Last Lesson
分かれば分かるほど面白いぞコシュカシュ:コシュカシュレッスン4日目

2013.6.17 / Ghana(Kokrobite) 本日 自転車0km走行 : Total 45147km走行
天気:晴
朝飯→ぶっかけ飯 昼飯→ぶっかけ飯 夕飯→オムレツサンド / 宿→Big Milly's Backyard(ドミ泊12セディ)

(English)
 I stayed in Kokrobite.



 昨日のジャンベ演奏に感化され、またもやジャンベを習いたくなってしまったオイラであったが・・・いやいや、今はコシュカシュに集中すべきでしょ、と、とりあえず、ジャンベはペンディング。

 さて、3日ぶりに顔をだしてくれたサムに今日もレッスンのお願い。基本的な技とか、それらの組み合わせ方とかはだいぶ分かってきたので、今日はトリッキーな技として、片手プレイを教えてもらうことに。そうそう、ガーナ人は、よく片手でプレイしているんですよ。両手で出来ないから片手でしかやらないっていう人もいるのかもしれないけど・・・基本的に、片手プレイは片手プレイならではの、独特のノリを出すために、あえて片手でプレイしているみたい。

 で、その独特のノリを出すための技として、片手で玉を振る際に、玉を当てる前に、もう片方の手で玉をはじいてしまうというものを教わった。これ、上下でひねりを加えなきゃいけないため、結構はじくほうの手首の動きが難しい。このパターンを3パターンくらい習った後、ヘリやパワーヒッティングを交えてリズムを作り出していくやり方を教わる。

 そして、一通り技を教えてくれた後、サムが、携帯を取り出し、携帯に入れてある音楽を流しはじめ、それに合わせて片手プレイをしはじめた。片手プレイは、既存の音楽にあわせたビートを作りやすいようだ。なるほど、これは、誰か楽器を弾く人とコラボする時に、使えるな・・・

 さてさて、サム師匠のコシュカシュレッスンも今日で終わりにすることにしたんです。一応、オイラの知りたかったことは全部教えてもらえたし。あとは、教わった技をちゃんとできるようにするのは、自分でやらなきゃいけないことだし、技の組み合わせも教えてもらった仕組みでやっていけば、できるようになるはず。

 そんなサム師匠、今日は、売り物用に新たなコシュカシュを作るっていうんで、レッスン後、コシュカシュ作りを密着取材させてもらうことに。ガーナでのコシュカシュの実は、Volta Regionというホーという町の近くの場所で採れるらしい。で、そこで採ってきた実を乾燥させ、底部に穴をあける。中には種が入っていて、それだけでも、シャカシャカなるのだが、より鳴りをよくさせるために、細かい石ころを追加で入れるらしい。で、その後、この穴にヒモを入れ、穴よりちょっと大きめに作っておいた木の蓋状のモノで栓をする。この際、ボンドできっちり接着しておく。栓の飛び出した部分は、木槌で叩いて引っ込め、ヤスリで滑らかにして完成。

 それにしても、セネガル、マリ、ガーナと、同じ楽器なのに、それぞれ作り方はまちまち。いやぁ、コシュカシュ、知れば知るほど、面白い楽器だ。










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