(English)
Today I left from Tiquina! And I arrived at La Pas.
(Español)
Hoy yo salio de Tiquina.
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朝起きて、トイレに行こうと階段を上っていると、オバちゃんとすれ違った。「今日も船は出ないみたいよ」「えぇ～！」。いやぁ二日は耐えられたケド・・・三日待ちは辛いなぁ。だってここには、チチカカ湖の素敵な景色はあるんだけど、お店も何も開いてないんだもん。
ガックリと気落ちしたのではあるが、とりあえずチチカカ湖で顔を洗おうと湖まで出たのであった。すると・・・一隻の渡し舟が車を乗せてこちらへ向かってくるではないですか。あれ～船出ているじゃないか、と思っていたら、近くにいたおじさんが、緊急車両を運ぶために特別に出した船だということを教えてくれた。そして、あの船は引き返すから、乗るんだったらすぐに自転車を持ってこい、と。そう、昨日、おとといと、この辺の人たちに、「オイラは自転車で旅をしているんだけど、なんとか渡れないか？」と聞きまくっていて・・・ただでさえ、よそ者ってことで目立つオイラ、この村ではだいぶ認知されていたのでした。港で洗濯をしていた、インディヘナのオバちゃんも、「あんたが戻ってくるまで私が船を止めといてあげるから」と言ってくれまして。オイラは急いで宿に戻り、とりあえず、整理する間も無く荷物を自転車にくくりつけ外へ。別の車を乗せた渡し舟は
もう出る寸前。オバちゃんがかろうじて止めてくれている状態でして。急いで船に自転車を積み込む。オイラが乗せた途端に、船は出発。そんなに焦んなくても・・・見つかるとヤバイのかな？
まぁなんにせよ、二日間足止めをくらったTiquinaから脱出成功。いやぁ、自転車だからマイペースで旅できるってワケでもないんだなぁ。思わぬところで前に進むことを止められることってあるのねん、と一つ今回の件で勉強になりやした。
その後は、順調にラパスへ。閑散としたアンデスの風景から次第にレンガ作りの家々の風景に変わってきた。店も増え、車の交通量も増えていく。車と人で溢れ、自転車に乗って進むことができなくなってきた。しょうがないので、自転車を降り、押して進む。さすがラパス、賑わっているなぁと思っていたら、どうもここはラパスではなくEl Altoというラパスの一歩手前の町らしい。ラパスはここから300mほど下った盆地に広がっている街だとのこと。その辺にいたお巡りさんに、ラパスまでの道を聞き、向かう。とにかくスゴイ坂を降り、さらに人と車で溢れかえる街へ突入・・・ラパスってこんなにゴチャゴチャした街だったっけ？と11年前の記憶の印象との違いに若干戸惑いつつ、宿を探して彷徨うのでした。
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