El descuido es un enemigo
油断大敵

2009.05.09 / Panama(PanamaCity) 本日自転車0km走行 : Total 9887km走行
天気:晴時々雨 ネット接続:1
朝飯→オムレツ+パン 昼飯→中華チャーハン 夕飯→自炊焼きソバ / 宿→Zulys Independent Backpackers(四日目)

(English)
  Today I was stolen my computer. But I found it in the next barn. It was good.



(Español)
  Hoy me robé mi computadora. Pero lo encontré. Era bueno.
 いやぁ、頭の中が真っ白になるとは、まさにこのことなんですねぇ・・・今日、盗難にあってしまいました。盗られたものはなんとパソコン。宿のドミ部屋のベッドの上に置いていたパソコンが入れものごと、しかもコレだけ無くなっていたのです。

朝9:25 ホームページ、メールのチェックを終え、パソコンを入れ物にしまう。
朝9:26 パソコンが入った入れ物をベッドの上に置き、洗濯へ。
朝9:26~9:35 洗濯。
朝9:35 部屋に戻り、置いたはずのパソコンがないことに気づく。

 ほんの10分間のことなんですよ。あるはずのパソコンが無くなっているベッドを見た時、一瞬、何が起こったのか把握できず(というか、頭が拒否反応を起こしたんだと思います)、クラッとしました。そして、次の瞬間、油断していた自分の気の緩みをすごく悔いました。バックパッカー宿のドミに何度か泊まっているうちに、こういう宿で出会う人たち気のよさに、すっかり心を開いてしまっていたんです。いい人もいれば悪い人もいる。こんな当たり前のことを忘れ、バックパッカーはいい人たちばかり、なんて勘違いをしちゃって。大事なモノをポイっとそのまま置いておくなんて・・・

 他の場所に置いたのかも、と、部屋の中を探したんだけど、無い。すぐに、宿の受付に行って、パソコンがなくなったことを報告。スタッフのオネェサンが、とりあえず、宿から出て行く人のことを止めてくれ、「警察呼ぶ?」と。警察に電話してもらい、待っている間に、もう一度、部屋を捜索。部屋を探しながら、<夢であってくれ~>と何度思ったことか・・・

 やはり、部屋の中には無かったので、隣のモノ置き部屋を一応調べてみた。何故隣の部屋に行ったかというと・・・これはなんとなく部屋に呼ばれたとしか言いようがない。そして、部屋を探すこと数分、部屋の奥の棚を開くと、なんとそこにパソコンが!そう、無くなったパソコンがこんなところにあったのです。この時の、気持ちといったらモウ!!!オイラがこんなところに置くわけはなく、誰かが一旦隠すためにここに置いたのだろう。盗ってすぐ手元に持っていると、騒ぎになって、荷物検査したら引っかかるかもしれないからな。というか、10分間の短い時間では、ここに放り込むくらいしかできなかったのかもしれない。なにはともあれ、とにかくあってよかった~。身体の力が一気に抜けました。

 そして、受付に行って、オネェサンに「ありました!パソコン」と報告。一緒になって探してくれた人たちや、出発するつもりなのに足止めをさせてしまっていた人たちから、「お~」というどよめきと共に、拍手・・・すいません、ホント皆さんにご迷惑おかけしました。そして、すぐに警察に見つかったことを報告・・・

 その後、貴重品を、まとめて鍵つきロッカーに入れたことは言うまでもありませぬ。最初からやっておけよというツッコミはごもっとも。旅の最初の頃はもちろんやっていたんです。しかも部屋に置いた荷物のことが常に気になっちゃうほど神経質にね。それが・・・何事も起こらないと、締めていたはずの心のタガは、次第次第に緩んでいってしまうものです。油断大敵。今回、心の底から、そのことに気づかされました。居心地がいい場所だからって、何が起こるか分かりません。自分のことは自分で守らないと。

 あ~、それにしても、探している最中、いろんなことを考えちゃったよ・・・データをどうしようとか、パソコンがないと旅が続けられないかもなぁとか、どこで新しいパソコンを手に入れようとか。あ~、盗られたモノが出てきたのは単なるラッキーなんだけど、ホント出てきてよかった。

 そして本日モウ一つ朗報が。つながらなかった船のキャプテンに、今朝ようやく連絡がつきまして。明日、San blasのCatiというところに行って、そこから船に乗り込むことになりました。San blasまでは自転車で行こうと思っていたんだケド、出発が明日9:00なので、自転車だともう間に合わない。明日の朝5:00に車に乗って向かいます。