New Mbira
特注ムビラ

2011.8.2 / Zimbabwe(Chitungwiza) 本日 自転車0km走行 : Total 30836km走行
天気:晴
朝飯→スナック 昼飯→パン 夕飯→サザ&チキン / 宿→ガリカイさん宅にホームステイ

(English)
 Today I practiced Mbira all day long.



 さて、今日、朝に、ガリカイさんから声をかけてもらいまして。「キミのムビラがようやく出来上がるよ」と。そう、プレイヤーとしてレジェンドであるガリカイさん、ムビラの作り手としても一流で、オイラ用に一台オニューのムビラを作ってくれるように、頼んでおいたのです。

 これからも続く旅で、ずっと持ち歩くことを考えると、なるべく軽いほうがいい。ということで、オイラ用のムビラはとにかく軽く作ってください、とオーダー。といっても、弾く部分が鉄で、台座が木という単純な構造のムビラ、そんなに軽量化が図れるわけではないんですけど・・・ま、とにかく、台座に使う木をなるべく軽いものにしてもらって作ってもらうことになったのです。

 で、出来上がって、手渡されたムビラ、いやぁ、うれしくて、早速ポロンポロンと試奏。音は、作られたばっかりなんで、まだとんがった音なんだけど、これは、弾きこめば弾きこむほど、まろやかな音になっていくらしい。

 そして、ようやく手があいたガリカイさんに、フレーズを教えてもらうことに。オイラのムビラは、ネマムササチューニングという音階になっていて、ネマムササという曲を弾くのがベスト。ということで、ネマムササのフレーズを、ノートに楽譜として書き出してもらって、それを練習することに。

 さてさて、ここでようやく、ガリカイさん宅ステイのムビラ教室の仕組みがわかってきました。基本的に、曲の一フレーズ(ムビラの曲は、いくつものフレーズから成り立っている)を教わるごとにお金を支払うというシステムになっているようです。ムビラの曲って、一曲がいくつかのミニマムフレーズから構成され、それらが組み合わさって複雑な楽曲ができあがっているのですが、その一フレーズごとに、譜面と弾き方の手ほどきをしてもらえる、と。で、ステイしながら、フレーズを練習して、習得したら、また新しいフレーズをお金を払って習う、という仕組み。ちなみに、オイラはムビラをガリカイさんから買ったので、一曲につき、3フレーズだけタダで、譜面&手ほどきを受けられまして。さらに、初心者なので、4フレーズ目以降でも、特別価格で、一フレーズ5ドルで教えてもらえることに(本当は、もっと高いらしい)。

 よぉし、燃えてきた。とにかくここにいる間に、たくさんのフレーズをマスターして、ムビラで弾き語りをしながら、旅ができるようにするかなっと。