Why do they know Japanese Language?
馴染みになった八百屋にて

2013.11.21 / Romania(Brasov) 本日 自転車0km走行 : Total 50201km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→チャーハン 夕飯→瓶詰め煮込み / 宿→Liberty Villa Hostel(ドミ30ルーマニアレイ)

(English)
 I stayed in Brasov.



 ブラショフに停滞して、もう3週間以上過ぎた。そんなブラショフでは、宿の近くに、いつも買出しに行く八百屋さんがありまして。玉ねぎ2個とかトマト2個とか、その日使う分だけ個別買いをするので、ほぼ毎日のように顔を出している、その八百屋さん。店員さんとはすっかり顔なじみ。

 で、オイラが行くたびに、カンフーポーズをして迎えてくれるのが店員の陽気なお兄さん。いや、だから、カンフーはチャイニーズで、オイラはジャパニーズだっての、と何度説明しても、毎度、迎えてくれるのは、カンフーポーズ。

 そんな八百屋さん、この間、店に入ったら、髪の毛がもっさりな見知らぬお兄さんから、突然話しかけられた。「うぉっ、誰?」と思ってよくよく見たら、いつものカンフーお兄さんだったのにビックリ。「なにその髪の毛」と聞いたら、オイラのヘアスタイルが気に入ったらしく、真似しようとして、ウィッグを買ってかぶってみたとのこと。う~ん、似合わないよ・・・いつもの髪型のほうがいいと思うな。

 ところで・・・知らないお兄さんから声をかけられるといえば、ブラショフの街を気分転換にブラブラ散歩していると、オイラを見かけた見知らぬ現地の人(ルーマニア人)が、目の前で一瞬硬直することがよくある。そして、その人たちは、次の瞬間「コンニチワ」と、カタコトの日本語で、挨拶をしてくれるのだ。中国語でもなく、韓国語でもなく、ましてやベトナム語でもなく、日本語で挨拶をしてくれる、ブラショフの人たち。一瞬硬直するのは、オイラのことを日本人と判断し、覚えたはずの日本語での挨拶ってなんだったっけ、と思い出そうとしてくれているからみたい。

 海外では、アジア人を見ると、中国人と思われることが多く、最初から日本人と思って接してくれることって、意外と珍しい(モルドバでは、ベトナム人と思われたが)。だからこそ、ブラショフで、最初から日本人と思って接してくれるのが、新鮮であり、そして嬉しい。ま、八百屋のお兄さんみたいな人もいるけれど・・・

 それにしても、結構な確率で、カタコト日本語で挨拶してくれるんですけど・・・なんで、ブラショフの皆さんは、そんなに日本語を知っているんですかねぇ?と思って、グーグル先生に聞いてみたら、どうやら、ブラショフは、武蔵野市と友好都市になっていて、ブラショフには日本武蔵野センターなる施設があり、日本語教室の開催とかやっているみたいだ。なるほど。




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