(English)
I couldn't move from here.
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今日も天気が悪い。一応雪ではなく雨になっているようだ。外が外なだけに、今日は一歩も外に出なかった。昨日のうちにスーパーで今日の分の食材を買ってきておいたので、外に出る理由がない。気分転換に出たとしても、靴がびちゃびちゃになり、足が冷たくなって返って嫌な気分になるだけだし。
ということで、Wifiが飛んでいる宿の、30度の温度設定がしてあるヒーターでヌクヌクとなっている部屋で、手が届くところにチョコとスナック菓子が置いてある机の上でパソコンを広げ、一日、なにやらカタカタキーボードを打っているオイラ。快適な空間で、さぞかし作業も進んでいることなんだろう、とお思いでしょうが・・・やらねばと思っている作業は、一向に進まず。日記は書かないし、描くぞと宣言した漫画も描いてない。ただボーっとネットの記事を読み、WEB漫画を読み、動画を見ているだけ。
人が「やる」時、快適すぎる環境というのは返って弊害になることがある。快適、便利が過ぎると、一時的な享楽の方に、気持ちが流れていってしまうのだ。
何かをやる時には、まず、自身の精神的な<これをやりたい>というモチベーションが原動力になる。ただ、このモチベーションってやつは、思い立った瞬間は燃料になるのだが、時間の経過と共に悲しいかな弱まっていくものでして。
じゃぁ、モチベーションが弱まっても、やるべきことを続けていくにはどうしたらいいのかというと・・・二つ方法があると思うんですよ。
一つ目は、人の目があるところで作業をする方法。これは、自堕落になりがちな自分自身の心を、人の目を気にすることによって、堕とさせない効果がある。なので、オイラの場合も、個室のホテルに泊まってその部屋で作業するより、ドミのホステルとかに泊まって、ホステルのリビングのテーブルとかで作業したほうが、はかどるんです、ハイ。実際、個室のホテルに泊まった時は、ほぼ作業できてないんじゃないかなぁ・・・
二つ目は、やらなきゃヤバイというプレッシャーを課して作業する方法。締め切りがあったり、ライバルががんばっていたりすると、やらねばっていう気持ちが沸いてくるじゃないですか。人は、負の状態に置かれると、そこから脱出しようとしてがんばろうとするので、その力を利用するってワケなんです。オイラの場合、ヤバイ忘れないうちに書かなきゃ、と、定期的に、このプレッシャー方法が発動しちゃう厄介なメモ魔性格なんで、自然とこの方法を使っちゃって作業を進めることができるんですが・・・今回は、アルバニアのティラナでたまっていた大量の日記を書き上げたばかりということもあり、<ヤバイプレッシャー>は発動せず・・・
快適ではない環境で枷があることによって、<やらねばパワー>は作り出される。何かやりたいものがあるケド続かない、っていうのは、今居る環境が快適すぎるからなのでは?
人間、ちょっと不快適なくらいがちょうどいい。
enjoyばかりではhappyになれない。
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