Camera Cover
シャッターチャンスを逃さないために必要なもの

2012.7.16 / Morocco(Agadir) 本日 自転車0km走行 : Total 39073km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→オムレツ 昼飯→ピザ 夕飯→ハリラ / 宿→Hotel Amenou(100ディルハム)

(English)
 I stayed in Agadir.



 今日も、昨日&一昨日と同じパターン生活。ひたすら編集作業。やり始めると、楽しくなってくるんですよねぇ・・・映像編集って。手間隙かかるのを分かっているんで、やり始めるための気合が必要なんだけど、やり始めてノってくると、今度は止まらなくなる。一本終えたら、また次をいじりたくなって・・・映像は、写真を再整理している時以上に、<その時>の記憶を思い出させてくれる。なので、なんだか妙に甘酸っぱい思い出感情が、編集中に心の中に巻き起こってくるのだ。この甘酸っぱさが、中毒性の高い劇薬となる。

 さて、編集時に、そこまで思い出感情を引き出すものにするためには、とにかく、素材を撮りまくっておかなきゃならない。オイラの場合、完成映像の尺の5倍くらいの素材を撮影している。シャッターチャンスと思った瞬間に、カラダが勝手には反応し、ポケットからカメラを撮り出し、シャッターを切ったり、録画ボタンを押したりしているのだ。カメラを取り出したり、その場面を静止画で撮るか動画で撮るか判断したりとか、それは、もう脳では考えてない。脊髄反射的に、カメラを構え、ボタンを押しちゃっている。

 シャッターチャンスに、勝手に反応して撮るっていうカラダになるためには、カメラは常にいつでも取り出せる場所に収納しておかねばならない。オイラの場合は、ポケット。カメラは常にズボンのポケットの中に入っており、どんな時でもすぐ取り出せるようにしてある。で、実は、シャッターチャンスに、勝手に反応して撮るっていうカラダになるために、重要なモノがもう一つある。それは・・・<カメラケース>。

 本当はケースになど入れずにむき出しの状態のカメラをポケットに突っ込んでおきたいところなのだが、それはあまりにカメラがかわいそうと思って、一応ケースに入れている。今まで使っていたケースは、オイラが日本を飛び出す時から使っているやつ。カメラを入れるための開いている上部は、マジックテープつきの細い布で留めるだけ。これが、非常にカメラの出し入れがしやすい構造になってまして。ケースを左手で持ち、ケースの下部を人差し指で押すだけで、カメラがスッと飛び出てくる(マジックテープが勝手に外れる)。飛び出してきたカメラを右手で受け取り、次の瞬間にカメラの電源ボタンを押す・・・と、こんな風に、まったくもたつくことなく、カメラを取り出すことができる素晴らしいケースなのだ。

 そんなケースも、さすがに4年近く使っているとボロボロになってきてまして。空いた穴とかは当て布して修繕したりしていたのだが、さすがに買い替えようかと。で、SX230HSを買ったついでによさげなケースを買ってみたのですが・・・実際使ってみると、慣れなくて、もどかしい。新しいケースだと、どうしてもカメラの出し入れにもたついて、シャッターチャンスを逃してしまう。

 ということで、まだしばらく、このボロボロケースを現役続行させることに。カメラケースって・・・脊髄反射で写真撮影する人は、相当こだわるべきアイテムなんで、ボロボロになったからハイ交換、ってワケにはいかぬのですよ、ハイ。