Fiesta del gyoza
餃子パーティ

2009.09.28 / Peru (Lima) 本日自転車0km走行 : Total 14057km走行
天気:曇 ネット接続:1
朝飯→ご飯味噌汁 昼飯→餃子 夕飯→秋刀魚 / 宿→佐藤家(ホームステイ)

(English)
  I cooked much gyoza for party.



(Español)
  Cociné mucho gyoza para la fiesta.
 オイラのWEBを見て、ニシザワさんの知り合いの方々の間で<餃子>が密かな期待となっていたようで・・・今日、餃子パーティを開催することになったのでした。さらに、ピスコにいるショウさんも、餃子パーティの今日、リマに戻ってきてくれることになり、再会予定。作った餃子を、ちょうど泊まっていた人たちにおすそ分けということはあったものの、初めから誰かに食べてもらうために餃子を作るのは、カンクン以来。人様のために餃子を作るなんて・・・というプレッシャーの中、朝を迎えたのでした。

 餃子作り、ここリマでは材料は完璧に揃う。皮用の強力粉に薄力粉。具用の豚のひき肉、白菜、葱、ニラ、ショウガ、塩コショウに醤油、ごま油。中南米では入手困難だったニラも、日本食材を車に積み、リマ在住の日本人宅に行商しているという、野菜売りのオジさんから買ってもらいまして。さらに、皮打ち台もあるし、ノシ棒も・・・これだけ完璧な材料、道具が揃って失敗したら、そりゃもう、言い訳できないってもんで。

 日本製の強力粉にペルー産の強力粉と薄力粉をブレンドし、お湯を少しずつ足しながらコネコネ。いつも一人分しか作らないから、パーティ用の分量としてどれくらい作ればいいのか微妙に迷う。もうちょっとあったほうがいいかなと思いながら少しずつ粉も足していったら・・・結構でっかいボールが出来上がったのでした。これをラップに包み、しばらく寝かす。

 皮材を寝かしている間に、具を作り始める。白菜、葱、ニラ、ショウガを全てみじん切り。ひたすら細かくみじん切り。いっつも、この作業に時間がかかってしまうのです。餃子を作る時、しばらく台所に居座ることになり、「Yoshiはいっつもコシナ(台所)に居るね」なんて言われたりもするのですが、これはみじん切り作業のせい。今日は、さらに、いつもに比べ、大量の野菜をみじん切るため、時間も倍以上かかってしまった。時計を見たらなんと、もう12時。パーティはお昼から。ちょいと気持ちをスピードアップして、具を作成。寝かしておいた皮材をもういちどコネ直し、皮作り開始。ここで、最初のお客リョウコさんが到着。ご挨拶をして・・・具を包むのを手伝ってもらっちゃいました。オイラがノシ棒で伸ばした皮をリョウコさんに渡し、それをリョウコさんが包む。見事な連係プレーで、次々と餃子が出来ていく。そして出来上がった餃子64個。最後の方は具が足りなくなって、チーズを包んでチーズ餃子を作成。包みは完全にリョウコさんにお任せしていたら、チーズ餃子がすごくかわいい包みに。いやぁ、素敵。この包み方、次回真似させていただきます。

 そうこうしているうちに、ケイコさんとアキコさんも到着し、餃子パーティ開始。ホットプレートで焼いたおかげで、餃子がくっつくなんてこともなく、見事に焼きあがる。おそるおそる味見をしてみると・・・旨いっ!カタチ、味、ともにグッドで、自信をもって人様に出せるものが出来上がったのでした。よかったぁ・・・

 そして夜、夕刻に到着したショウさんも交えての夕食。結構作ったのに、あっという間になくなってしまった餃子、少し取っておいた分をショウさん、そしてあすかちゃん、はるかちゃんに振舞ってもらう。あすかちゃんとはるかちゃんには、チーズ入り餃子が大好評。さらに、近所のヒロコさんが、わざわざ餃子を食べに寄ってくれまして・・・評判上々の餃子、今回の餃子作りで妙な自信をつけちゃったオイラ、イザお金が尽きた時に向けて、餃子屋台計画を密かに心の中で練り始めたのでした。