Global standard
どこへ行っても味わえるもの

2013.1.3 / Croatia(Zagreb) 本日 自転車0km走行 : Total 43224km走行
天気:曇時々晴 ネット:1
朝飯→サンドイッチ 昼飯→野菜スープ 夕飯→ニョッキ / 宿→Hostel CHIC(ドミ112クーナ)

(English)
 I stayed in Zagreb.



 行動範囲がさして広くないザグレブの街なのだが、マクドナルドを二軒も見つけてしまった。別に入りたくなるとかではないのだが、目に付いてしまう、あのMマーク。そう、あのMマークは世界中いたるところで目にすることができる。

 旅に出る前、ヨーロッパでは、マクドナルドは<多国籍企業による文化破壊の象徴>に見立ててられていて、出店に対して反対運動が起きたり、店舗が破壊されたりすることがある、なんて話を聞いていたので、欧州にはマクドナルドってあんまりないんだろうなぁって、思っていたのですが・・・

 来てみたら、欧州にも、マクドナルドが結構あるのにビックリした。もちろん、小さな町にはないんだけど、大きな街に辿り着いたら、かなりの確率でMマークが目に入る。で、店も結構賑わっているのだ。しかも、観光客って感じではなく、地元の人が入っている感じで。

 そんなギャップがあったので、スペインでカルロスにお世話になっていた時に、マクドナルドについて聞いてみたんですよ。そしたら、「うん、若い時には、よく行ってたよ、マクドナルド。でも、大きくなってからは、全然行かなくなったなぁ。お酒飲むようになったら、スペインではみんな、バルに行くようになるからさ。」と言っていた。なんか、ちゃんとすみ分けができているみたい。ファーストフード店があるからと言って、バルのような昔からある食べ物文化が破壊されるワケではなく、ちゃんと共存している模様。

 そんなマクドナルドも、実はアフリカには、あまりないんですよ。オイラが行ったアフリカの国々で、マクドナルドを見かけたのは、南アとモロッコくらい。アフリカでは、食べ物の物価基準が低すぎて、マクドナルドの価格でも、やっていけないんでしょうな。だって、南アにしろ、モロッコにしろ、マクドナルドって、高級ハンバーガーショップのイメージでしたもん。アフリカでは、マクドナルドで、ハンバーガー食べるより、地元の飯を食べた方が、全然安いし、腹いっぱいになる。なので、アフリカでは、マクドナルドに入ってハンバーガーを食べているのは、結構ハイソな大人たちだけ。

 ってなことで、世界中どこにでもありそうなマクドナルドでも、全世界制覇ってことになるとは難しいようだ。マクドナルドで難しいんだったら、世界中どこでも味わえるものなんて、ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが・・・一つだけ、世界中、どこへ行っても味わえるものがある。それは、<コカコーラ>。アフリカの奥地であろうと、反米キューバだろうと、コカコーラだけはどこにでもある。あれこそが、世界中の人たちが知っている味なんですよ、ハイ。