(English)
Today we made fish food.
(Español)
Hoy hicimos la comida del pez.
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おととい、昨日と、連日10人前の飯を作る大シェア飯大会。餃子にカレーと張り切り料理だったんで、一日作業になっちゃってたんですよねぇ。ビデオ編集を終わらせるために、留まっているウシュアイアなのに、飯作りで一日が終わっちゃうなんて・・・たまにだったらいいんですけど、毎日ってなると、さすがに、これでいいのか?という疑問符が頭に沸いてくる。今日は、ひっそり静かな夕飯にしようと思っていたんですけど・・・
セントロでネットをして、上野山荘に戻ってきたら、キッチンにいたカズくんが、オイラに話しかけてきた。「昨日もらったタラ、どうします?」。そうそう、実は、昨日、ルイスが「今日食べようと思って解凍したんだけど、出かけることになったんで、みんなで食べて」と言って、おおぶりのタラの半身を置いていってくれていたのだ。昨日はカレーだったんで、とりあえず、冷蔵庫で一日寝かしていたタラ、今日が食べごろ。
もらい物のタラを二人で食べきるワケにもいかないでしょう、ということで、なんとなく、流れで今日もシェア飯に・・・
ま、今日はそんなに力を入れた料理にはせず、ありものの食材で適当に作りましょう、とカズくんと申し合わせ。二人で食べるにはしのびない、いただきもののタラですが、おおぶりとはいえ、半身しかないので、大人数でシェアってわけにもいかない。ま、食べたそうな人6人くらいを想定して、作ることに。
さて、何を作るか・・・昨日、パン粉職人として、パンを摩り下ろしてパン粉を作ってくれたカヨちゃん「カツカレーじゃ、私のパン粉、誰も褒めてくれなかったぁ」と、むくれ気味。まぁ、カツカレーにしちゃうと、カレーの主張に負けちゃうからねぇ・・・そんなカヨちゃん作のパン粉がまだ残っている。じゃぁ、今日こそ、パン粉が引き立つ料理にしましょうか、と、タラフライにすることに決定。で、調理方法は、昨日のオーブンミラネサ方式が大成功だったので、今日もオーブンフライに挑戦です。
タラに小麦粉をまぶし、溶き卵につけ、パン粉をまぶして、オーブンプレートに乗せてみたんですけど・・・なんか、もの足りない。オーブンだから、野菜を一緒に焼いちゃうか、と、タラの周りに、残り物の野菜を切ってのせる。おお、なんか豪華になってきたぞ。「このまま食べるのもなんだから、タラフライにかけるソースとかも、作っちゃいますか?」とカズ君。「いいねぇ、あ、そういえば、昨日中華スーパーで干ししいたけを見つけて買ってきた。アレ使って和風に仕上げちゃおうか?」「余ったナスも細切れにして入れて、砂糖醤油で煮詰めましょう」とテンションがあがってきたオイラたち、・・・やっぱり、やりはじめたら、適当ではすませられないチャリダー二人。凝りたくなってきちゃって。今回は、思いつくまま、一工夫、二工夫していった完全創作料理。
それなりに料理経験のある二人なんで、冒険しつつも、ま、間違った方向には行かない。出来上がりは・・・メチャウマ。特に、しいたけとなすの甘辛煮ソースが、絶品。これだけでもご飯が何倍も食べれちゃうほどの絶妙な味。いやぁ、今日の料理もホームラン。オイラとカズくんとケンちゃん、スギさん、カヨちゃん、ミナちゃんの6人で、幸せな食後を迎えたのでした。
と、そこで、カヨちゃんが一言「今日も誰もパン粉を褒めてくれないじゃない」
・・・そういうのは、ダイレクトに言うもんじゃないですよ。「このフライ、衣がサクサク~」とか、もっと婉曲表現で、褒め言葉を誘わなきゃ・・・って、ま、そもそも、パン粉を褒めるって人はなかなか居ないけど。しかも、今日の料理も結局、ソースが強すぎて、フライがまったく主張してこないカタチに仕上がっちゃったから・・・しょうがないっス。
まだ残っているパン粉、明日こそ表舞台で活躍してもらいましょうか。
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