(English)
I run on the Pyrenee Mountains road.
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さて、昨日から走り始めたフランスピレネー道。ルションから続くこのルートは、これからボルドーでお世話になるステファンお勧め道でして。「バルセロナからボルドーに来るんだったら、ピレネー通るんだろ。だったら、フランスに入ったら、ルションから、アレウ、ロウデスへと抜ける道が最高にお勧めだよ。この道、ツール・ド・フランスで使われていた道だから。特に、トゥマレ峠はタフだけど、走り甲斐があるから、がんばって」というメールをもらっていたのです。
一応ピレネーに突入したものの、まぁ、ピレネーのさわりだけ楽しんで、サクッと抜けてしまおうと思っていたのに、<ツール・ド・フランス>という言葉に反応してしまったオイラ。いや、別に、ツール・ド・フランスを見ていたわけでも、思い入れがあるわけでもないんですけど。単なる、ツール・ド・フランスの道を走るって、なんか、ワクワクするじゃん、というミーハー心から、その道を走ることにしたのですよ。
ということで、オイラ的に、気分は、すっかりツール・ド・フランス。
そんなツール・ド・フランス道、大変な山道続きですけど、景色は抜群。テンションあがります。今日も、二つの峠に挑み、二つ目のアスピン峠の頂上に夕刻に到着。ここからの景色は超絶景。せっかく景色がいいところに上ってきたんだし、このまま降りるのはもったいない。ということで、この峠でテント泊しちゃったりできないかな・・・と思ってキョロキョロしていたら、そこに泊まっていた一台のキャンピングカーからおじさんが出てきた。「ここまでそれで上ってきたのかい?すごいな・・・なにか欲しいものあるか?」と聞いてきてくれたので、「じゃぁ、水をもらえます?」とお願いして水をいただく。そんなおじさんに、「ここで、テント張っちゃって大丈夫ですかね?」と聞いてみたら、「僕らも、今日はここで一晩あかすつもりだから。まぁ、大丈夫かどうかは分からないけど、何かあったら、呼んでくれればいいからさ」と心強い言葉をいただきまして。ということで、今晩は、この見晴らしのよい峠にテントを張り、野宿。
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