El tiempo ha venido a decir el adiós Queretaro.
Queretaroの街とお別れ / The time has come to say goodbye Queretaro.

2008.12.10 / Mexico (Queretaro~San Juan del RIO)

 I leave Queretaro today. It'll be sad to say goodbye.
 いよいよ、今日、Queretaroの街を出発することにしました。昨日の夜、Andreiとは2時過ぎまでいろいろお話をしまして。ここ最近、Andreiにスペイン語を教えてもらっているお返しに、日本語をレクチャーしていたんです。で、Andreiが「2012年に日本に行くよ」と言ったので、「もちろん、日本に来てくれた時にはうちにお招きするよ!」と答えておきました・・・が、果たしてこの旅は2012年に終わっているのか?

 朝、仕事に行くAndreiを見送り、お別れ。あんまり悲しい気持ちにはならなかったのは不思議なんですが、なんか、Andreiとはまた会える気がして。その後、大変お世話になったMarioさんにお別れの電話をしたところ、「15分でそっちに行くから出発はちょっと待って」と言われ、家で待機。Marioさんが車でわざわざ来てくれ、「朝飯を一緒にどうだ?」と。Queretaroの街にあるサンタ・ロサ・ビテルボ寺院に寄ってから、街をでるつもりだったことを話すと、車で連れて行ってくれまして。で、寺院近くの屋台で、タマリスという食べ物を一緒に食べました。このタマリスという食べ物は、11/28の日記で紹介したメキシコ料理の一番最後の写真の食べ物。さらに、チョコレートベースの黒い液体はチャンプラードという飲み物だと教えてもらいました。メキシコの伝統的な食べ物らしいです。その後、寺院の中に入って、しばし旅の幸運を祈る。そして、ついにMarioさんともお別れ。忙しい中、一緒に遊んでいただいて、本当にありがとうございました、Marioさん。ちなみに、Marioさん、12/24にQueretaroにホテルをオープンさせるそうで。僕のような旅人を泊める安くて素敵な宿になるそうです。日本向けの宣伝隊長になりますよ!・・・パワフルなおじさんです。

 そして、荷造りをし、いよいよAndrei宅を出発。Andreiのおかあさん、おばあさんにも挨拶。なにかお土産を・・・と思って、日本円のお札をプレゼント。なんだか、とっても喜んでもらえまして。ふむふむ、お世話になったお礼に、日本円をお土産に渡すのは意外といいかもしれないです。もっと1000円札を持ってきておくべきだった・・・

 それにしても、ここまで人に親切にできるメキシコの人たちってすごいなぁと思います。そして、皆いい意味で我がままに自分の好きなことをして生活していて。周囲や枠に気を使いすぎてストレスをためてしまっていた日本での生活を振り返り、そうそう、こういう生き方をしたかったんだよ!と、生き方の勉強をさせてもらっています。

 さて、街の中心を通り、ルート57に出る。この道路を通って、メキシコシティまで200km。さて、街を出たところにでっかいCONIN像があるのですが、この付近に「Barbacoa de Miranda」という12/8に訪れたバルバコア料理のお店がありまして、ちょうど目の前を通ったので、マイケルさんに挨拶に寄ったところ、お別れに、タコス3つとコーヒーをおごっていただきました。ここのコーヒーの味は絶品で・・・もう一度飲めて幸せです。

 本当に、Queretaroの街の人たちにはお世話になりました。大好きな街です。ニュースに出て、<この街の>いろいろな人たちに僕の存在を知ってもらえたことが、すごくハッピーなことに思えます。今日も、走っていると、3組の人たちに呼び止められ、「テレビを見たぞ、一緒に写真を撮らせてくれ」と言われ、路肩でしばらく話し込んじゃいました。おかげで、今日は50kmほどしか進めず・・・メキシコシティに着くのは明後日になりそうです。