(English)
I went to Prekestolen with my bicycle.
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さて、いよいよ今日からノルウェー本格走りスタート。まず向かうのは、プレーケストーレンという絶景ポイント。
スタバンガーから対岸までフェリーで渡る。出発間際のフェリーに急いで乗り込み、そのままチャリ脇に居たら・・・料金を請求されることなく、対岸に到着してしまった。ん?このフェリーってタダで運航しているものなのでしょうか?
さて、プレーケストーレンまで走る。で、どうやら、プレーケストーレン付近は、トレッキングでしか行けない場所らしく、とてもフル装備の自転車で突っ込めるところではないらしい。ということで、荷物を置くべく、近くにあったキャンプ場にチェックイン。しかし、やはり観光地近くのキャンプ場だけあって、高い。
テントを張って、荷物を置き、いざプレーケストーレンへ。ナップザック一つ持って、ファニーバニーにまたがり、向かう。
ファニーバニーは、トレッキングロードの入り口付近に置いて、後は歩いていくつもりだったんですけど・・・せっかく絶景ポイントへ行くんだから、相棒も連れて行ってあげたいな、と思いついちゃいまして。道は確かに岩場なんですが、以前ペルーでプトゥクシ山に相棒を連れて登った時と比べれば、大したことなさそう・・・
なんて思って、相棒を連れて登り始めたのですが、これが、結構キツカッタ。
最初、降りてきたおばちゃんに「アナタ正気なの?無理よ無理。ここでいいから自転車置いていきなさい」なんてアドバイスされてたんですよね。
でも、無理と言われると余計燃えちゃうオイラ。そのまま相棒を担ぎ続けて・・・ええ、岩場だらけの山道なんで、一箇所も乗れる場所なんて無いわけですよ。「こんなところじゃダウンヒルもできないし、なんのために自転車もっているの?」なんて聞かれたりして。
そんな中、「リスペクト」なんて声をかけてくれる人もいて。なんか、嬉しかった。
さて、そんな感じでめっちゃ苦労して登ったというのに、プレーケストーレンに到着した時には、周囲には濃霧が立ち込めているし、雨まで降っているという最悪の天気状況。なんだよぉ、と嘆いていたのですが、よくよく見ると、雲は流れていて、時々青空が覗いている。
これは、待っていれば、晴れるかも、という勘に従い、しばらく待っていたら・・・ホントに晴れてきた。
しかも、虹を伴って。
これは、待った甲斐があったよ。最高の状態になり、相棒と一緒に記念撮影。ええ、この一枚の写真を撮りたいがために、相棒を連れてきたんですよ。たったこれだけのために、苦労をする・・・これが旅なんす。
ちなみに、この写真を撮った時刻は20時過ぎ。いやはや、日が長い今だからこそできた芸当ですな。
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