La Lucha Libre
ルチャ・リブレ / Lucha Libre

2008.12.09 / Mexico (Queretaro)

 Today I went to see "Lucha Libre". I was pleasure to see it. I was satisfied because I was able to be seen the game as expecting.
 今日は、楽しみにしていたルチャ・リブレ観戦。昨日、チケットを購入して、最前列の席をゲットしていたのだ。ちなみに、お値段は最前列席で150ペソ。日本円で1,200円ってとこですか。

 さて、観戦前に腹ごしらえをと思って、近くの屋台に入ったところ、隣に座っていたおばちゃんがなにやら話しかけてくる。よく分からないスペイン語だったので、困っていたら、店のおばちゃんが「テレビサ、ビシクレタ」と僕に向かって言うのです。どうやら、おとといのテレビを見てくれていたらしく、「あんたがテレビに映っていた人なの?」みたいなことを言いたかったようで。店のおばちゃんもテレビを見ていてくれたらしく、話が通じまして。カタコトスペイン語で、盛り上がり、店のおばちゃんからは、なんと、ゴルディータ(袋状のトルティーアに具をつめる料理)を一つおまけしてもらっちゃいました。

 お腹もふくれたところで、会場に行くと、周囲のお店でマスクが売ってまして。ふふふ、一つ買っちゃいました。んでもって、会場に入ろうとすると、もぎりのおじちゃんが「お前はあのビシクレタ小僧か?」とまたしても、テレビを見たということで、話しかけてくるではないですか!いやぁ、意外と皆さん、テレビ見てくれているのですね。テレビのパワーはスゴイ・・・

 体育館を思わせる会場の中心にリングがあり、天井からの蛍光灯でぽっかりと照らされるリング。時間前の会場では、リングの周りをマスクをかぶった少年たちがグルグル回ってました。20:30になり、一瞬会場が暗くなったかと思うと、テーマ曲が流れ、レスラーが登場。本日は全部で4試合。ソロ、2対2のタッグ、3対3のタッグ、そして最後にチャンピオン戦というプログラム。最初はまばらだった席も、試合が進むにつれ、人が増え、3試合目くらいには満席に。ルチャ・リブレは競技というより、エンターテイメント。おそらくどちらかが勝つかはあらかじめ決まっていると思うのですが、勝敗までの強弱をつけたドラマチックな試合の流れ、そして空中技を多用した華麗な技の披露、これが客を熱狂に巻き込むポイントなんでしょうか、会場は一体になっての大盛り上がり大会になるのですよ、これが。僕としては、期待していたとおり、冴え渡った空中技が見れて、大興奮!コーナーのトップから、ジャンプし、空中でクルクルッと何回転もした後、相手にボディアタックし、そのまま体を巻き込み、マットにフォールする技の流れは、あまりに華麗で、惚れ惚れしちゃいました。

 終わって時計を見ると23:30過ぎ。いやぁあっという間に時間がたっちゃいました。満足満足。