Hammam
そういえば、モロッコにもハマムが

2012.8.1 / Morocco(Essaouira) 本日 自転車0km走行 : Total 39247km走行
天気:曇時々晴 ネット:1
朝飯→オムレツ 昼飯→ピザ 夕飯→ハリラ / 宿→Hotel Smara(76ディルハム)

(English)
 I stayed in Essouira.



 遅く起きた朝、寝ぼけ眼で、iPod Touchのメモ帳であるMandalArtを開いて情報を整理していたら・・・やりたいことリストの中に<ハマム>と書かれた文字を発見。

 ハマムといえば、トルコ風呂のイメージが強くて、トルコに行ったら入ろうと思っていたんだけど、モロッコにも、ハマムがありまして。エッサウィラの町を歩いていても、いたるところに、<ハマム><マッサージ>とかかれた看板を見かけていたのですよ。今まではなんとなく、心の余裕がなくて、入ろうって気にならなかったんだけど・・・映像編集がひと段落したところだし、今日は成り行きで延泊しちゃったから、特にすることないし・・・ハマム、行ってみるか、と思い立つ。

 で、いざ探してみると・・・通り沿いの目に付くところにあるハマムは、意外と高い。安そうなところだと思って入ってみたら、ドゥチャと呼ばれる公衆シャワー所で、ここはハマムとは違うって言われたりして。ハマムって、いわゆる公衆浴場なんですが、日本のように浴槽にどっぷり浸かれるタイプではないようです。熱湯スチームをガンガン炊き、風呂部屋全体を温めてあるサウナのようなお風呂みたい。ということで、単なるシャワー、ともまた違うらしいのですよ。

 まぁ、ここは初ハマム体験だし、奮発しちゃうか、と、ちょっと高めなハマムに入ることに。手ぶらで入ったのだが、タオルとか手桶は無償で貸してもらえた。ただ、石鹸とかはオプション料金を払わないといけない。今回は、まぁ、ハマムってどんなところ?と体験入浴のつもりなので、オプションはなしのシンプルプランで挑むことに。ちなみに、ハマムのオプションには垢すりとかマッサージとかもある。

 さて、奥へ案内され、通された小さな部屋。「ココが脱衣場だから、服はここで脱いでくださいね」と案内のお姉さん。昼過ぎの早い時間だからか、オイラ以外のお客はいない。ほおほお、と服を脱ぎ、丸裸にタオル一枚となって、いざハマムへ。思ったより小さな部屋のハマム部屋、湿気を含んだスチームがモウモウとたちこめており、確かに、ここはサウナだ。

 一応小さなバスタブみたいなのがあるのだが・・・「あ、この中には入らないでくださいね。ここのお湯を桶ですくって、カラダに流すのがハマムですから」と、お姉さんの、ハマム入浴講座。

 案内のお姉さんは、入浴中ずっと同伴してくれんのかと、ドキドキしちゃったのだが、シンプルプランで、そんなことはあるはずもなく、オイラを残して、お姉さんはハマム部屋から退出。ん~、一人だと、この中でどう過ごせばいいのかわからんな。ハマム達人のモロッコ人が入っていてくれたら、見よう見まねでハマムを堪能するところなのだが・・・とりあえず素っ裸になって、湯を浴びる。

 結局20分間、ボーっと過ごしただけで、出る。まぁ、サウナですから。何もしなくても、入浴後のひと時は心地いい。う~ん、確かにハマム、いいんだけど・・・こんなに払ってまで入るもんじゃないな。今度は安いハマムを見つけたら、入ることにしよう。

 ちなみに、ハマム、素っ裸で入るものではないらしい。後でネットで調べたら、「普通はパンツ一丁で入ります」って書いてあった。

 さて、ハマムの後、エッサウィラの町をウロウロしていたら、クレープ屋の店先で、5kgの巨大ヌテラを発見。ヌテラ大好きオイラは、当然のように釣られ、この店で、ヌテラクレープを買ってしまいました。早速パクリ・・・そりゃ、ウマイ。ヌテラが外すワケがない。はうう、バレンタインで、こんなのを贈ってもらったら、確実に落ちるな、オイラ。え、いや、ヌテラクレープじゃなくて、5kgの巨大ヌテラを、デス。あ、でも、旅行中に贈られても困るだけですケド・・・と、そもそも贈ってくれる人もいないのに、妄想。