La tensión no continúa
昨日のテンションは続かない

2010.10.08 / Argentina (Lago Villarino畔~Villa La Angostura) 本日 自転車60km走行 : Total 22607km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→ハム&チーズサンド 昼飯→ハム&チーズサンド 夕飯→ビフィ・デ・チョリソー / 宿→Hostel La Angostura(60ペソ→50ペソにおまけ)

(English)
 I run to Villa La Angostura. Today's road is rough road. So I was very tired.



(Español)
 Corro a Villa la Angostura. El camino de hoy es el camino áspero. Así que estaba muy cansado.
 朝、気持ちよく目覚める。早速挨拶ビデオを撮ろうと思ったのだが・・・電源を入れると<バッテリーを交換してください>とのメッセージが。昨日、フル充電して宿を出発したのに、調子に乗って撮影しすぎたためか、一日でバッテリーが切れてしまった。う~む、これは、確実に予備バッテリーが必要だ。昨日は撮りすぎたとしても、普通に撮ってても3日くらいしかもたないからね。2晩3晩連続して、充電環境のないテント泊なんてことは、これから先、よくありそうだし。どこかでSX210IS用のバッテリーを入手することにしよう。

 ということで、しばらくカバンの中で眠ってもらっていたOptioに再登場願うことに。久々に握ったOptioのコンパクトで持ち易いことったら。う~む、コンデジはやはり、これくらいの大きさがいいのかも。手に持ったときにジャストフィットする。SX210ISはちょっとばかり大きすぎる。

 さて、昨日の続きのテンションで今日も気持ちよく走るぞ!と思うのですが、なぜか気持ちはあまり盛り上がらない。相変わらずの絶景続きの道なんですケド・・・

 実は、未舗装道路へと突入したんです。昨日走った道は、ほぼ全て舗装道路(エルモソ湖へ向かう道だけ未舗装)だったので、非常に快適に走れたのだが、今日は、しょっぱなから未舗装道路走り。未舗装でアップダウンの激しい道はなかなか辛いのですよ。ということで、昨日ほど面白い走りをすることができず・・・

 しかも、ビジャリノ湖を後にして、しばらく湖が見えてこない。地図上ではトラフル湖という湖があるはずなのだが、どうやら、エルモソ湖と同じように、道から入り込まないと見えない湖みたいで。しかも、未舗装道路に苦戦していたオイラ、トラフル湖への入り口看板を見落としてしまったようで、いつのまにかトラフル湖の先を走っている状態に。しょうがないので、そのまま前へ進むのであったが、延々と未舗装砂利道が続く・・・そして、途中で<ビジャ・ラ・アンゴストゥーラまで後37km>と書かれた看板を発見。いつもなら「おぉ、もうあと37kmだ」と思うところなのだが、今日は「まだ、37kmもあるの?」って感じ。なんだか、すごく遠く感じます。

 そして、しばらくすると、ようやく湖が見えてきた。コレントソ湖だ。この湖沿いをグルッと回り込めば、舗装道路へと辿り着くことができる。ほっと一息つき、ここで昼食をとることに。恐ろしいほど透明度のあるコバルトブルーの水が流れこむ湖沿いの川の橋の上でハム&チーズサンドをパクつく。眺めがいいところで食べる食事は、いい。シンプルなハム&チーズサンドでさえ、極上の味に感じる・・・ってこれは単に腹が減りすぎているためか。

 そしてコレントソ湖をグルリと周り、エスペジョ湖を眺めた後、ようやく舗装道路に到着。あぁぁ、やはりコチラの方が断然走りやすい。若干慣れてはきたんですが・・・オイラやっぱり未舗装道路は嫌いです。

 舗装道路を快適に走っていると、右手にナウエルウアピ湖が見えてきた。今まで見てきた湖の中では一番デカイ。目的地である、ビジャ・ラ・アンゴストゥーラの町はこの湖の畔にあり、湖の対岸には、有名なサン・カルロス・デ・バリローチェがある。ちなみに、今回、アルゼンチン側を走るのは、ビジャ・ラ・アンゴストゥーラまでで終了。バリローチェまでは行かず、再びチリへと走る予定なのだ。というのも、バリローチェまで行っちゃうと、船でしかチリに戻れなくなっちゃうんです。で、この船旅が結構高い。チャリダー向け価格なるものもあるみたいなんだけど、80ドルくらいするらしくて。しかも、サン・マルティン、ビジャ・ラ・アンゴストゥーラに行ったら、南米のスイス感は満喫できてしまうので、あえて船に乗ってチリに抜ける目的でもないのであれば、わざわざバリローチェまでいくことはない、ってスコットにも言われてて。

 まぁ、とにかくビジャ・ラ・アンゴストゥーラへ向かおうと走っていると、ナウエルウアピ湖のミラドール(展望台)を発見。で、湖を一望すべく、一番眺めがよさそうな場所へ行こうとしたら・・・向こうから、どこかで見たオジちゃんが手を振って向かってくるではないですか。「ヨシ!」。おお、プエルト・フイから乗ったフェリーでご一緒したオジちゃんです。そして、オバ様軍団もご一緒でした。「あらら、こんなところでまた再会できるなんてね」と、キュートなオバ様から、再会を祝って、リンゴとクラッカーとキャラメルをいただきちゃいました。すんません、ゴチになります。

 オジさん、オバ様方と別れ、再び走り始める。と、だんだん、道脇に建物が増えてきて、町っぽくなってきた。どうやら、この辺はもう、ビジャ・ラ・アンゴストゥーラらしい。ここは、観光の町のため、町外れに点々と雰囲気のよさげなホテルやカバーニャが立ち並んでいる。この辺に見える宿はどこも高そうで、オイラが泊まるような場所ではなさそう。とりあえずロンプラに載っている安宿を探そうと、まずは、町のセントロらしき場所へ。そこで、ツーリストインフォオフィスを発見し、町の地図と安宿情報をゲット。やっぱりいい観光地らしく、安宿といっても結構な値段がする。

 ツーリストインフォでお勧めしてくれたホステルへ行き、チェックイン。ふ~、宿も雰囲気いいし、この町では久々に延泊しようかな。明日は、近くの国立公園を散策したいしね。