(English)
I stayed in Kokrobite.
|
|
師匠サムは、金土日と、学校に通っているので、土産物屋には顔をださないとのこと。ということで、週末はレッスンはなし。まぁ、週末は、宿で音楽イベントが用意されているとのことなので、退屈している暇はない。というか、この週末のイベントを見るために、この宿に来たようなものですから。
ちなみに、昨日、サムが週末は来れないということを聞いていたので、週末自己練習するための宿題フレーズを、昨日のうちに教えてもらっていた。基本的には、ヘリパターンとかバックロールパターンとか、ハードヒッティングパターンとかこれまで習ったパターンを応用した複合リズム技ばかりだったのだが、一つ新技として、リズムの途中でコシュカシュを上に放り投げて、落ちてきたコシュカシュを受け取ってリズムを続行させるという投げ技を習った。ということで、今日は海岸にて、一日、宿題フレーズを練習。
さて、そんな感じでオイラが練習している間に、宿の庭に設置されている屋根つきのステージには、次々と、太鼓が並べられていっていた。そして、夜になるにつれ、宿にどんどん人が集まってきた。平日は割りと閑散としている宿だったんですが・・・金曜の夜には、併設のバーの席が足りなくなるくらいお客さんで一杯になった。そして・・・お待ちかねの太鼓ライブステージが始まった。
ジャンベとは違い、キューバのコンガに近い形状の太鼓がメイン。それに、ブラジルのアタバキのような径の小さな太鼓やら、カホンのような太鼓、そして、カラバシュによるフリモノ系の楽器や、拍子木のような木竹系の楽器が合わさり、複雑なビートを奏でていく。ちなみに、カホンは、両足で底部を叩くことで、ドラムセットのバスドラのような低音ビートを刻んでいた。なかなか興味深い使い方だ。
さて、ステージは、太鼓演奏だけでなく、ダンスが絡んできたり、大道芸人さながらの曲芸を披露するパフォーマーが絡んできたりと、見た目にも楽しめる超エンターテイメントで。時間はあっという間に経ってしまった。うむむ、なるほど、これが、ガーナのトラディショナル音楽か。素晴らしいじゃないか。
いやぁ、やっぱりホント、ガーナ、スルーしなくて大正解だったよ。
西アフリカのトラディショナル音楽は、基本太鼓メインなので、太鼓に興味がない人には、どれも同じ音楽に聴こえちゃうかもしれない。しかし、太鼓に興味ある人は、国ごと、いや、地方ごとに、変わっていく太鼓スタイルを見ていくのが面白くてしょうがないのデスよ、はい。
|
|


|