(English)
I decided to ride on bus to Chipata where was the town near Zambia and Malawi boarder. But the bus was full so I couldn't ride on it... When I think how to go to Chipata, One person said "hello!" to me. His name is Sam. He is driver of big track. He said he could bring me to Chipata by his track. So I move to Chipata by riding on track today.
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決めた。テンションがあがらないまま、走ってもしょうがない。やっぱりバスワープだ。雲に惑わされちゃったケド、ザンビア道、当初思っていた勘に従うべきだったのかもね。幸い、ここ、Luanguwa Bridgeはちょっとした町になっていて、バスの発着所がある。
「この辺にバスが来るよ」と言われた場所に、荷物をまとめて、バス待ち。そんなバス待ち中のオイラに、先ほど、バス乗り場の場所を教えてくれたお兄さんたちが話しかけてきた「どこまで行くんだ?」「チパタです」「いくら出す?」「・・・?いくら?」木陰にたむろっているだけで、別に、バス会社の人でもないこのお兄さんたちに、値段を言ったところで、なんになるのだ?と疑問に思うも、お兄さんは、「いくら出す?」としつこく聞いてくる。どうやら、バスに乗るのを交渉してくれるつもりらしい。で、チップを要求してくるのだろう。いや、バスに乗る交渉くらい、自分でやるんで・・・と断るオイラ。
しばらくして、バスがやってきた。が、バスが止まったのは、オイラが荷物を置いた場所から、だいぶ離れた場所。さて、荷物をどうしようか、とまごついているオイラに、お兄さんたちが、「まかせろ」といって、バスに近づいていった。うぬぬ・・・ひょっとして、最初から、自分たちが交渉するつもりで、この離れた場所に、荷物を置かせたのかぁ・・・案の定、戻ってきたお兄さんたち、荷物をバスのところまで運ぶのを手伝ってくれたが、チップをよこせと言ってきた。うわぁ、めんどくせぇ、でも、運んでもらっちゃったし・・・と思っていたら、オイラの荷物の量を見た、バスの運転手が、「こんなに乗せられない」と乗車拒否。人はあと一人くらい乗せられるのだが、バスの下の荷物入れには、パンパンに荷物が詰め込まれていて、とても、オイラの荷物を入れる余裕などない。そして、そのまま走り去ってしまったバス・・・
バスに乗れなかったので、お兄さんたちへのチップも払わずじまい。また、先ほどの場所へ荷物を持って行こうとするお兄さんたちを断って、おそらく、ここが本当のバス停である場所で、待つオイラ。
しかし、やはり、始発じゃないとバスに乗るのは難しいのかななぁ、やっぱりルサカから乗るのが正解だったのかなぁ・・・そして、バスは来ないなぁ・・・
と、そこへ、また別のザンビア人ご一行がやってきた。「どこまで行くんだ?」とオイラの荷物を見て聞いてくる。「チパタです」「いくら出す?」・・・またか・・・いや、このパターンはもう、いいッス、めんどくさいッス、と無視しようとしたら、「オレのトラックに乗せてやるぞ」ときた。どうやら、今度のお兄さんたち、トラックの運転手らしい。バスに乗るのはひょっとしたら難しいかも、と思い始めたオイラ、これは、渡りに船だと、誘いに乗ることに。一応、チパタまでのバス代は、自転車込みで、100,000クワチャ程度だと、宿のおじさんから聞いていたオイラ、「いくら出す?」というお兄さんに、「じゃぁ、70,000で」と答えると、「80,000でどうだ」とお兄さん。ということで、80,000クワチャで交渉成立。オイラの荷物を、トラックの荷台の上に積み上げて、ヒモで固くしばり、積み込み完了。いやぁ、トラック移動は、積み方がダイナミックなんだよなぁ・・・積み込みのプロなんで、たぶん、途中で落ちたりしないんだろうケド・・・ヒモでくくられているとはいえ、むき出しの荷物状態が、気になってしょうがない、心配性のオイラ。
さて、運転手はサムというお兄さん。「名前は?」と聞いたら、「サム。スイートだろ?」と言ってきた。じゃぁ、あなたのことは、スイート・サムと呼ばしてもらうことにします。そんなスイート・サムのトラックには、助手席に二人のおじさんが座ってまして。オイラは、運転席後ろのちょっとした空間になっているスペースに座らせてもらうことに。で、この助手席のおじさんたち、トラックのサポートの人かと思いきや、この人たちも、途中にある町まで乗せてもらうというヒッチハイカーであった。途中、誰かが降りたと思ったら、代わりにまた誰かが乗ってくる。トラックには、スイート・サムとオイラを入れて、常に四人はいる状況。多い時で、全部で六人乗っている区間があった。さすがに、この時はキツキツで・・・まぁ、リビングストンからルサカまで乗ったバスでの巨漢のオバちゃんの隣席に比べたら、たいしたこと無い状態ではあったのですが・・・それにしても、アフリカのトラックの運ちゃんは、こうやって小遣い稼ぎをしているんですねぇ・・・なかなか興味深い体験。たまに、地元の車やトラックに乗せてもらうのも、いつもとは変った視点でその国の様子が眺められて、オモシロイ。そうそう、チャリ旅だけでは味わえないんですよねぇ、こういうことって。
さて、途中、カテテという町で、トラックが止まった。また、誰か乗ってくるのかなぁ、と思いきや、「ここに、オレのボスの店があるから。荷物を降ろすんで、降りてくれ」と、スイート・サムが言ってくるじゃないですか。「え?まだチパタに着いてないんですけど・・・」と、心配そうに言うオイラに、「大丈夫、荷物を降ろしたら、ちゃんと、チパタに連れて行くって」と言ってくれる、やさしいヤツです、スイート・サム。
ということで、しばし、待ち。オイラの荷物は、運転席後ろのオイラが座っていたスペースに移された後、トラックのカバーが外され、積荷が次々に店に運び込まれる。店のオーナーは、アラブ系のお腹がドーンと出た恰幅のよさげなおじさん。「さっさと、運べ、アフリカ!」と、従業員のアフリカのお兄さんたちに、激を飛ばしている。う~ん、アフリカ呼ばわりしますか・・・ま、そういわれている、アフリカのお兄さんたちは、別に、気にすることもなく、タバコでもプカプカふかせながら、マイペースに積荷を運び込んでいる。いやぁ、ノンビリペースだ・・・このトラックの荷物を全部運び込むんだとしたら、どんだけ時間がかかるんだ・・・と、果たして、今日中にチパタに着くことができるのか?と心配になり始めたオイラだったが、どうやら、積荷は、一部だけをここで降ろして、他の荷物は、チパタに運び込むらしく、再び、積荷にカバーがかけられ、トラックのエンジンがかかった。
時刻はすでに18時。もう、日が暮れる時間。暗くなった道をトラックはひたはしり、20時近くにようやく、チパタに到着。オイラが泊まろうと思っていたロッジの近くで降ろしてくれ、「じゃぁ、よい旅を」といって、走り去ったスイート・サム。いやぁ、いいヤツでした。なんか、ワープ続きであんまり道中の思い出がないザンビアですが、このトラックヒッチは、なかなか強烈なインパクトを残すことになったなぁ。
そして、泊まった宿、チパタの町の夜景を一望できる素敵なロケーションにありまして。いや、ホント、ザンビアの宿、快適度が高い。泊まった4つの宿、どれも大当たりだったぞ。
【今日のイラストメモ】
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