Blowout again
パンク再び

2008.10.01

 フェアバンクスまであと20kmの地点で、後ろタイヤに、嫌な感触を感じた。<パンクかも・・・>という思いが頭をよぎる。が、なんせ、後ろタイヤは三日前に交換したばかり。いやいやそんなはずはない、そうであって欲しくない!という僕の願いはむなしく、後ろタイヤはみるみるペシャンコになったのであった。この状況で、頭の中では次の3択が浮かんだ。1)20km自転車を押してフェアバンクスに入り、宿で直す。2)途中のNorthPoleで宿をとり、そこで直す。3)今ここで直す。今日中にはフェアバンクスに入りたかった僕は、3をチョイスすることにした。さすがにハイウェイ上でパンク修理作業は出来ないので、わき道に入り、自転車から荷物をはずし、道端に自転車を寝転がらせた。そして、後ろタイヤをはずし、ホイールからタイヤとチューブを取り外して交換。で、この際、タイヤを予備に持ってきておいた新しいものに好感することにした。この予備の新しいタイヤは、BD-1を購入した横浜のGreen Cycle Stationに、出発前相談しにいった時に、パンクしづらいタイヤですよと紹介してもらった<SCHWALBE>のタイヤ。こう頻繁にパンクが起こるようでは、しんどいので・・・頼みますよ、SCHWALBEタイヤ!

 で、道端でこんな自転車分解作業をしていると、気になるというものが人情ってもんで、「Are you OK?」と一人のおじさんがわざわざ車を止めて、親切にも声をかけてくれた。大丈夫と答えたのだが、しばし、どこから来たのか?とかどこまで行くのかとかいろいろ質問攻めに。そして、いい旅をな、と励ましの言葉を残して、おじさんは去っていったのであった。