Arelta Nuclear en Japon
伝えられない真実

2011.3.12 / Argentina (Ushaia) 本日 自転車0km走行 : Total 25928km走行
天気:曇時々霰
朝飯→パン 昼飯→チャーハン 夕飯→アサード / 宿→上野山荘45日目

(English)
 Today we watched TV all day long. We wanted to know about Japan.



(Español)
 Hoy miramos todo el día mucho tiempo TV. Quisimos saber de Japón.
 今日も、朝からテレビを見て、日本の状況を確認。基本的にNHKを見るのだが、たまに、チャンネルを変え、アルゼンチンのローカルニュース番組を見たりする。東北関東大震災、ここアルゼンチンでも大ニュースとして取り上げられている。いつ、どのニュースチャンネルに変えても、日本の映像が流れているくらい大々的に取り上げられているのだ。

 日本の番組とアルゼンチン番組、ザッピングしながら見ていて気づいたことがある。日本の番組では、福島第一原発で、爆発事故があったという情報が、枝野官房長官や原発関係者から<語られる>だけなのだ。それに対して、アルゼンチンの番組では、福島第一原発が爆発するシーンが<映像>で流されている。原発施設が爆発、これは映像で見ると、相当ショッキング。周囲の住民に不安を与えないようにと配慮して、日本では流さないんだろうが(流したのかもしれないが、頻度は極端に少ない)・・・真実は、真実。安全ですから、という言葉で語り、真実の状況を知らせない、という日本の報道。

 うそは言わないけど、本当のことも言わない。

 真実が知らされていれば・・・という後悔を招く事態にならないだろうか。ま、ショッキングな爆発映像をターミネーターばりのBGMでこれでもか、と流し続けるアルゼンチンのニュース番組の報道姿勢も、どうかと思うのだが。