(English)
I stayed in Essouira.
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急がなきゃと言いつつ、なぜかまだエッサウィラに滞在。CD屋のお兄ちゃんに次にマラケシュに行くんですよ、と話したら「マラケシュ?・・・今の時期、死ぬほど暑いぞ、止めておけ」と言われて、怖気づいたというのもあるのですが、モロッコの音楽情報調べるついでに、HPのアーカイブページの更新作業をしはじめたら、止まらなくなってしまった、というのが大きな要因。
タンザニア以降、更新するのを貯め込んでしまっていたアーカイブページ。やらなきゃやらなきゃ、と思いつつも、ケニア→ウガンダ→エチオピア→セネガル→サハラ砂漠越えと、濃ゆいアフリカが続き、旅の日々に翻弄されて、アーカイブ更新どころではなかったのです。
で、ようやく手をつけたのですが・・・しかし、貯めちゃうと、ホント大変だな、この作業。情報をまとめるだけだから、映像編集と違って、新しいモノを作っているというクリエイティブ感が薄く、<労働>感が強くて、ノリきれない。せめて、ちょっとでもクリエイティブに楽しい作業を、と、「地球の走り方」の新装に凝ってみる。
やらなきゃいけないことは、貯めると後が大変、ということは分かっているのだが、貯めてしまう。小学生の頃、夏休みの宿題を8月29日頃から始めて、泣きながら8月31日の夜を迎えるということを経験して以来、何度同じ過ちを繰り返すのか・・・ちなみに、いくらギリギリになっても、とりあえずの完成形にもっていく、というのは、途中で投げ出すことを許さなかった親の教育の賜物。
そんなオイラは、大人になり、会社に入っても、論文締め切りが近づかないと原稿を書き始められなかった。結果、上司にチェックをお願いするのが毎回締め切り前日。「お前は、毎回こうだな。社会人ってのは、もっと計画的に仕事を進めるもんだぞ。いつまで学生気分でいるつもりだ」と、怒られてばかり。
ええ、大人になったら、もっとちゃんとする人になるんだと思ってました。子供の頃見ていた大人は、ちゃんとした人たちばかりに見えていたし。でも、自分は、歳を重ねても、小学生のあの頃とぜんぜん変わらない。この事実に、愕然とする。
大人ってなんなのだろう?と改めて思ってしまったので、中川いさみさんの<大人袋>を読んだのだが・・・答えは見つからない。
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