African like Reggae
週末はミュージックナイトⅡ:アフリカ人はホントにレゲエ好き

2013.6.15 / Ghana(Kokrobite) 本日 自転車0km走行 : Total 45147km走行
天気:晴時々曇
朝飯→パンケーキ 昼飯→唐揚げ&フライドライス 夕飯→唐揚げ&フライドライス / 宿→Big Milly's Backyard(ドミ泊12セディ)

(English)
 I stayed in Kokrobite.



 朝起きたら、昨日の太鼓たちはきれいに片付けられ、ステージには、スピーカーやPAやドラムセットやらが、山積みされていた。今日の夜のステージは、ガーナのモダンミュージックらしい。音楽大国であるガーナ、興味があったのはトラディショナル音楽だけじゃなかったんでね。今流行っている音楽を体験するってのも、ガーナでやりたかったことの一つ。うむむ、今夜も楽しみだ。

 さて、今まで飯は、歩いて5分くらいいったところに広がるココロビテの中心まで行って、適当なお店で食べていたんですけど・・・昨日の夕刻から、宿近くにある<ライスマスター>という屋台が開きまして。ライスマスターのマスターであるジョーさんによると、客が増える週末だけ、料理を作って出しているとのこと。で、昨日の晩、この<ライスマスター>が開いているのを発見し、近いからという理由で入ってみたのですが・・・ここの唐揚げが絶品だったのですよ。サクサクの衣に、ほんのりスパイスのカホリがするジューシーな鶏肉本体。ここの唐揚げは、旅で食べた唐揚げで、ナンバーワンの味。ジョーさん、日本で店を出しても、絶対売れるよ、これ。

 で、今日、朝飯を食べに、<ライスマスター>に行ったところ、ちょうど唐揚げをあげるところだ、ということで、料理の様子をお邪魔見させてもらうことに。ジョーさんによると、鶏肉をあらかじめ2時間くらい、スパイスを混ぜ合わせた下味スープにつけておくのがポイントとのこと。その下味スープのスパイスの調合を聞きたかったのだが・・・いろいろありすぎて、メモしきれず。

 ということで、すっかり<ライスマスター>の唐揚げに胃袋を掴まれてしまったオイラは、昼飯も、夜飯も、<ライスマスター>の唐揚げ定食を食べるために、通い詰め。いや、マジ美味い。こんなに美味しいのに、値段は他の店と同じ、唐揚げ一つあたり1.5セディ。いやぁ、他の店で、それなりの唐揚げを同じ値段で食べるのがバカバカしくなっちゃいます。

 そんな感じで、ライスマスターの飯でパワーをつけながら、昨日に引き続き、宿題フレーズを練習して過ごした本日の日中。夜になったら、ライブ鑑賞。美味しいものを食べ、音楽と戯れる。ああ、なんて幸せな生活なんでしょう。

 さてさて、今日の夜のステージはというと・・・まず、前座として、オイラが浜辺でジャンベセッションをさせてもらっているマドゥたちがやっているバンドの演奏が始まった。楽器としてはコラとかも入って、ブルキナ風。ま、これは、マドゥたちが、ブルキナ出身って聞いてたから、そう感じれただけなんだけどね。きっと知らなかったら「うむむ、ガーナもブルキナっぽい音楽なんだな」って勘違いしちゃっていたに違いない。

 そして、マドゥたちのステージが終わって、次に始まったのが・・・レゲエ音楽演奏だった。ガーナはレゲエ音楽もめっちゃ流行っているとのことは聞いていたんです。で、訪れたココロビテは、ラスタマンがいっぱいいて、昼間店のあちこちで、レゲエミュージックが大音量で流れていて、なるほど、レゲエの国だ、って印象は強く持ったのは確か。

 いや、実は、ガーナに限らず、アフリカ人はホントレゲエ好き。どこ行っても、ボブマーリーのアイコンはあちこちで見かけるし、「オレはレゲエが大好きだ。お前は?」ってよく聞かれる。

 正直、オイラ、レゲエはそんなに好きではないんですよ。いや、たまに聴くのはいいんですけど、レゲエってほら、ツッチャッツッチャッっていう基本のリズムを延々繰返しているあまり変化のない音楽じゃないですか。なので、ずっと聴いていると飽きてきちゃうんですよ。アフリカ人は、その点、ずっとレゲエを聴いてられるみたいで。あ、いや、レゲエがかかるとすぐに踊りだしちゃうから、踊っている彼らは退屈になんてならないのだろう。

 今夜のライブも、そんな感じで、延々ツッチャッツッチャッのリズムでレゲエがずっと続いた。最初は皆さんが踊っているのを見るのが面白かったのだが、さすがに、飽きてきちゃったので、そろそろ寝るか・・・と、爆音がまる聞こえのドミ部屋に戻り、寝ようとしたところ、

 曲調が変わった。

 む、これはひょっとしてハイライフってやつじゃないのか!?と慌てて一旦寝転がったベッドから起き上がり、再び外へ。すると、曲に合わせて、レゲエダンスとは違ったノリで、皆さんが踊り始めたところだった。

 レゲエタイムが終わり、新たに演奏され始めたのは、ガーナのモダン音楽である<ハイライフ>というジャンルの音楽。バックビートがきいていてダンサブルで陽気なナンバー。そうそう、これを聞きたかったのよぉ、と、眠りかけていた目をこすりこすり、再び音楽の世界へ没頭。

 ココロビテの土曜日の夜は終わらない・・・


































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