Music Village
音楽で溢れている海辺の村:コシュカシュレッスン2日目

2013.6.11 / Ghana(Kokrobite) 本日 自転車0km走行 : Total 45147km走行
天気:晴
朝飯→オムレツサンド 昼飯→ぶっかけ飯 夕飯→ぶっかけ飯 / 宿→Big Milly's Backyard(ドミ泊12セディ)

(English)
 I stayed in Kokrobite.



 今日も引き続き、サム師匠が、コシュカシュを教えてくれるというので、朝から土産物屋へ。それにしても、コシュカシュを4つ買っただけで、こんなにもいろんなことを教えてもらって・・・いいのかいな。

 ま、ともかく二日目に習ったコシュカシュの内容は・・・

 バックロール(フロップエアターン)を交えた4拍のリズムパターンの両手ユニゾン打ち。

 両手でフリップフロップを叩く際、片方の手で、フリップヘリコプターを入れてから入り始めることにより、ディレイドフリップフロップにするパターン。

 フリップヘリ、フロップヘリを混ぜた正逆回転ヘリパターン。

 右手でフリップヘリを回しながら左手でフロップヘリを回すという、左右で回転方向が違うヘリパターン。

 右手でフリップエアターンを交えた4拍パターンを叩きながら、左手ではフリフログリップを叩くという、左右で全然違うリズムを叩くパターン。

 と、昨日に引き続き、盛りだくさん。

 さてさて、今日のレッスンで、とにかくいろいろやったヘリパターン。いやぁ、まさに、この技を知りたかった。コシュカシュって、右手左手を組み合わせることで、様々なリズムパターンを作り上げることができ、それぞれの組み合わせ技パターンとかは、ネットとかで紹介されているんで、やろうと思えば、独学で学べる。が、これらの技を組み合わせて変化のあるミックスリズムを奏でようと思ったら、はて、個々の技は、どうやってつなげばいいのやら?と疑問に陥って前に進めずにいたんです。そんな悩みを、サム師匠に教わったヘリ技が解決してくれることが分かりまして。

 両手でユニゾンプレイをしている最中に、片手だけ一回ヘリ技を入れると、片方が2拍分、ズレることになるんですよ。4拍フレーズで考えると、片方が裏打ちパターンになる。また、技と技の間に、複数回のヘリパターンを挿入することで、休符ができることになる。4拍フレーズで考えると、二回まわすと4拍分空くことになる。こうして、裏拍パターンに切り替えたり、間を空けたりすることで、複数のリズム技を多彩につなぐことができるようになるんです。

 う~む、今日教わったことは非常にためになったぞ・・・と、レッスン後、村を歩きながら、習ったばかりのヘリ技の復習練習をしていたら、どこからともなく、太鼓の音が聴こえてきた。お、ガーナでは昼間っから太鼓を叩いているのかいな?と思って、音色のするほうへ行ってみたところ・・・広場みたいなところに、デッカイスピーカーが設置されていて、そこで、大音量で、太鼓音楽が鳴らされているだけだった。なんだぁ、生太鼓じゃないのか・・・と、ちと残念ではあったのだが、広場では、その音楽に合わせて、皆さん踊りまくっていて・・・この踊りが見れただけでも、まぁ、よかった。ガーナ人の踊りは、どことなくキュート。

 その後、海岸で、コシュカシュの練習をひたすらしていたら、夕刻にまたもや太鼓の音が聴こえてきた。時々不安定に途切れる感じは、今度こそ、生演奏っぽい。ということで、行ってみたら・・・二人のラスタマンが、ジャンベを叩いてた。お~、なるほど、これがガーナ・ジャンベかぁ、と思って、聴かせてもらっていたところ、演奏がひと段落したところで、「サンバ&ケニケニを叩いてくれないか?」とのお誘い。よろこんで、と、二人に交じって、太鼓演奏をすることに。一応ね、ジャンベと合わせて叩く、サンバ&ケニケニも、ジプソンや、ジャー師匠に教わっていたので、それなりには叩けるオイラ。叩き終わった頃には、すっかり周囲は暗くなっていた。

 あ~、楽しかった。ちなみに、このお二人、もともとブルキナ出身らしい。ということで、ジャンベスタイルも、ブルキナスタイルだった模様。

 と、まぁ、こんな感じで、滞在二日目にして、早くも、お腹一杯になるくらいの音楽体験ができちゃってまして。日記に記した以外にも、町の店からは、常にレゲエミュージックが流れていたりと、一日中音楽で溢れているココロビテの村。こりゃ、滞在延びそうだ・・・
























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