Buena Onda.
素敵な人たち / Nice people!

2008.12.02 / Mexico (Queretaro)

 Today Andrei invited me for his working place. I met some people who was designer of media. They was interested in my trip and saw my WEB site. Mr. Juan told me "Why my picture is not displayed!". So today's diary I show his picture.

 In this afternoon, I was invited by Mr. Franz's Parents for lunch. I visited their house. I was adviced about future trip (central and south america). Franz's sister and her child Eric came and we had lunch together. Eric was very curious boy. He told me about Japan (Nintendo etc.). I had a happy time with them. Thank you very much Frantz and his family!
 昨日の晩、部屋でLaptopを広げ、PremiereProで編集している僕の姿を見て、Andreiが「明日、仕事場へ来ないか?」と誘ってくれました。というわけで、今日は、Andreiの仕事見学。メキシコのコンテンツクリエイションはどんな様子なのか、この目で見れるチャンス到来。

 まず、朝早くから、イベント会場へ。ビデオ担当のJuanさんと合流。今日は、セレモニーの様子を撮影する仕事だそうです。Andreiがスチルカメラで、Juanさんがビデオカメラ。ビデオは僕も愛用していたCanonのXL2を使ってました。セレモニーが終わってから、彼らのオフィスへ。おととい連れて行ってもらったEl Cerrito遺跡の裏にある建物の一角にオフィスがありました。6人くらいでやっているデザイン事務所で、MacのG5が4台。映像クリエイションだけでなく、フライヤー制作や、看板デザインなどもやっているようで、Illustratorを広げてなにやらパンフレットのデザインをしている人も。皆さん、楽しそうに仕事をしてました。あぁ、こんな感じの制作会社を立ち上げたいな、もし日本に戻ったらって思っちゃいました。ちなみに、オフィスの真ん中の壁には、エヴァのポスターが・・・

 さて、仕事中でしたが、僕の旅の話に皆さん興味をもってくれまして、WEBにつながる環境だったので、サイトを紹介したところ、YouTube映像を見て喜んでもらえて。アップしている映像に関して、直接的な反応を見て、なるほど、こういう部分を面白がってもらえるのか、とか、勉強になりました。そうそう、Juanさんには、以前、ルート120で、Andreiと一緒に会っていたんです。で、WEBを見て、「なんでAndreiしか載ってないんだ!」って憤慨していたんで、アップで載せておきます、上から4番目の写真がJuanさんです(笑)。あと、皆さんから「スペイン語にはしないのか?」と迫られまして・・・うーむ、英語を書くだけでも大変なんだよなぁ。

 一仕事をして、遅い朝食に。朝食は、当番制になっていて、当番の人が家で仕込んでもってくることになっているんです。今日の当番はAndrei。昨日の晩、手伝って一緒に作ったサルサパスタと、煮込んだカルネを簡易調理道具で温めなおして、皆さんと一緒にいただきました。うーん、こういうアットホームな感じで仕事ができるのもいいですなぁ・・・

 それから仕事の合間合間に、AndreiとJuanさんが、オフィスの入っている建物のほかの部屋の人たちを紹介してくれたりしまして。いやぁ、本当にメキシコの人たちって、オープンな人たちばかりなんです。素敵な出会いがたくさんありすぎて、皆さんの名前を覚えきれません。うれしい悲鳴です。ちなみに、5番目の写真の女性はカルメンさんです。

 そう、書き忘れていましたが、Queretaroといえば、水道橋が有名とのことです。街に水を供給するために作られたもので、街の北の山から街に向かって伸びています。

 さて、今日はさらに、メールでメキシコ情報をいただいていたFranzさんのご両親の家を訪問することになってまして。Franzさんから、「両親の家がQueretaroにあるから、着いたらぜひ訪ねてみて」って言われてたので、これまたずうずうしくも、昨日電話して、本日ランチにお招きいただいたというワケなんです。そもそもFranzさんも、以前の仕事でお世話になった中村さんから紹介してもらったメールでしかやりとりをしていないフレンドなんですが・・・いや、この旅にでて、<人と人とのつながり>を実感しています。<人と知り合う>ということに関して、以前は、割と希薄に感じがちだったのですが、今、「誰かと知り合う」ことは自分にとって、とても深いことになっています。まだうまく言葉に出来ない感覚なのですが、この感覚を得られただけでも、旅にでてよかったって思えるくらい大きな感覚なんです、これは。

 前にもらった街の詳細地図を頼りに教えてもらった住所を訪れ、Franzさんのご両親宅に到着。とても明るいお母さんに「Welcome!」って迎えてもらいました。そして、まず、サングリア入りのテキーラを少々(ポキト)いただきまして、二階から降りてきたお父さんと「乾杯(サルー)!」。それからしばらくお父さんに、メキシコのこと、中米のこと、南米のこといろいろお話を伺いました。しばらくして、Franzさんの妹さんが、息子のEric君を連れてきまして。このEric君が好奇心旺盛な男の子で。僕が来るのを楽しみにしてくれたみたいで、He is thrilled that you will be here.って言われました。そして、「ニンテンドーってどんな会社なの?」とか「日本ってヌードルを食べる時、音を立てるのがおいしいってことなんだよね」とか、会った早々、いろいろ僕に聞いてきました。それにしても、この間、Marioさんの娘さんに会った時も「日本のアニメが好き」と言われまして・・・アニメやゲームの世界進出っぷりを実感します。

 お母さんにはとてもおいしいランチをご馳走になりまして。前菜、スープ、メイン、デザートとフルコース。ブエノ!でした。途中、パンにつけるピーナッツバターに似た甘いバターを「これ、おいしいから食べて」とEric君に薦められまして。パンにつけて食べると確かにおいしい!「旨いね」と言って彼をみると、Eric君は、スプーンに絡めたバターをおいしそうにしゃぶってました。

 その後、コーヒーをいただきながら、しばし談話。Queretaroには30年前に来て、その頃にはまだ街はちっちゃかったの、とかこの辺の昔話を聞かせてもらいまして。また、Eric君にはピアノを披露してもらいました。そして、夕刻になったので、お別れすることに。「何かあったら連絡するのよ」と温かい言葉をいただきまして。皆さんとお別れ。こういうひと時が心に沁みるんです・・・

 さらに今日は続きがありまして、19時頃、Marioさんから電話があり、昨日、立ち寄った店で僕の旅に興味をもってくれた店長のルルさんが、ディナーをご馳走してくれるということで、出てこいと。Andreiも一緒にとのことだったので、ルルさんの店で、3人でディナーを食べることに。サボテンの皮でチキンや野菜を包み、蒸すというメキシコならではの料理をご馳走してもらいました。そして、ルルさんと、料理人のマリアーナさんも一緒にテーブルを囲んで、あれやこれやとお話を・・・で、そろそろ帰りましょうかと席を立ったのが12時過ぎ。ホント、メキシコの人は話好きです。