Asador
アサドールへの道

2011.2.13 / Argentina (Ushaia) 本日 自転車0km走行 : Total 25928km走行
天気:曇時々晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→ピザ 夕飯→アサード / 宿→上野山荘18日目

(English)
 Today we did BBQ.



(Español)
 Hoy hicimos Asado.
 ウシュアイアのツーリストインフォメーションセンター隣に、南極旅を扱うオフィスがありまして。ちょっとトイレを借りようと寄ったついでに、久々に南極情報を聞いてみた。話上手なオバちゃんの話術に乗せられ、2対8で圧倒的に低かった南極行きたい指数が、瞬間的に9対1に跳ね上がった。あと一歩で「南極いきます!」って、オバちゃんにクレジットカードを差し出すところだったぞ。

 さて、なんで、インフォメーションセンターあたりをぶらついていたかというと、本日の夕食、上野山荘で、アサードをやろう、という話になりまして。昼間は、それぞれ、バラバラにウシュアイアを楽しんでいる皆さん、17時にセントロのインフォメーションセンターに集合して、一緒に買出しに行きましょうってことになったのですよ。

 今回はコルデーロ(子羊)メインってことで、コルデーロを2.5kg購入。牛肉はナシ。野菜などの食材もあわせてたんまり買い込み、上野山荘に戻って準備開始。さて、オイラは、ウシュアイアに来て二度目のアサード。前回、火をみるアサドールをやったオイラ、今回も、火担当。前回は、ホワイトガスを着火材代わりに使ったのだが、今回は、炭と一緒に、着火材も買ってきた。炭への火の付けかたは、もう、お手のもの。コツをつかみましたんでね。で、前回は、必要以上に炭をくべてしまい、強火すぎて、若干肉を焦がしぎみだったことを反省し、適量の炭を使い、じわじわと遠赤外で肉が焼けるようにセッティング。

 炭に火をつけ、炭がいい感じで落ち着いてきたら、焼き網をかぶせ、コルデーロを乗せる。その後は、滴り落ちる肉の脂で炎が出たら、たたき消すという作業がアサドールのお仕事。この作業を難なくこなせるようになれば、アルゼンチン人の男として認められるらしい。二度目ということで、相当こなれてきた、オイラのアサドール、アルゼンチン人から見るといかがなもんなんでしょうか?

 さて、肉は焼き始めてからは、ひたすら待ち。片面40分、両面で40分。サッカーが一試合終わるくらい待ちます。

 表面が焦げるくらいまで焼きこんだコルデーロを皿に取り、包丁で、ザクリ。中は程よい焼き具合で、超旨そう。パクリ・・・ん・・・前回食べたコルデーロのほうが美味しかったような・・・なんでだろ・・・あ、塩加減かも・・・

 実は、前回、肉を焼く前に、あら塩を塗りすぎってくらい塗って、コルデーロに下味をつけていたんですよ。おいしかったんですが、ちょっと塗りすぎだったかもと思ったので、今回は若干控えめな塩下味付けにしたんです。が、アサードでは、やはり、塩は、塗りすぎくらいが美味しいみたい。後で、情報ノートを見たら、アルゼンチン流は、めっちゃ塩を塗りこむって書いてあったし。

 アルゼンチン人に認められるアサドールに到達するには、あと一歩でした。もう一回やったら、完璧なコルデーロアサードができまっせ。今度こそ、アサドール達人に・・・って、あと一回・・・アサードをするタイミングまで、ウシュアイアに居るってことですか?