(English)
I stayed in Essouira. I was editting trip video.
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今日も相変わらずの部屋篭り映像編集作業。さて、昨日の日記で、「映像は、写真とは比べ物にならないくらい、強力な郷愁を引き出すメディアなのです」と書きまして。旅の記録を残すなら、写真撮影もいいですけど、映像撮影もお勧めですよ、と、強く主張したいオイラ。最近のコンデジは、動画機能も充実してきて、手軽にビデオが撮れるようになってきていることですし。あ、今やスマートフォンでも動画、キレイに撮れちゃったりする時代だし。
え、言われなくても、もう、旅の思い出は映像で撮っているヨって。ええ、そうですね、オイラもこの旅で、「今、ビデオ」と言って、思い出を切り取っている人、たくさん見てきました。が、そんな皆さんも、実は、旅映像は撮りっぱなし、になっているんじゃないでしょうか?
もし、そうだとすると、それは非常にもったいない。思い出は見返してこそ価値があるもの。ただ、適当に長回ししちゃった映像は、だるくて、もう一回見ようって気になれないんだよねぇ、という嘆きもごもっとも。そんなアナタに、チャリヨシさん流、撮り貯めちゃった膨大な旅映像をなんとかする編集テクを伝授いたしましょう。
用意するものは、撮り貯めた映像素材をハードディスクに入れたパソコン。あ、このパソコンには編集ソフトをインストールしておいてください。とりあえずは、素材をカット編集できて、テロップがつけられるくらいの簡単な機能のやつでかまいません。
で、まず、撮った素材を何も考えずに、編集ソフトに取り込みます。この時点で、どんな映像にしようとか考えてはいけません。膨大な素材、この時点で出来上がりのことを想定しても、結論がでなくて、悩むだけです。悩むと、作業がストップします。ええ、おそらく、撮影した映像を編集してまとめてみたいって思ったけど、やっぱりや~めた、と断念しちゃった人は、この段階で、<考えちゃった>からだと思います。ここで、<考えて>はいけません。機械作業的に、タンタンと、素材を編集ソフトに取り込みます。
その後、編集ソフトのタイムライン上に、取り込んだ素材を時系列に並べます。ここでも、<考えて>はいけません。無心で、とにかくタイムライン上に素材を並べましょう。この時点で、どの映像を使って・・・とか考えても無駄です。
タイムラインに素材を並べ終わったら、先頭から再生します。この時点からラフ編集が始まりマス。再生しながら、まず、適当でいいので、不必要なシーンをビシバシ切って捨てていきます。ただし、この時点でも、ウマイ編集をしようなどと考えてはいけません。とにかく、使えそうも無い素材を捨てるだけの作業に徹します。
不必要なシーンを捨てると、最初1時間くらいあった素材が20分くらいになっているはずです。これくらいになって、ようやく、<考えて>の編集が可能になってきます。そして、ここから先は、映像をいじるのが楽しくなるはずです。だって、もう、面白くないカットがなくなっているんですから。
この先の料理は、アナタ次第。もはや、使える素材しか残っていないのだから、どういじっても、なんらかの形になってくると思います。最後にワンポイントだけアドバイスを。映像の、最初にタイトルを、終わりにエンドクレジットを入れると、それっぽく仕上がりますんで、ぜひお試しを。
あ、不必要なシーンを消していったら、なにもなくちゃったよぉ・・・とお嘆きの方が、ひょっとしたらいらっしゃるかも。そんなアナタには、ご要望があれば、チャリヨシさん流使える旅映像素材の撮り方講座をお送りしますんで。ご要望、ファンレター、待ってます。
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