Electric power down
日記を書こうと思っていたのに

2012.1.30 / Ethiopia(Mekele) 本日 自転車0km走行 : Total 36729km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→サンドイッチ 昼飯→サンドイッチ 夕飯→ドローワット / 宿→Bisrat Hotel(70ブル)

(English)
 Today I stayed in Mekele.



 エチオピア北部旅、まだほぼメケレしか訪れていないのに、もう10日も経っている・・・これは、ちょっとペースを上げねば、という思いもあるのだが、今日は、ダナキルツアーのお疲れ休み日にすることにして、メケレに一日滞在することに。というか、感動が熱いうちに、ダナキル日記を書いてしまおうって思いまして。

 ということで、午前中は日記書き。途中、気分転換にと、パソコンとエネループの充電器をつけたまま、部屋の外にある共同バストイレに行って洗濯。で、部屋に戻ってみたら・・・なんか、焦げ臭い。何事?と思って、匂いの元をたどると、なんと、エネループの充電器が異様な発熱をしている。あわてて、コンセントを引っこ抜き、一旦冷やす。そして、再びコンセントに入れてみると・・・いつもなら、赤く点灯するはずのLEDがまったくつかない。あああ、壊れたか。う~む、長い間使っていると、こうなっちゃうのかぁ・・・それにしても、また壊れるタイミングが最悪だ。つい3日前に、自転車の追加パーツをまた日本から送ってもらったばかりだというのに。もうちょっと早く壊れてくれれば、その発送に入れ込んで送ってもらえたのに・・・

 なんて嘆いていたのだが、そういえば、つけっぱなしにしてあった部屋の電気も消えている。一応、隣の部屋の電気を確認してみたら、隣の部屋もつかない。ん?これは、ひょっとしてただ、停電なだけなのか。だったら、エネループの充電器も壊れていないかもしれないぞ。しばらく待ってみたのだが、電気は復旧しそうにない。電気が戻ってこないと、壊れたかどうか、確かめようがない。パソコン作業も続かない。ああ、今日は日記を書いて過ごすつもりだったのになぁ・・・

 しょうがないので、メケレの町をぶらぶら散歩。メケレ、ほどよい感じの大きさの町で、人々も、「ハロー」と挨拶してくれるだけで、「ツアーに行かないか?」などとウザく絡んでこないのが心地よい。

 そうそう、アフリカの町を歩いていてギョッとさせられることがある。こちらの建築、足場は、鉄パイプではなく、木で組んでいるんですよ。曲がったユーカリの木で囲われている建築途中の建物、大丈夫なんですかい?と思ってしまうのは、既製品文化に侵されてしまった心がゆえなんだろうか。

 さて、本日月曜日は、大きなマーケットが開かれるというので、足を伸ばしてみることに。ひょっとしたら、アファールの人たちがラクダを引き連れて、塩を売りに来ているかも、って思ったのだが、マーケットには例の塩やラクダは見当たらず、残念。

 で、宿に戻ってみたら、ユースケくんがなにやら困った顔をして宿のバーの椅子に座っていた。「マックの充電ができなくなっちゃったんですよ」と。「おお、オイラも、エネループの充電器が変になってたぞ」と、返して、ここでハッと気づいた。エネループの充電器が焦げ臭かったのは、寿命だからではなく、きっと今日の停電時に、変な過電流が流れて、回路を焼いてしまったのだ。だったら、やっぱり、エネループは壊れているのか・・・とりあえず、部屋に戻って、電気が戻った部屋のコンセントにエネループの充電器を差し込んでみたら、なんと、赤いLEDが点灯するではないですか。そして、いつも充電するときに発する、<ジー、ジー>という音もしている。ふ~、どうやら、壊れてはいないようだ。

 再び、ユースケくんの元へいくと、どうやら、彼のマックの電源アダプターは、完全にやられちゃったようで、中から変な液体が漏れてきちゃっている状態とのこと。うむむ、インフラがちゃんとしていないところは、電気が安定しないからねぇ・・・今まで何事もなかったのが不思議なくらいではあるのだが・・・こういうのは、気をつけようがないからなぁ・・・