの噂を聞いていて、用心していた。モノを盗られるといった被害はなかったが・・・いろいろ騙してくる輩が多く、二度ほどひっかかってしまった。一度目は国境での両替詐欺。二度目は、ザンジバル島行きのフェリーチケット購入の際の高額マージン。お金にがめついぞ、タンザニア人。



 タンザニア:地区別詳細情報


マラウィとの国境の町
Tunduma(ツンドゥマ)
ここでの路上両替は要注意!詐欺両替屋が多数出没。


両替
国境付近に両替屋がゴロゴロいてしきりに声をかけてくる。
詐欺が多いので注意。

イミグレ
タンザニアビザをここで取得。50USドル(シングル/3ヶ月)

ツンドゥマ町情報
→マラウィのカロンガから45km
宿:不明(素通りしたため)
食堂:道路沿いに数多くあり。




ひたすら上り道
Tunduma〜Mbeya間
500mから1700mへと一気に上がる。上りばかりが続き、かなりキツイ道。最後、ムベヤ直前で、少々下る。この坂を下った先にはT字路があり、ムベヤの町に行くには西方面へ走らなければならない。東のダルエス方面に向かうのであれば、逆走することになるので、心理的には行きたくなくなるかもしれない(T字路周辺も賑わっているので、ムベヤには行かず、ここで宿を見つけるのもアリかも)。
なお、この道、上り坂のため大量の汗をかく。水をたくさん持っていたほうがいい。途中、民家にお願いして水をもらうことも可能だが。


途中町情報
・適度な間隔で小さな町が点在している。
食堂:各町の道路沿いにあり。ただし、レストランとは書かれていないことが多い。一見民家っぽいので分かりづらいかも。家の前に食器をたくさん並べているところが食事処である可能性が大。
・比較的大きな町はTuyuyu(トゥユユ)
宿:たぶんある
食堂:道路沿いにいくつもあり。道端に野菜売りの路商も出ている。でアボガドを売っていたので購入。
・Tuyuyu(トゥユユ)手前の小さな町(名前は忘れた)で宿泊
→ツンドゥマから37km
宿:New Life Resthouse(シングル8000シリング)
バストイレつき、蚊帳ネットつき、電源部屋にあり、インターネットなし
場所・・・一応大通りに案内板があるのだが、大通りからかなり入った所にあるため、見つけづらい。
食堂:道路沿いにいくつかあり。




山に囲まれた涼やかな町
Mbeya(ムベヤ)
後ろにそびえたつカルウェ山が美しい。のんびりした落ち着ける町。


ムベヤ町情報
→前の宿泊町から88km
見所:特になさそう。
宿:Karibuni Center(テント泊5000シリング)
バストイレ共同(水シャワーだが、頼めばお湯を出してきてくれる)、インターネット設備なし、電源は宿併設の食堂を使わせてもらえる。なお、ここには部屋宿泊設備もある。
場所・・・市内からかなり離れている。ロンプラのムベヤ市内地図外。幹線道路をムベヤ市内方面ではなく、ザンビア方面に走り続け、市内方面へ三叉路を越えてから右手に見える二つ目のガソリンスタンド脇の細道を右手に入り奥に進むと<Karibuni Center>と書かれた大きな看板を掲げた門が見えてくる。
宿補足情報:市内には宿がたくさんある。いくつかあたったが、12000シリング以上の宿ばかりだった。当時は高いと思って敬遠してしまったのだが、今考えれば、そんなに高くもない。
食堂:宿の敷地内に併設されている食堂は高い。Karibuni Centerを出たところにいくつか食堂あり。そこは安い。また、朝は、ガソリンスタンドの脇で、おばちゃんが屋台を出している。チャパティやスープが食える。安くて美味い。
スーパー:でかいスーパーマーケットはない。小さな小売店ばかり。小売店は市内にたくさんある。
銀行:市内にバークレイ銀行あり。
インターネット:市内に一軒だけ発見。バークレイ銀行のある通りを丘の上方向に2ブロックほど上がったところ。ラップトップ持込使用可能・有線接続。




バスで一気にワープしちゃた道
Mbeya〜Iringa間
そんなに急勾配ではなかった様子。自転車で走ってもよかったかも。

一泊しかしてないのでよく分からなかった町
Iringa(イリンガ)
夜遅く到着し、朝早く出たので町の印象はあまりない。ただし、イリンガの町、地図上では、幹線道路脇にあるように書かれているが、幹線道路から急な坂を上らねばならない。バスだから訪れた町だったが、もし、自転車で走っていたら、坂を上るのが面倒で、訪れなかっただろう。

そろそろマサイ族と遭遇しはじめる道
Iring〜Mikumi間
人家の密集率が低い地域で、ノンビリ走ることができる。天気がよいとメッチャ心地よい。イリンガからしばらくは下り坂メインの緩やかなアップダウンが続くのだが、Mbuyuniのちょっと手前で一気に標高が500mくらいまで下がる。この坂を下ったあたりからちらほらと、マサイ族の人たちを見かけるようになった。

意外と開けている町
Mikumi(ミクミ)
地図で見ると小さそうだったが、訪れたら意外と大きな町だった。

ライオンと遭遇するかもしれない道
Mikumi〜Morogoro間(ミクミ国立公園)
ミクミの町郊外から50kmほど、道がミクミ国立公園を突っ切ることになる。ライオンも生息するという国立公園なのだが、自転車で走ってもとがめられることはない。自己責任ということなのだろう。国立公園に入ることになるのだが、次の町へ行くために道を走っているということで、入場料などとられることはない。

ゴミゴミと賑やかな町
Morogoro(モロゴロ)

ダルエスに近づくにつれ乗り合いバスが超ウザくなってくる道
Morogoro〜Dar Es Salaam間

タンザニアの主都
Dar Es Salaam(ダル・エス・サラーム)

船でしかいけませぬ
Dar Es Salaam〜Zanzibar間

究極の楽園
Zanzibar(ザンジバル島)

舗装されてて走りやすい道
Dar es Salaam〜Bagamoyo間

メッチャ雰囲気がいい町
Bagamoyo(バガモヨ)

自転車では超走りづらい砂道(断念して引き返した)
Bagamoyo〜Msata間

バスで一気にワープしちゃった道
Dar es Salaam〜Moshi間

キリマンジャロが見える町
Moshi(モシ)

緩やかなのぼり道
Moshi〜Arusha間

サファリより日本食(!?)な街
Arusha(アルーシャ)

アフリカのベストロード
Arusha〜Namanga間

ケニアとの国境の町
Namanga(ナマンガ)

タンザニア側イミグレ横に両替所あり
タンザニアシリング→ケニアシリング両替可能