(English)
Today is day off.
(Español)
Hoy está apagado día.
(Português)
Hoje é dia fora.
|
|
いつものように6時に目が覚めるかと思いきや、朝起きたら7時だった。なんだかんだで疲れているのかなぁ・・・まぁ無理もない。昼間がっつり肉体労働をして、毎晩ピンガを飲んで夜遅くに寝るなんて生活をしていたらねぇ。
朝飯を食べたら、日曜日恒例の日記書き開始。ここ二、三日、天気が悪かったため、農作業休みを使って、何日か分の日記は書くことができたんだけど・・・残りの日記を書いていたら、午前中が終了。11時になる角笛の音色に呼ばれ、昼ごはん。今日の昼食は、食堂前でシュラスコ。復活祭(イースター)明け?のため豪勢に牛肉ステーキが焼かれているようですが・・・相変わらずキリスト教の行事にうといオイラ。とにかく美味しい肉が食えて満足、満足。
さてさて、午後は、これまた日曜日の日課となったミランダポリスまでの自転車走り。で、今日、ゴウ君もネットをやりにミランダポリスへ行くというので、一緒に自転車で行くことにしたのでした。ゴウ君はゴリさんの自転車を借りて行くことに。そうそう、このゴリさんチャリ、旅仕様のしっかりしたいい自転車なんですよ。なんでも、ここ弓場農場までチャリで旅行していた人が、ここでチャリ旅を終え、ゴリさんに託したチャリとのこと。もし、ここからチャリ旅を始める人がいたら、使ってもらうための自転車なのだそうです。そういえば、ペン園にもそんな感じで自転車が置かれていたし・・・そんな自転車を使わせてもらうと、南米、途中からチャリダーに変身ってことが可能ですよねぇ、ウンウン。
そんな訳で、ミランドポリスまでゴウ君とベアラン。ゴウ君の乗っているチャリは、前3段、後ろ8段のギアつき。こりゃ、オイラの自転車なんて置いてけぼりで、楽々行けるでしょう、と思いきや、そこは使い慣れない他人の自転車・・・ギアの変え方が分からない。重くするギア変換レバーはついているんだけど、軽くするほうのレバーがないのだ。後から、ブレーキレバーを横にひねればギアチェンジできることが判明したんだけど、それは弓場に戻ってきてからのことで。アップダウンの厳しいミランドポリスまでの道を一番重いギアでこぎ、がんばって走ったゴウ君なのであった。
なんとか弓場まで戻り、食堂へ行ってみると、ちょうど辻さんとオーちゃんがビールを飲んでいたトコロでして・・・ゴウ君と二人で、一杯ゴチソウになってしまいました。そして、おつまみのパラ栗なるものをいただく。なんかナッツみたいな食感でウマイ。さらに、本日の2時のおやつに出たシュークリームをとっておいてくれてまして。これまた、おいしくいただきました。
夕食後は、トランプでもするかという話になり、大貧民大会が始まった。弓場に来て、しばらく、夕食後は、それぞれ思い思いの時間を過ごすことが多かったのだが、今日は皆で集まってしっとりとトランプ・・・と思っていたら、弓場の子供達が「オレも混ぜて~」と入ってきて、あっという間に騒がしいトランプ大会になってしまったのでした。
そうそう、そんな賑やかで楽しい弓場、また弓場について知ったことを日曜日の日記に書いておくとするか。
1922年、ブラジル定住を目的とし、お互いが協力し合う理想の村を作ろうとNGOによって、サンパウロの北西600kmに位置するこの場所に、アリアンサと名づけた村が建設され始めたそうです。で、このアリアンサ移住地建設計画を知った、弓場勇さんが、1926年、19歳の時に一家10人を連れてブラジルへやってきた。そして、アリアンサの一角に、同じ志を抱く仲間たちとともに、共同農場を建設したのが、弓場農場の始まり。現在、2009年時点で、24家族60名ほどの方々がここ、弓場農場で暮らしているそうです。
で、ここに定住されている方々以外にも、何人かの旅行者が長期、短期さまざまな形で、ここ弓場に滞在させてもらっている。オイラ達のようにね。こんなふうに、旅行者を迎えるというのは、創設以来の弓場の伝統だそうです。そして、滞在者を特別扱いすることなく、弓場の一員として扱うというのも昔からだそうで。旅の途中で寄った弓場の魅力にとりつかれ、そのまま弓場に定着してしまった方もちらほらいらっしゃるようで。1970年代に自転車で世界を走ったというチャリダー大先輩の辻さんも、弓場が旅のゴールになってしまった方の一人デス。
|
|



|