One item of studying espanol
こんな勉強方法も

2009.02.20 / Guatemala(Quetzaltenango) 本日0km走行: Total6910km

(English)
 I studyed espanol all day long. It's tough for me. Today Sandora who is a daughter in home stay house bring me one item for studying espanol.



(Espanol)
 Estudio espanol mucho todo los dias. Estoy cansado...
 頭はもう完全にスペイン語モード。ホームステイ先で、食事時に皆さんが話す会話の内容がだんだん聞き取れてきている自分が嬉しい。話すとなると、まだまだタドタドしいんですけどね。

 レッスンから帰ると、学校から帰ってきた9歳のSandoraがパソコンらしきものを持ち出してきて僕に見せてくれまして。おぉ、グアテマラの小学生はパソコンを使えるのか!と驚いていると、それはパソコンではなく、語学学習マシン。文字埋めゲームや、間違い探しゲーム、似た言葉組み合わせゲームなど、言葉を遊び感覚で学べるものなんです。で、僕にやれと、渡されまして、やってみたら、これがなかなか。単語が表示される前に、その単語の意味が絵で表現されるんですよ。例えばojos(目)という単語であれば、目の絵が表示された後、ojosという表記がなされる。うーん、わかりやすい。1時間くらいずーっとやってました。チニータ、ありがとう。

 さて、今日のスペイン語レッスンは、<er動詞><ir動詞><Hay動詞>と文法的には動詞ばかりを勉強。いやぁ、スペイン語の動詞の活用、なかなか大変です。そして、会話編は、<モノを盗られて警察にかけこむ>ことを想定した会話をリクエストして言い回しを習う。

Yoshi: Yo pierdo mi camara, por favor ayudeme.(カメラを盗まれました。助けてください)
Karla: Talvez deja su camara en el hotel.(ホテルに置いてきたんじゃないの?)
Yoshi: No, yo llevo mi camara en el bus.(いいえ、バスには持っていったんです)
Karla: Quiere un certificado de robo?(盗難報告書が必要ですか?)
Yoshi: Si.(ええ)
Karla: Vamos a la jefatura.(じゃぁ本部へ行きましょう)

なんてやり取りから始まって、調書を書くのに必要な質問などなど、様々な言い回しを教えてもらいました。

 そして、例文を作るとき、いつも僕がcomer(食べる)という動詞を使って食べ物例文ばかりを作っていたせいか、野菜、フルーツの名前について、ずらっと教えてもらいました。メルカド(市場)に行った時、名前が分からず、いつも指差して、「エスタ、ポルファボール(これください)」と言っていたんですが、今日習ったおかげで、もちっとましな言い回しができるようになるぞっと。そう、言葉を習っているのは、豊かなコミュニケーションをしたいがため。習わなくても、なんとか旅は続けられるんですけど、もっと現地の人たちとのやりとりを楽しみたいじゃないですか。

 長い人では1年くらい滞在してスペイン語を習っているそうです。まぁ安いですからね、グアテマラのスペイン語学校。余裕があれば僕もそれくらいやってみたい。そうそう、タカさんに聞いたのですが、グアテマラの平均月収はいいところの銀行に勤めている人で、1600ケツアールくらいだそうです。日本円で2万円くらい。一人の稼ぎでは生活が大変なので、家族は大抵大家族。大家族であるがゆえに、子供は常に誰かにかまってもらえる環境になっていて、健全に育てられているそうです。犯罪が多い国ではあるのですが、原因は物欲しさや恨みといった分かりやすい理由ばかり。日本のように、理由不明瞭な無差別殺人はないそうです。社会のあり方が、人々の心のあり方を変える・・・現代病と言われている今の日本人の心のあり方を他の国の生活様式から比較してあぶりだして見るのは、社会学的に興味深い。