(English)
I started travel again.
(Español)
Empecé el viaje de nuevo.
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いよいよリマ出発。７時半起きが日常となったリマ生活ですが、久々に６時起き。シャワーを浴びて、食卓へ行くと、いつものように、朝食の用意が。あぁ、こんな幸せな朝も、今日でおさらば。明日からは、パンとバナナな朝生活になるのでしょう。そして、お昼にと、お弁当まで作っていただいて・・・ホントに何から何まですいません、ニシザワさん。このご恩はどうやってお返ししたらいいものやら。
そして、ニシザワさん、旦那さん、あすかちゃん、はるかちゃんに見送ってもらって、佐藤家を出発。久々に自転車に乗ると、いつもなるように、今回も、ヨロヨロしながらのスタート。う～む、荷物をだいぶ軽くしたはずなのだが・・・
パンアメリカンに乗る前に、ナオコさん宅に寄り、ナオコさんとベンさんに出発の挨拶。「これ、エネルギーね」と、いただいた一袋のグミをカバンにつめ、手をフリフリ、パンアメリカンへ。土曜日の朝のパンアメリカンはそんなに交通量もなく、スムーズにリマ郊外へ。
リマの街から10kmほど出たところにPachacamac遺跡がある。インカの前から栄えていたというPachacamacはぜひ見ておきたい遺跡だったので、ちょいと回り道になるのだが、寄ってみることに。＜Pachacamacはこちら＞の看板に従い、パンアメリカンを外れ、しばし走ると、見えてきた、道沿いに広い遺跡。Pachacamac遺跡だ。ここ、とにかく広いので、ツアーの場合、遺跡内をバスで回るとのこと。であれば、遺跡内を自転車で回れるのか！と期待して行ったのですが、自転車はＮＧ。博物館前にある駐車場に停めて、歩いて見てね、と言われ、ガッカリ。そして、広い遺跡をテクテク歩いて見て回ったのですが・・・やはり、乾いた遺跡はイマイチです。心躍る風景には出会えず、肩を落として、自転車置き場へ向かって歩いていたら、博物館前に、日本人観光ツアーらしき団体が。シルバーウィークは過ぎたのに、結構日本人が来ているんだなぁと思ってその団体を見ていたら、団体を仕切っているガイドさんに見覚えが・・・おぉ！ミナコさんではないですか。リマで、ニシザワさんに連れられて訪問させていただき、たらふく美味しい食事をいただいたミナコさんに、こんなところで再会できるなんて。なんか、旅途中で起こる、こういう偶然の再会って、テンション上がりますなぁ。ツアー客におじさん達に、オイラのことを紹介していただきまして。「息子と同じくらいの年ですわ、ガハハ」と一人のおじさんに言われ、一緒にパチリと記念撮影。
Pachacamacを出ると、チチャロン屋がズラリと並ぶ、チチャロン村（？）に遭遇。長いフォークに突き刺したチチャロン一切れを、「どう？味見」と目の前に差し出してくる。まだお腹いっぱいだったオイラは味見だけさせてもらい、チチャロンゾーンを通過。しばし、モクモクと走り続けたのでした。
お昼過ぎ、お弁当のおにぎりをほおばる。美味いっ！おにぎりをほおばりながら、午前中からずっと感じている、違和感について、考えてみた。なんか、走りながら違和感を感じるのです。心がフワフワしていて、なんか走っている自分が自分じゃなく、現実感がつかみづらい感じ。なんだか、体は再出発をしているのだが、心がまだ佐藤家でノンビリしている模様。う～ん、出発する時、はるかちゃんに「忘れ物はない？」と言われたんだけど・・・心を忘れてきてしまったようです。
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