(English)
Today I entered to Malawi. Malawi is 9th country in this Africa trip.
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もともと、ザンビアを走ることにしたのも、チパタに続くこの道を通ることにしたもの、ココ、チパタの近くにある<サウス・ルアングア国立公園>に行こうと思っていたからなんですよ。が、前の日記にも書いた通り、オカバンゴ体験を経てしまった今、動物系の国立公園に対して、興味が急激に薄れてしまっていまして。ま、チパタに到着した時に、気分が盛り上がっていたら、行くことにしようか、と思っていたのですが・・・チパタで朝を迎えても、動物!って気分にならず。う~ん、近かったら、きっと寄っていたんですけどね。チパタから130kmくらい離れてて、しかも、これから向かうマラウイとは逆方向に進まなきゃいけなくなるので、そこまでして行くには、ちとメンドウで・・・
んじゃ、このままマラウイに向かっちゃいますか、と、出発準備。が、相変わらず不安なのが、ファニーバニーの異音。今日は、国境越えした後、そんなに走らないだろうから、出発が遅れてもそんなに問題はない。ということで、まずは、自転車整備をすることに。とにかく、継ぎ目という継ぎ目に、オイルをさし、潤滑をよくさせてみた・・・と、ちょうど、後輪を折りたたむために設けられた継ぎ目のところに、オイルをさしたら、異音が消えた。うむむ、原因はここだったのか・・・この継ぎ目は、折りたたむ時だけに必要で、走るときには関係ないと思って、オイルをささなかったのだが・・・いやいや、ちゃんと、こういう場所には定期的にオイルをさしてあげるのが大事ですな。
とりあえず、ファニーバニーの異音トラブルが解決してホッとした。いやぁ、このギコギコ音が聞こえていたら、心配で、走りが全然楽しくなくなるんだもんな。
で、出発。走り始めたザンビア最後の道。と、自転車を押していた一人のおじさんを追い抜いたところ、おじさんが、自転車に乗って、オイラに追いついてきた。で、隣からいろいろ話しかけてくる。おじさんの名前はムワンザさん。地元の人に併走されるのって、あまり好きではないオイラなのだが、ムワンザさんとの併走は、なんか心地よかった。
そして、国境越え。アフリカ9カ国目となるマラウイへ入国。と、その前に、あまっていたザンビアクワチャをマラウイクワチャに両替。ついでに、残っていた南アランドもマラウイクワチャに替えたのだが・・・国境の両替って、これまであまり失敗してこなかったんですよ。それなりのレートで交換してくれる場所が多かったんで。なので、ここでも完全に油断してしまったのが失敗だった・・・マラウイクワーチャのレートをちゃんと調べないまま、おじさんの言うがままのレートで、交換。その後、無事、マラウイに入国し、しばらく走りながら、先ほどの交換レートを考えていたら・・・なんか、手元に入ったお金が少ない気がするじゃないですか。で、よくよく考えてみたところ・・・1ランド=15マラウイクワーチャで交換したのだが、1ランド=20マラウイクワーチャくらいで交換しないと割りに合わないことに気づいた。むむむ・・・ひょっとして1/4の額を損したことになるのか?・・・いやぁ、これは、ちゃんとレートを調べておきさえすれば、失敗しなかったのに。めんどくさがるから、こうなる。ちょっと気が緩みがちなのでは・・・気を引き締め直さなきゃな。(ちなみに、リロングウェに到着して、さらにドルを両替する際、闇両替のおじさんに出会うことが出来、通常1ドル=150マラウイクワチャなところを、1ドル=195マラウイクワチャで両替することが出来、これで、元がとれたと、自分を納得させたのであった)
で、走り始めたマラウイ。モザンビークを思い出させる田舎な感じ。ま、モザンビークがすぐ隣なワケで。似ているのもムリはない。で、道脇には、モザンビークと同じように、民家が続いてまして。ということは・・・勝手にテントを張るスペースが見つけられない。一応、空き地っぽいところはあるんですけど、絶対誰かに見つかりそうだし、見つかったら「ココは、村の畑だぞ」って怒られて、どこかへ連れて行かれそう・・・と、モザンビークでのトラウマが頭をよぎる。
ということで、畑仕事をしているオバさんに、「この畑の隣にテントを張って寝ていいですか?」と一応許可を取ってから、野宿することにした。オバさん「いいわよ」と快諾してくれたんですが・・・荷物をほどいて、テントを張り始めたオイラの作業を、ジッと見ている。そして、しばらくしたら、オバさんだけでなく、見つめる人の数が増えているし・・・
あの~、そんなに見つめられると、落ち着かないんですケド・・・
【今日のイラストメモ】
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