(English)
I run by bicycle to Curitiba.
(Español)
Propongo a bicicleta a Curitiba.
(Português)
Eu corro através de bicicleta a Curitiba.
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テント生活、夜やることがないので、割と早くに寝ちゃうんですよ。昨日もiPodを聴きながら、おそらく寝付いたのは9時頃。6時に目が覚めたので、9時間は寝ているはずなのですが・・・あんまり寝起きはよくない。微妙に固い寝床のため、夜中に何度も目が覚めまして。なかなか、グッスリは眠れないんです。
今日も相変わらず山道。とはいうものの、昨日700mくらい上ったので、クリチバまでは後200mほどあがればいいだけ。そんなに高低差が激しい峠もなさそうなので、がんばったら今日中にクリチバまで着くかもって感じ。クリチバまでは、もう後120kmほどなのです。
途中で見る距離情報、クリチバまでの距離表示がどんどん小さくなる。今日中にクリチバ、狙ってはみたものの、初めは、まぁムリはせず、途中適当なところがあれば、宿をとって、明日到着でもいいんじゃないと軽く考えていたのですが、予想以上に結構快調に飛ばせている今日の走り。山道とはいえ、120km走れちゃうんじゃないかと、だんだん、本気モードになってきちゃって。ちょいとムリをしながらがんばって走り始めたのでした。途中、何軒かホテル&レストランを発見したのだが、ほぼ無視。もう、ひたすらクリチバの街目指して走る。
・・・が、クリチバまで後10kmというところで、そろそろ周囲が暗くなりはじめた。そしてオイラの体も疲労の色が濃くなってきて。ハイウェイの下に見えた<ホテル>という文字に引き寄せられるように、ハイウェイから降りてしまったオイラだったのでした。で、引き寄せられて行ってみたホテル、どうみても高そう。これだったら、途中にあったホテル&レストランで休んでおけばよかったと思うも後の祭り。まぁ少々高くても泊まらせてもらうか、と覚悟を決めて、フロントで値段を聞いたところ・・・なんと予想を遙かに超える一泊107レアル。いやいや、そりゃ出せませんって。
もっと安い宿がこの近くにないのか?と聞いたところ、この先に病院があって、その裏手にポサダならあるよ、と教えてくれた。そこで、病院目指して、再び走り始める。病院が見えてきて、その近くにPensaoと書かれた宿らしき場所を発見。早速泊まらせてもらえるよう、交渉してみると、どうやら、ここは、病院の関連施設みたいで、泊まるには、病院からの紹介がいるらしい。どうやったら病院の紹介をもらえるのかと聞いてみたのだが、ポルトガル語でグァ~と説明され、オイラには理解不能。なんとか泊めて欲しいと、お願いするも、病院の紹介がないとダメなのよ、の一点張り。
はてはて、これは困ったゾ。もうちょっとクリチバ方面に走れば、宿があるような気もするのだが、この先に待っているのは結構な上り道。そして、もう日が暮れ始めている・・・とりあえず、お腹が空いたオイラは、近くの売店でコシーニャを食べることに。店のオバちゃんに、雑談ついでに「宿に泊まれなくて困ってるんですよ」と話したところ、「テントを持っているんだったら・・・うちはムリだけど、あそこにある河ぞいなら、テント張れるんじゃない」と。オバちゃんが指差した河はここから結構下ったところにある・・・いや、あそこまで下る元気はもはやないです・・・
が、オバちゃんから<テント>という言葉を聞き、本日もテントで寝る決心がついたオイラ。本当は二日連続テント生活は避けたかったのだが・・・店を後にし、とりあえず、道の脇にある、人目がつかなさそうな草むらを探す。ブラジル道、町と町の間だったらそんな場所いくらでもあるのだが、あいにく、ここはもう、クリチバの郊外。クリチバからはちょいと離れているとはいえ、民家が並ぶ結構な町なのですよ。で、なんとか、草むらを発見。ここでテントを張ることにしたのですが・・・こんな町中に無許可でテントを張るのは初めて。一応草陰に隠れるとはいえ、人および車の通りが多い道がすぐそこにある。見つかりませんようにと、テントを張ったらすぐにテント内にもぐりこむ。おとなしく横になっていたら、いつのまにやら就寝・・・体は疲れているのかなぁ、よく眠れるもんだ。
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