(English)
I arrived at Accra.
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習ったコシュカシュをもうちょっとジックリ自己練習しておきたかったり、ここでジャンベを習うのもいいなぁと思ったり、と、ココロビテにはまだまだ居たい気持ちはあったのですが、なんだか、気持ちが先を急げという。当日の朝まで出発すべきかどうか、悩んでしまったのですが、結局、ココロビテを出発することに。
というのも、夏の北欧を走らなきゃって気持ちが強くありまして。ええ、そういう制限がないと、いつまでたっても、西アフリカから出られませんから。ここは、旅を先に進めるためにも、＜先の予定＞の力を使って前に進もうかな、と。
楽器修行は、ホント、キリがないんですよ。んでもって、確かに新しい技とかココのグルーブとかを習うことで覚えたいってのはあるけど・・・オイラのキャパ的に、だいぶパンパンな状態にはなってきてまして。それよりも、今まで習ったことをちゃんとできるようにすることの方が、重要だし、それこそやれねばならないことだろう、と、思ったのもありまして。
まぁ、なんていうか、＜まだまだやりたい＞っていう気持ちを無理やり理屈づけて、自分を説得して次に進む感じです、ハイ。
今日はサム師匠は店には来なくて、代わりに来ていたサムのオヤジさんに見送られて、宿を出発。サムのオヤジさんはサムにそっくり。ちなみに、サムには妹もいるのだが、妹もサムにそっくり。
ココロビテからは、前回通ってきた未舗装泥道ではなく、グーグルマップでチェックした方の、それなりによいと思われる道を通ってアクラに戻ることにしたのだが・・・確かに、前回ほど全面未舗装道ってワケではなかったのだが、ところどころ未舗装道があり、しかも、今朝降った大雨のため、水溜りが出来ていて、今日も、大通りに出るまで、走りは一苦労。
そして、戻ってきたアクラで、よさげな宿を見つけたので、チェックイン。ふ～、久々の個室に、なんだかリラックス。ココロビテでは、ずっとドミ部屋だったからね。ドミ部屋にはコンセントもなかったから、パソコンもろくに開けなかったし。ま、それはそれで、修行に専念できたから、よかったのだけれども。
そして、宿に荷物を置いた後、早速、久々にネットをつなげに、ネットカフェへ。いやぁ、ネットもねぇ・・・ココロビテでは、ネットカフェはあるにはあったんだけど、１時間かけても文章メール１通すら読み込み完了できないくらい遅い回線だったので、もう、ネットは諦めたのですよ。で、ネットを諦めたからこそ、コシュカシュ修行に専念できたってのもありまして。こんな感じで無いならないで、別に過ごせるんですけど、やっぱりあるとなると、つないじゃう。Wifiがある宿にチェックインしていたら、一日中ネットってことになっていたかも・・・ネットはホント時間課金でやるくらいがちょうどいいような気がしてきました、最近。
ネットの後は、アクラの街をブラブラ。首都だけあってデカイ街だ・・・ガーナも結構栄えている国なんだろうな。しかし、只今、インフレ加速中らしい。サムが、「今のガーナ経済は全然よくないよ。モノの値段はあがりっぱなし」と言っていた。続けて「日本はどう？」と聞かれたので、「日本は逆でデフレぎみみたいだよ」と答えたところ「いいな、モノが安く買えるようになっているなんて」とサム。まぁ、下がりつつあるといっても、日本の物価って、世界基準で考えると、基がかなり高めだから。そして、一般市民的感覚からすると、安くなるのは嬉しいことなのだが、デフレはデフレで、企業を圧迫するため、先行きを考えると、あまりデフレが進みすぎるってのもいいことではないし・・・
海外にいると、製品輸出に関しては、完全に韓国勢に押されている感じ。車はまだトヨタブランドが強い感じだけど、電化製品はビミョウ。実際のところ、どうなんでしょ、最近の日本経済って。
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