Aestheometry
シピボ族の幾何学模様

2009.09.27 / Peru (Lima) 本日自転車0km走行 : Total 14057km走行
天気:曇 ネット接続:1
朝飯→トースト 昼飯→たこ焼き 夕飯→豆野菜の煮込 / 宿→佐藤家(ホームステイ)

(English)
  I was tought about the mud dye made by Shipibo.



(Español)
  Supe aestheometry de Sipibo.
 今日は、ニシザワさんの知り合いのミナコさんの息子さんのプリメーラコムニアオンというカトリックの通過儀礼があるというので、ずうずうしくも、連れていっていただいたのでした。

 親戚、友人が集まっていたそのフィエスタ、オイラも暖かく迎えていただきまして。ありがとうございます。そして、そこでは、たこ焼きやら、グラタンやらの懐かしい日本・西洋料理、そして、アレキパの郷土料理であるオコパ(茹でたジャガイモに濃厚なソースをかけたもの)などなど、美味しい料理を、たらふくいただいちゃいまして・・・ここ、リマでは、やばいくらい食べまくりです。このいきおい、確実に体は肥大化しています。リマに到着時、体重計に乗ったら72kgだったのだが・・・リマ出発時には果たして何キロになっていることやら・・・

 さてさて、そこに来ていたアヤさんという女性に南米について、いろいろお話を聞きまして。アヤさんは10年くらい前、ひとりで南米一周旅行をしたそうです。その旅の途中に、クスコで知り合った日本人男性と旅終了後に結婚。今リマで生活をしているとのことなんです(アヤさん、旅行体験を<私の南米ひとり旅>という本にまとめていて、佐藤家にその本が置いてあったので、帰宅してから改めて、アヤさんの旅路を読ませてもらいました。コロンビアで睡眠薬強盗にあったり・・・いやぁ、アドベンチャーな旅もようが書かれていて、とても面白かったです)。で、アヤさん、今は、シピボ族というアマゾンの原住民の人たちが作る泥染めに魅せられて、彼らの支援をするため、彼らの製品を扱うアマゾン屋をやっていまして。この泥染めという独特の染め方法、アヤさんに解説してもらったのですが、なかなか興味深い。泥と、鉄分の酸化作用を利用して、布に模様を定着させていくという不思議な染め方法。帰りにアヤさんのところへ寄って、その泥染めされた布で作られた製品をいろいろ見せてもらったのですが・・・幾何学的な模様がなんともいえず、魅力的。この模様、シャーマンが使う、アヤワスカという幻覚作用のある薬草ドリンクを飲んだときに見えるものと言われているらしいのです。うむむ、泥染め模様に惹かれるとともに、ちょっぴりアヤワスカにも興味が湧いてきてしまいました。シピボ族のサンフランシスコ村、行ってみようかなぁ・・・