Mídia japonesas
海外での日本メディアへの触れ方

2010.05.05 / Brasil (São Paulo) 本日自転車0km走行 : Total 18210km走行
天気:晴れ ネット:1
朝飯→パン 昼飯→ヤキソバ 夕飯→ラーメン / 宿→鹿児島県人会館(25レアル)

(English)
 We drunk in Izakaya today too.



(Español)
 Nosotros bebido en Izakaya hoy también.



(Português)
 Nós bêbado em Izakaya hoje também.
 今日はパソコンのデータ整理とか始めたら止まらなくなってしまった。旅人同士でデータ交換とかした電子データ、HDDの適当な場所につっこんでいまして。

 で、このデータ交換って・・・なんのデータなのかというと、まぁ第一に、一緒に過ごした人のカメラに入っている写真データ。自分のカメラでは自分の写真を撮ることは稀。特に雰囲気写真ばかりを撮ってしまうオイラは、普段の生活で自分が入り込んだ写真を撮ることはほとんどない。が、そこで行動を共にした人のカメラには、オイラが写っていたりするのですよ。そこで、お別れ間際に、連絡帳に連絡先を記入してもらうのと同時に、写真データもコピーさせてもらっているのです。

 それから、日本のメディアのデータ交換もすることが多いんです。日本のメディアって・・・マンガとか本とか音楽とかテレビ番組とか映画とか。今や、ほとんどの人たちがパソコンを持って旅をしている世界旅。まぁ、みなさん、いろんなメディアデータをお持ちなワケですよ。オイラも、日本出発する前に、自分にとって重要な書物類は、全部ScanSnapで電子データ化してパソコンにつっこんできたんですけど。みんな考えることが同じなんですな。あ、あと、違法ですが、ネットに転がっているものもありますし・・・昔は文庫本を持ち歩いて、日本語への飢えを満たしていたようですが、今や、インターネットはあるし、こういったデータ交換で、常に新しい日本のメディアに触れることができる。バガボンドなんて、今日現在で、32巻まで読めちゃってますからねぇ。果たして、日本の反対側を旅している状況なんだろうか?って時々疑問が沸いてきちゃいます。

 で、今のネットワーク社会、こうしたデータ交換って方法以外にも、欲しいなぁと思うメディアデータを入手するのはホント簡単になってきた。ブラジルのCD屋さんを巡っても、なかなか見つけられない、マルコス・スザーノ師匠のCD。あまりにも見つけられないので、iTuneで探したところ、コンピレーションアルバムの中の一曲で師匠が叩いている曲を発見。試聴してみると・・・なんとビリンバウとの競演。この曲なら即買いでしょと、クリック。あっという間に、ダウンロードされ、オイラのiPodへ・・・大好きな師匠のパンデイロパターンと、懐かしのビリンバウの音色が重なり合う・・・あぁ、サルバドールでの日々が思い出されます。

 そういうことで、今の世界旅では、パソコンさえ持っていれば、最新のメディア、そして探すのが困難なメディアに触れることは容易。日本のメディアに飢えることはなくなってしまいました。

 そんなことを考えながら、データ整理をしていたら、出発前にスキャンしておいた、pillowsのバンドスコアのデータを発見。ここ鹿児島県人会館には、アコギが置いてありまして。ちょっくら弾いてみるかと、<Little Busters>と<Swanky Street>をコード弾きで鼻歌交じりにポロロン。いやぁ、いいな、やっぱりpillowsの曲。そうそう、pillowsの曲って、長年バンドをやっていて、初めて<自分が歌いたい>って思った曲なんです。日本を発つ前にやったライブでは、オイラのワガママを聞いてもらい、pillowsの曲を3曲ほど演奏・・・しかも、オイラがギターボーカルという超レアなライブをさせてもらって・・・ああ、懐かしい。

 こんな風にのんびり過ごした本日、あっという間に夜になってしまいまして。で、夜は、昨日に引き続き<スナック津軽>へとコンちゃん、レン君とともに繰り出したのでした。この連休を使ってブラジルに遊びに来ていたという妹さんを空港まで送りにいったタカさんが、遅れて合流。今日も津軽でしっぽりと飲み明かすのでした。今日はニラを和えたおとおしを皮切りに、ラーメン&ご飯、漬物をいただき、そしてビールにカイピリーニャをグイグイ。最後にジャガバターで締める。そうそう、今日の飲み会は、明日、クリチバへと発ってしまうコンちゃんとのお別れ会を兼ねてまして。静かにもりあがったのでした。

 で、またまた終電近くになってしまった帰りのメトロ。Clinicasの駅を降りると、物々しい武装をした警官隊たちが待ち構えている・・・そう実は、鹿児島県人会館の近くにでっかいサッカースタジアムがありまして。今日の夜、サンパウロとリオのチームの試合があったのですよ。飲みに行く前、マリコさんから「今日は遅くなると、サッカーの試合帰りの人たちに巻き込まれる可能性があるから、早めに帰ってきたほうがいいわよ」と言われていたにも関わらず、遅くなってしまったオイラ達。試合が勝ったにしろ、負けたにしろ、きっと暴動騒ぎになっているに違いないと覚悟を決めて帰ってきたのですが・・・警官隊がガッチリ見張っているためか、皆さんおとなしく帰宅してまして。う~ん、これはこれで、ちょっと拍子抜け。サッカーの試合後ってもっとランキチ騒ぎになるんじゃないんですか、ブラジルって?