Terremoto japonés
これはどこの映像ですか?

2011.3.11 / Argentina (Ushaia) 本日 自転車0km走行 : Total 25928km走行
天気:晴時々霰
朝飯→パン 昼飯→チャーハン 夕飯→スープカレー / 宿→上野山荘44日目

(English)
 Today The massive earthquake happened in Japan. I knew it by TV program.



(Español)
 Hoy El terremoto macizo pasó en Japón. Lo conocí por programa de la TV.
 朝起きて、いつものように、NHKを見ようとテレビをつけたら、映画のワンシーンのような映像が流れていた。次の瞬間、ワイプ処理されたその映像の横に、地震&津波情報という文字が映し出される。

 え?これ・・・今日の日本?

 東北地方の太平洋岸沖で、マグニチュード8.8(その後、9.0に訂正?)の大地震が発生したとのこと。そして、その大地震が巨大な津波を引き起こし、東北地方の太平洋岸の町村に、壊滅的な被害を及ぼしたようなのだ。・・・ようなのだ、って、そう、詳しい情報が入ってこないのだ。テレビには、地震発生当時の様子、および津波第一波の映像のみが、繰り返しループで流されている。巨大な地震&津波が発生しました、と連呼されるものの、新しい情報はまったく入ってこない。こちらの朝は、日本の夜。地震発生から5時間後となる夜8時で真っ暗な夜となった日本、報道機関や救助隊は動けないからなのか、流れている情報は、ずっと同じ情報。詳しい情報を知りたいのに分からなくて、もどかしい。

 地震の影響は関東圏にも及んでいるとのこと。横浜に住んでいる両親は大丈夫だろうか、すぐにメールを打つオイラ。

 みんなテレビに釘付けの上野山荘。そこへオイラ宛に電話がかかってきた。昨日出発した、カズくん&ケンちゃんからだ。辿り着いたトルフィンのパン屋の店内のテレビで日本の状況を知ったのだが、アルゼンチンのローカルニュースだと詳しい情報が得られないから、ということで、自転車をパン屋に置いて、上野山荘に戻ってくることにしたという。「とりあえず、僕たち、荷物は全部置いて、戻っちゃうんで、食材とかなんにもなくて・・・ヨシさん、夕飯お願いします。あ、バスがでる・・・(ブチリ)」とオイラの返事を聞かずに、電話が切れた。おほほ~い、オイラ宛に電話をかけてきたのは、夕飯のためかい、ケンちゃん・・・

 テレビの前で一日が過ぎる。こちらでは夕刻となり、日本が朝を迎えた。明るくなった日本から、新たな情報が入ってくる・・・と思いきや、もどかしいほど、新たな情報は入ってこない。一夜が明けても、現場には入り込めないほど、厳しい状況なのだろう。

 「日本、どうなってますか?」戻ってきたカズくん、ケンちゃん。昨日上野山荘に到着したキョンちゃんに手伝ってもらって作ったスープカレーを食べながら、テレビに釘付けのオイラたち。

 次第に明らかになる大変な状況の日本。

 地球の反対から、テレビを見ることしかできない。